＜義務教育学校＞ 京都市立宕陰小中学校

　満開の桜に彩られ，平成３０年度がスタートしました。本校は、今年度より９年間を通した教育活動を行う、新しい校種である「義務教育学校」となりました。宕陰小学校と宕陰中学校の伝統を引き継ぎながら、宕陰小中学校として教職員で力を合わせ、一歩ずつ着実に教育活動を進めてまいります。

　今年度の学校教育目標を、「一人一人が輝き、自ら未来を切り拓く子どもの育成」としました。この学校教育目標の達成に向け、極小規模校という利点を生かし,個の適性に応じた学びを通した知識・技能の習得と活用、協働する力や社会性などの育成を目指してまいります。また、教職員がそれぞれの持ち味を発揮し相互に連携することで、9年間を見通した教育を実践してまいります。また、10月には、全国へき地教育研究大会京都大会が開催され、本校も府内に９会場設定される分科会の会場になっています。その発表に向けた取り組みを通して、授業の改善や種々の取組も進めていく予定です。

　子どもたちの深い学びや自立を促進するためにも、保護者の皆様や地域の皆様と連携をしながら教育活動を進めてまいりたいと考えています。本年も引き続き、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　京都市立宕陰小中学校
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　畑中　規良