京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/14
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気温の変化が大きい季節です。暑い日は、充分な水分補給ができるよう水筒をお持たせください。

校長室から(学校だより5月号より)

 新緑がとても美しく、空気が澄んでとても気持ちのよい季節となりました。令和5年度が始まって約1か月が経ちますが、子どもたちの元気な様子とともに、ようやく学校も本来の姿になってきたと感じる毎日です。様々な教育活動が本格的に始まる5月です。ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、今年の修学旅行は、4年ぶりに沖縄方面への実施となります。開睛館では開校から沖縄方面への修学旅行を実施してきたのですが、この3年間はコロナ禍の影響で方面を変更して行ってまいりました。思い返すとちょうど10年前、私が本校で9年学年主任をしてていた時の修学旅行も沖縄方面でした。我々教師も子どもたちも少々緊張しながら出発したのですが、言葉では言い表すことのできないエメラルドグリーンの海、豊かな自然、沖縄特有の文化や食べ物などを堪能し、さらには民家の方とも触れ合う中で、3日目には沖縄での経験した感動を胸に詰めて京都に帰ってきました。今回もそのような一生の思い出に残る体験をしてくれることを心より願っています。
 沖縄への修学旅行は、そのように異文化体験ができる絶好の場所ですが、生徒たちに決して忘れてほしくないのは、沖縄が戦争を経験した場所であるということです。沖縄では唯一地上戦が行われ、実に20万人を超える人の命が失われたといわれています。私は25年前に教師仲間と共に沖縄を訪れ、「ガマ(洞くつ)」の中で現地の方のお話を聞く機会がありました。その時、「二度と暗い過去を繰り返さないためには我々は教師としてどうするべきなのか」ということについて真剣に考えました。その時は明確な答えは見つけることはできませんでしたでしたが、今自分なりにその答えを持っているとすれば、それは「子どもたちに考える力をしっかり身に付けさせること」ではないかと思うのです。周りの人がどうであれ、自分の考えをしっかり持つことが、この先行き不透明な時代を生きる子どもたちにとって最も大切なことであるのだと感じます。「自分で考え、判断し、行動すること」、すなわち「思考力、判断力、表現力」を義務教育の9年間でしっかり付けることが、将来の自分や周りの人を守ることにつながっていくのではないか、そのように考えています。
 憲法月間でもあるこの5月、今なお世界で国同士の争いが行われている現代社会において、我々開睛館の教職員としてしっかりぶれることなく、必要な力を身に付けさせるという信念を持ち、教育活動に取り組んでまいりたいと思います。保護者の皆様の引き続きのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

校長室から(学校だより4月号より)

 保護者の皆様、あらためましてお子たちのご入学、ご進級おめでとうございます。昨年度に引き続き今年度も東山開睛館でお世話になります校長の野村です。どうぞよろしくお願いいたします。
 新たな1年を始めるにあたって、本校の教育理念等について、保護者の皆様と共有した上で、今年度の教育活動を進めていきたいと考えております。以下に、「令和5年度学校経営計画」をお示しさせていただきます。

 □最高教育理念
  「澄みゆく心」「かがやく志」の育成
 □校訓
  克己 進取 礼節
 □教育目的
  未来を創造し、たくましく生き抜く力の育成
 □めざす子ども像(卒業時)
  ・挑戦的に学ぶ姿の実現
  ・卑怯を許さない姿の実現
  ・つながりを喜びとする姿の実現

 未来を予測することが大変困難な今の時代にあって、一人一人の子どもたちが「夢」や「志」を持ち続け、将来に向かってたくましく生きていってほしい、そのような思いと願いをもとに本校の教育理念、校訓、教育目的を設定しています。「克己(自分に勝つ)、進取(チャレンジ精神)、礼節(人を敬う心)」の3つの校訓は、今年度も引き続き子どもたちに示していきます。そして、卒業時に実現すべき姿として「めざす子ども像」を掲げています。人生100年時代と言われますが、人は一生の間学び続け成長していかなければなりません。「挑戦的に学ぶ姿」とは、貪欲に、そして一生涯学び続ける姿勢を表しています。また、社会の主体者として生きるためには、正しい規範意識を身に付け行動する力が必要なのは言うまでもありません。それが「卑怯(ひきょう)を許さない姿」です。そして、人は決して1人では生きていくことはできない、つまり、人と人とが支え合いながら生きていく、助けてほしい時には「助けて」と言える、これを示したのが「つながりを喜びとする姿」です。この3つは、将来社会を力強く豊かに生き抜いていくために、本校で学ぶ9年間で身に付けておくべき姿であると考えています。これらの3つの姿の実現を目指して、今年度も教育活動を進めてまいります。
 新たに始まるこの1年、保護者の皆様と学校とが同じ方向を向いて子どもの成長を支えていきたいと思います。皆様方のご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
                           東山開睛館
                         校長 野村昌孝

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