京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/10
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みんないきいき 笑顔あふれる 西京極小学校

子どもたちの挑戦と創造〜新たなステージに向けて〜

先日スポーツコメンテーターである奥野史子氏から「挑戦と創造〜新たなステージに向けて〜」という演題でお話を聞く機会がありました。奥野氏は,バルセロナオリンピックに出場,シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)で銅メダルを獲得され,1995年に現役を引退された後はスポーツコメンテーターとしてテレビやラジオで活躍されています。また,京都市教育委員や日本水泳連盟アスリート委員も務めておられ,ご存知の方もたくさんいらっしゃると思います。京都生まれ京都育ちの奥野氏が,2人のお姉さんの影響を受けて小学校2年生からシンクロナイズドスイミングを始められたことから話は始まり,その後の人生を振り返りながら示唆に富んだお話を聞かせていただきました。その中で心に残ったことの一部をご紹介させていただきます。
 「楽しかった記憶が人を続けさせる」−奥野氏は,初めてシンクロの試合に出た際に,最初に反対側の足を挙げてしまい,「しまった!」と思いつつも途中でやめると減点になるため,急遽回転等もすべて反対側に変えて最後まで演じきったそうです。コーチの元へ戻ったときに,きっと叱られると思っていたのに最後までやりきったことを大変褒めてもらったことが嬉しく,シンクロを楽しいと感じたそうです。
 「人として誇れる人間だったか,人とのつながりを大切にしていたか」−引退後に選手時代を振り返って,自分がいかに社会や地域に支えられていたのかということに気づかれた奥野氏。初めは震災の際には,スポーツは何の役にも立たないと思っておられたそうですが,自分が頑張ることがいろんな人の力になると知り,自分のできることをやっていこうと思われるようになったそうです。また,ご自身がオリンピックに出場された経験を踏まえて,来年のオリンピック・パラリンピックでは,私たちがどうすればホスピタリティ(おもてなし)をもって迎えられるかを考えることが大切であり,子どもたちにとってもよい機会だと話されていました。
 「創り上げていくプロセスが大切!」−シンクロナイズドスイミングは,選曲や動き,構成などを一から創り上げていくそうです。スポーツとは何かを考えた時,スポーツを通して学んだことが,現在奥野氏が取り組まれている様々な活動に活かされており,シンクロを創り上げていくことと社会で何かを創り上げていくことは同じだと感じていらっしゃるそうです。
 これから100年を生きる子どもたちも挑戦と創造を繰り返し,さらに新たなステージへと向かっていけるようこれからも保護者・地域の皆様の応援をよろしくお願いいたします。
                         
校長  今村 ひろみ

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