京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/22
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みんないきいき 笑顔あふれる 西京極小学校

みんなで愛し,慈しみ,育む子どもたち

西門横や校庭の梅の花が早くも咲き始めました。今年は暖冬のおかげで運動場が凍ることもなく,子どもたちは元気に運動場で体育の学習をしたり,休み時間に思いっきり体を動かして遊んだりしています。火曜日のジャンプアップタイム(ロング昼休み)や毎月のジャンプアップ週間もすっかり定着して,子どもたちの遊びの幅が広がるとともに,友達と元気に遊ぶことが大好きな子どもたちが増えてきています。
さて,京都市が平成19年2月5日に制定した「子どもを共に育む京都市民憲章」(愛称「京都はぐくみ憲章」)の制定された2月5日は,「京都はぐくみ憲章の日」と定められました。この憲章は,子どもを健やかで心豊かに育む社会を築くために,京都市民共通の行動規範として制定されました。その6つの行動理念についてご紹介いたします。


わたくしたちは,
一 子どもの存在を尊重し,かけがえのない命を守ります。      
一 子どもから信頼され,模範となる行動に努めます。
一 子どもを育む喜びを感じ,親も育ち学べる取組を進めます。
一 子どもが安らぎ育つ,家庭の生活習慣と家族の絆(きずな)を大切にします。
一 子どもを見守り,人と人が支え合う地域のつながりを広げます。
一 子どもを育む自然の恵みを大切にし,社会の環境づくりを優先します。


話は変わりますが,秋に大阪の方から一通の手紙が学校へ届きました。冒頭には「NHK全国学校音楽コンクール近畿ブロックコンクールで『ほらね』という曲を歌って下さった合唱部の皆様へ」と書き記され,続いて子どもたちへの御礼,自分も歌が好きであること,子どもたちの合唱を録画して何度も練習して覚えたこと,これまで苦しいことや悲しいことが何度もあったが歌や詩を歌ったり唱えたりすることで勇気づけられたこと,そして最後に「皆様も悲しかったり泣きたくなったりした時にはこの歌を歌ってくださいね。きっと勇気づけられるでしょう。」と書いてくださっていました。読み手の子どもたちのことを考えて全ての漢字に仮名を振り,尊敬の気持ちを込めて一生懸命書いてくださっていることがその文字や文章からひしひしと伝わってきました。受け取った子どもたちは頬を紅潮させながら読んでいました。手紙をくださった方のお名前もお顔もわかりませんが,素敵な手紙は,みんなの心を温かく豊かにしてくれました。心より感謝しています。
京都には,昔から子どもを愛し,慈しみ,将来を託してきた人づくりの伝統があります。そして,西京極にも子どもたちの教育を大切にしようという伝統がしっかりと受け継がれています。そのことに深く感謝するとともに,これからも,子どもたちを温かく笑顔で見守り,地域や社会の宝として大切に育む「はぐくみ文化」の息づく西京極の伝統を保護者や地域の皆様とともに守り,さらに広めていきたいと思っております。どうぞ,よろしくお願いいたします。                     
校長 今村 ひろみ


新春万福 〜 幸多い1年に 〜

 新年,あけましておめでとうございます。新しい年を迎え,保護者・地域の皆様には,ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。また,今年が皆様に取りまして,幸多い一年となりますことを祈念いたします。そして,教職員一同,今年も常に笑顔を忘れず,元気に仲よく,子どもたちのために全力を尽くし,それぞれの立場で励んでまいりたいと思います。
 さて,年越しやお正月には,日本独自,また地域独自の風習や伝統がたくさんあります。しかし,生活スタイルが変わったため新年を迎えるための準備を昔と同じようにすることが難しいという状況もあります。そのような中,わたしたちの西京極地域は,松尾祭の伝統を守り続けてきています。12月に行われた三ノ宮神社での注連縄づくりもその一つです。この時季に,今の時代において何を大切にするのか,また,伝統を守ることにどんな意味や価値を見出していくのかなどについて家族で語り合うことは,子どもたちにとって意味のあることではないでしょうか。

<年越しやお正月に関連するものや行事の例>
〇煤(すす)払い … 家の中のすすを払い,一年中の汚れを落とす大そうじ。
〇年越そば… 大晦日の夜の食事の一つ。長く細くと「健康長寿」などの意味で祝う。
〇注連(しめ)飾り… 暮れに家々で縄をなって注連をつくり,家の内外に飾り付けて新年を迎える。
〇鏡 餅 … 正月のお供え餅で,大小2つの丸い餅を重ねて三方に飾る。
〇裏(うら) 白(じろ) … 植物のシダの一種。長寿等の願いを込めて,正月の飾りによくつかわれる。
〇𣜿(ゆずりは)  … 新しい芽が出ると古い葉が落ちる。正月の飾りに用いる。
〇橙(だいだい)  … 「代々栄える」ことを願って,葉つきのものを鏡餅や注連飾りの上に飾る。
〇屠(と) 蘇(そ) … 年始に飲む薬酒(みりん)。不老長寿の効があると言われる祝い酒。
〇雑(ぞう) 煮(に) … 新年を祝って食べる代表的な正月料理。(給食の献立にも白みそを使った京風みそ汁があります!)
〇年 玉 … 正月の祝儀として贈る物。地方によっては,米や餅を贈った。

ところで,今年の干支(十干と十二支)は,「庚子(かのえ・ね)」。「子」は十二支の最初の年で,「植物の種の中での新しい命の始まり」という意味があるそうです。そして「庚」は,変化の予兆という意味をもっています。この2つの組み合わせになる令和2年(2020年)は,変化を求めて新しいことに挑戦するのによい年になると言われています。子どもたちにとって,新たな始まりと未来への可能性が感じられる一年になるよう,支えていきたいと思います。地域の皆様,保護者の皆様には,今年も笑顔で温かく子どもたちを見守り育んでいただきますよう,よろしくお願いいたします。

                           校長 今村 ひろみ


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