最新更新日:2024/05/01 | |
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7月20日 夏とセミと子どもたち
「あ〜,うるさ〜い。」
「捕まらへんかなあ〜。」 子どもたちが朝の陽ざしの中登校してきますが,南門の横の林はセミの密生地帯になっています。ミンミンゼミがけたたましいほどに鳴いています。 耳を押さえながら通って行く子,捕まえたくてうらめしそうに見ながら通る子,さまざまです。 「先生,セミやで。」 と言って手に持ったセミを見せてくれる子がいます。残念ですが既に事切れていました。 セミが成虫として空を飛びまわることができるのは1週間,とても短いです。 「先生,セミ捕まえてよ〜。あそこ!」 と,木や校舎の壁面を指さしながらねだられますが,かわいそうなので, 「そうか〜。網もないしなあ〜。」 とごまかしています。 すると幸か不幸か昼休みに一匹のセミが捕まってきて, 「先生!捕まえた!」 と教室の窓から自信満々で言ってきました。 「かわいそうだし,逃がしてあげようか。」「うん!」 空に飛び立たせて教室に帰ってくる1年生,ちょっぴり大人になっています。 |
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