京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2022/03/24
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   令和3年度福西小The final year                                      学校教育目標 「豊かな心をもち 進んで学びあう 福西の子」           

春を呼ぶ 〜「つくし」見つけた!〜

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 「つくし」は木賊(とくさ)科。杉菜(スギナ)」の胞子茎です。
スギナにくっついて出てくる事から、「付く子」,袴(はかま)の所で
ついでいる様に見える事から,「継く子」となった説もあります。
「つくしんぼ」「つくしんぼう」(土筆ん坊)とも。
地域によっては「ほうしこ」(伊予弁等)とも言われているそうです。  
 土から出てきた胞子茎は、伸びきる前は先端まで「袴」におおわれて
いて,その形状が「筆」に似ていることから「土筆」という字を当てられる
ようになりました。
 小さい頃「つくし誰の子,スギナの子」と記憶していたのですが,
つくしは出てこないでスギナがいっぱい生えてくることが多いです。
運動場の北側の草むらを(昨年つくしを見つけた辺り)をずっと観察
していたのですが,見つかるのは下の写真のようなスギナばかり。
 今日,「つくしが出てるよ」の声に勇んでカメラを片手に。
「もう春だね」と語りかけるように,すくっと背を正したつくしが
目の前で微笑んでいました。



春を呼ぶ 〜イースターにちなむ生け花〜

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 3月13日(土)土曜塾の「生け花教室」も今年度が最後。

今日は,日本ではあまり馴染みがないイースター(復活祭)の花。
今年は4月4日だそうです。春分の日の後に来る満月になった
次の日曜日がイースターと決められているとか。
 イースターのオーナメントは,エッグとか復活を表すものを
使用します。花は実際は球根の植物。例えば,ヒヤシンス,ムスカリ
スイセンなどが使われるそうです。

  今日の花材
 ・カルセオラリア(黄色の花)巾着草とも言われます。
 ・ラグラス (通称 ねこじゃらし)
 ・スプレー菊(白) (通称 ピンポン菊)
 ・キンパ(金葉と書きます)
 ・テンモン草 
 ・スーパーバイン(鳥の巣に見立てます)
 
 紙コップの中のオアシスに,先生の指示に従い,小分けにして
さしていきます。高低をつけたり,三角形に挿したり,動きを出すために
ラグラスをあしらったり,生け花も本当に奥が深いです。

 子どもたちはどんどんできあがっていく事を楽しみながら生けました。
シンプルでかつ,清々しいイースターの生け花が仕上がりました。

 茶道教室に続き,生け花教室と,先生を始めお世話頂いた女性会の
みなさん,本当にありがとうございました。日本文化の伝統に親しむ
よい機会となりました。

春を呼ぶ 〜梅の花〜

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 梅の開花時期は1月下旬から3月中旬とさまざまあります。
桜がぱっと咲いて散るのに比べ,咲き方も散り方もゆっくり。
 木の花がほとんど咲いていない冬に「梅が咲いた!」という喜びが大きく
インパクトのある花です。梅は薔薇科で,とてもよい香りの5弁花です。
「馥郁(ふくいく)たる梅の香り」の”馥郁”とは、「とてもよい香り」の
意味。この言葉は梅の香りにしか使われません。
歴史をたどると,梅は中国原産で,奈良時代の遣隋使(けんずいし)か
遣唐使(けんとうし)が持ち帰ったと言われています。
「万葉集」の頃は白梅が,平安時代になると紅梅がもてはやされたそうです。
万葉集では梅について百首以上が詠まれており,植物の中では萩に次いで
多い花です。「梅」の字に 「母」の字を含みますが,中国ではつわりの時に
梅の実を食べる習慣があることからきているといいます。
 花言葉・・・「高潔」「上品」「忍耐」「忠実」「独立」「厳しい美しさ」
       「あでやかさ」「気品」

 「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」
服部嵐雪(はっとりらんせつ)

 「人はいさ 心も知らず 古里は
花ぞ昔の 香ににほひける」
古今集 紀貫之(きのつらゆき)

 「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花
あるじなしとて 春な忘れそ」
拾遺和歌集 菅原道真 (すがわらのみちざね)


上:小畑川の紅梅 今が盛り。福西小学校の体育館を臨む。

中:久々の晴れ間をバックに

下:正門を入って左手にある梅の木。まだ三分咲きです。

春を呼ぶ 〜沈丁花〜

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 学校の玄関に入る左手の花壇に,沈丁花の花が咲き始めました。
 木はそれほど大きくなく(常緑低木)花がなければ気づかないほどです。
花は紅紫色の4弁花で,枝の先に集まって咲きます。白い色もあります。
独特のよい香りがするので,この香りだけで「沈丁花」とわかります。
「沈丁花」の名前の由来は香りのよいことで有名な「沈香」と「丁字」を
合わせたほどのよい香りがするというところから来ているそうです。

 花言葉・・・信頼・栄光・青春の喜び・自然美・不滅 
        


春を呼ぶ 〜小畑川のサギ〜

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 昨日の雨も上がり,小畑川には水鳥が再び姿を現しました。
今までにも何度か見かけたサギ。ようやく撮影できました。
 白いサギの事を「シラサギ」だと思っていましたが,実は「シラサギ」と
いう名前のサギがいるわけではないそうです。シラサギとは、コウノトリ目
サギ科のうちほぼ全身が白いサギ類の総称で,日本ではダイサギ・
チュウサギ・コサギ・カラシラサギを指します。沖縄ではクロサギの
白色型がこれに加わります。これらの鳥は,くちばしの色,体の大きさ
足指の色や冠羽の有無などで識別します。
 図鑑で調べると,小畑川にいるサギは,たぶん「ダイサギ」のようです。
川面に映る姿に見とれているような様子でした。実際は,魚をつかまえる
ためにじっと立って待っているのです。
 その「ダイサギ」が立つ向こう岸に,もう一わの水鳥「アオサギ」を
見つけました。日本のサギの仲間では一番大きいサギです。
青いサギという名ですが,あまり青くなく,英語での「グレイヘロン」
(灰色のサギ)という名の方が合っています。
もう少し観察しようとした途端,大きな羽を広げ,すごいスピードで
飛び去っていきました。
 




春を呼ぶ 〜小畑川のカモ〜

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 学校の西側にある小畑川。先日の雨で少し水かさが増しました。
福西南橋の欄干から川を見下ろすと,3組のカモのつがいを発見。
雄の後ろを泳ぐ雌の姿は,まさにおしどり夫婦。思わず泳ぐマガモを
追い遊歩道を走りました。
 下の写真は,ヒドリガモのつがい。頭の色から緋鳥とつけられたとか。
 周辺を散歩する方とことばを交わすと,「カワセミ」や「サギ」
「コサギ」などたくさんの鳥に出会い,その姿をカメラに収められ
ていました。
 これから暖かくなるにつれて,たくさんの生き物に出会うのが
楽しみです。


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バレンタインデーを彩る

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 2月13日(土)土曜塾 生け花教室にて
 明日はバレンタインデーという事で,それにちなんだアートフラワーを
生けました。花材は,「真っ赤なバラ」「葉蘭(ハラン)」「ユーカリ」
「ピンクのスイトピー」「ヒペリカム」の5種。今回の「ハラン」は筋の入った
大きな葉です。お寿司屋さんでもお馴染みですね。最近ではお弁当の仕切りに
使われますがすべてビニール製。ビニール製のものを「バラン」生の葉を
「ハラン」と言うそうです。まずオアシスをハランでぐるっと巻きます。
もうこれだけでもアートです。
春を象徴する「スイトピー」が柔らかくてかわいいです。
 ヒペリカムのオレンジ色の実がハランに映えます。
 一本のバラは堂々と真ん中に。ユーカリの葉は脇役と言ったところ。
 最後に一口チョコレートをワイヤーに巻いてできあがり。
 さあ,みなさんの愛は届いたでしょうか?

 

寒さに強いガーデンシクラメン

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 シクラメンはサクラソウ科の多年草。
冬の花の代表で,この時期花屋の店頭にもポインセチアと共に並んでいます。
シクラメンは地中海沿岸,トルコからイスラエルにかけて原種が自生しています。
名前は花茎がはじめ丸まった状態で発生することから「サイクル(Cycle)」から
命名されたそうです。 古来は花ではなく,塊茎のデンプンが注目され,
サポニン配糖体を含む有毒にもかかわらず「アルプスのスミレ」などの美称が
あり,食用とされていました。大航海時代以後ジャガイモがもたらされると,
シクラメンを食用にする習慣はなくなったそうです。植物の歴史をたどるのも
興味深いですね。
 シクラメンの花に着目してドイツで品種改良が行われました。今では花色も
ピンク白,赤,黄などバラエティに富んだものができています。
 シクラメンに関するおもしろい伝説があります。草花好きだったソロモン王が
王冠に何か花のデザインを取り入れようと思い様々な花と交渉するが断られ,
唯一承諾してくれたシクラメンに感謝すると,シクラメンはそれまで上を向いて
いたのを,恥ずかしさと嬉しさのあまりにうつむいてしまったという話です。
 シクラメンの花言葉が「恥ずかしがり屋,はにかみ,内気」とは何とも遠慮
深い花ですね。 


冬のひまわり&春を待つアリッサム

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 こぼれたひまわりの種から芽が出て,冬といえど暖かな日差しを浴びて
茎もぐんぐんのび,きれいな花を咲かせました。植物の生命力には驚きます。

『アリッサム』は育苗室で芽を出し早くも白や赤や紫の可憐な花をつけました。
花壇の方に地植えし,寒い冬を越します。春には土が見えなくなるくらい
仲間を増やすことでしょう。

初冬の風情

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 先週まで鮮やかな色を織りなしていた紅葉です。
週末を過ぎすっかり葉を落としてしまいました。
 ビオトープにもいよいよ冬の訪れが・・・・。
来る春の芽吹きを疑いもなく。
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