最新更新日:2024/05/10 | |
本日:9
昨日:71 総数:394265 |
校長室の窓から 49まど・みちおさんの「ぞうさん」の歌を紹介しました。 ほかの動物たちに,「君の鼻長いね。 変な鼻だね。」とからかわれた像の子は, 自信をもって「そうだよ,母さんも長いんだよ。」と答えます。 ハッとした動物たちは,「だれが好きなの?」と聞きます。 像の子は,嬉しそうに「あのね,母さんが好きなんだよ。」と答えます。 動物たちも それぞれ違うように 私たち人間も一人一人違います。 体の特徴や 得意なこと 苦手なこと 好きなことも 嫌いなこともいろいろです。 みんなが同じでなく 違っているから 素晴らしいのですね。 子どもたちには,金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」と谷川俊太郎さんの「いる」という詩を紹介しました。 「いる」 谷川俊太郎 ぼくは している なにかを している でも それよりまえに ぼくはいる ここにいる ねむっていても ぼくはいる ぼんやりしていても ぼくはいる なにもしてなくたって ぼくはいる どこかに きは たっているだけでなにもしない さかなは およいでいるだけでなにもしない こどもは あそんでいるだけでなにもしない でも みんな いきて「いる」 だれかが どこかにいるのって いいね たとえとおくにはなれていても いるんだ いてくれるんだ とおもうだけで たのしくなる みなさんは,この詩の中のどのフレーズが好きですか。 子どもたちに,自分のお気に入りの詩集や詩人を見つけて,「心がほっとする言葉」や「心があたたかくなるフレーズ」を募集しています。 今日もどんどん集まってきているので,ホームページでも紹介します。 |
|