最新更新日:2014/10/08 | |
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基本的生活習慣の確立を
「基本的生活習慣の確立を」
青い空に、ギラギラと照りつける太陽が現れ、モクモクと上空高くに達する積乱雲が見られる季節になりました。積乱雲からは、夏のエネルギーを感じます。 でも、まだしばらくは梅雨空も続きます。雨も大切な資源です。人々にとって欠かせない水を、たっぷり空が供給しています。 さあ、あと少しで夏休みに入ります。月輪小学校では、155名の子どもたちに、しっかりとした学力・体力をつけてほしいと願っています。 毎日、規則正しい暮らしをしている子は、そうでない子に比べ、学力も体力も高いという結果が、各種の調査で出ています。 生活習慣の第一番目は、決められた時刻に寝て、決められた時刻に起きることです。朝の生活リズムが、1日の生活リズムのおおもとになります。 子どもは、毎日同じ時刻に、一定の手順で生活習慣を繰り返すことで、リズムと秩序ある暮らしを身につけることができます。 学校から帰ってからは、家庭での学習を毎日欠かさず、一定の時間に集中してやる習慣を身につけたいものです。 テレビを見る場合も、親子で話し合って、見る時間、番組を決めましょう。テレビゲームも同じです。このことが、自分のきままをおさえて行動する力、自律性を育てることになります。 そして、話しあって決めた約束は、しっかり守らせることも大切です。そこから物事に耐える力も養われます。途中で投げ出したりすると、がまん強さが養われません。子どもが約束を守ったり、努力したときにはおおいにほめましょう。 また、保護者のものの考え方や、行動の仕方を子どもに伝えることも大事です。例えば「あなたはよいと思ってやっているけど、お父さん、お母さんはいいとは思わないな。」と親の価値観をはっきり示すことも必要でしょう。 子どもは毎日の基本的生活習慣が身についていくと、きっちりした秩序ある学校生活が送れ、学力・体力・豊かな心が育っていきます。 |
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