先週,5年生の学級で道徳の公開授業が行われました。近隣の学校の先生方にもお越しいただき授業の質を高めるためにともに研修会を行うものです。「ブランコ乗りトピエロ」というお話をもとに「広い心をもつ」とはどういうことかについて子供たちは考えました。高学年になると,感受性がより繊細かつ複雑になり友達関係や自分自身の在り様などに行き違ったり戸惑ったり悩んだりすることも出てくるかもしれません。様々な心の葛藤が起こる場面でどのように考え,時には折り合い,気持ちを整理していくとよいのか,自分を見つめ,相手を尊重するとはどうしていくことなのか・・・このような道徳の授業を通して,子供たちなりにそういったことに少しずつ向き合っていく中で,自尊感情を高めながらも相手と互いに理解し合えるようになっていくと思います。子供たちはこの授業の中でもよく考え,友達としっかり話し合っていました。