最新更新日:2024/04/26 | |
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今年度の取組を振り返って〜PDCAサイクルを大切に〜
今年の冬は,比較的穏やかで雪が降ることも少なく過ごしやすく感じました。すでに1年生が植えたチューリップの球根が,早くもしっかりした芽を出し,三寒四温の繰り返しで暖かな小春日和や寒の戻りに一喜一憂しつつ春の足音が近づいてくるのを感じます。子どもたちも,昨年春のスタートから酷暑の夏を乗り越え,実りの秋に様々な行事や活動に挑戦し,今新たなスタートを切る準備を始めています。
さて,本校では様々な取組についてPDCAサイクル,すなわちP(PLAN…教育計画),D(DO…教育活動),C(CHECK…点検),A(ACTION…修正・改善)を行っています。学校評価もその中の一つで,学校・家庭・地域の三者が「子どもたちのためにどのようなことができるだろうか」という意識をもって,教育活動に参画し,みんなで子どもを育むための取組として行っていただいています。そして,アンケート結果をもとに,学校運営協議会の学校評価委員会でご意見をいただき,改善に取り組んでいます。今年もお忙しい中,アンケートにご協力をいただき,ありがとうございました。詳細は,先日発行いたしました「平成30年度後期学校評価アンケート結果のお知らせ」をご覧ください。以下に一例をご紹介いたします。 昨年度から始めた「ジャンプアップタイム」。そもそもこの取組を始めたのは,昨年度の学校評価アンケートの中の「高学年は委員会活動などで昼休みに十分遊ぶことができない」という声があったことです。それに応えて校時表を変更し,火曜日の昼休みの時間を通常より長い30分間にすることで,子どもたちに「時間・空間・仲間」の「三間」のそろった場で楽しく思いっきり遊び,担任等とも遊びを通してふれ合う機会を設けました。今年度は,5月と3月には「ジャンプアップ週間」を新たに設定し,「遊びの紹介コーナー」を充実させることで,友達と一緒に遊ぶ楽しさを十分に味わい,遊びの幅を広げて体力や運動能力の向上にもつながる取組を始めました。また,低学年も安心して運動場で遊べる機会を設定するようにしました。今,児童会が中心になって,主体的に自分たちの遊びについて考えています。人生100年時代を迎えた今,子どもたちが将来にわたって心も体も健康であることは,豊かな人生を送る上において最も大切なことです。次年度は,今年の振り返りをもとに,「心やさしく 心身ともにたくましい子どもの育成」に向けて,安全面に留意しながら,さらに取組を推進していきたいと思っています。 最後になりましたが,保護者や地域の皆様方には,この1年間本校教育の推進に向けて大変お世話になり,ありがとうございました。来年度も,はぐくみ文化の息づく西京極学区の推進にご協力を賜りますよう,よろしくお願いいたします。 校 長 今村 ひろみ |
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