京都市立学校・幼稚園
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気温の変化が大きい季節です。暑い日は、充分な水分補給ができるよう水筒をお持たせください。

7年春のジョイントプログラムの結果から   その3

 下のグラフは「小学校6年生の時,学校の授業時間以外に,ふだん
(月〜金曜日),1日当たりどれくらいの時間,勉強していましたか。」
というものと「中学校1年生として,学校の授業時間以外に,ふだん
(月〜金曜日),1日当たりどれくらいの時間,勉強する必要があると思い
ますか。」という設問に対する回答結果です。
 いずれも全市の平均を下回る回答であり,家庭学習の習慣や、家庭学習の
時間に課題があることが伺えます。

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7年春のジョイントプログラムの結果から   その2

次のグラフは「勉強についての相談したいことがある時,だれに相談するこ 
とが多いですか。」という設問の結果です。
[1学校の先生 2家族 3友人 4その他(塾など)]の選択肢の中で
「学校の先生」と「友人」とする回答が多いことが本校の特徴です。

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7年春のジョイントプログラムの結果から   その1

4月に実施した7年生対象の学習確認プログラム「ジョイントプログラム」
の結果から考察したいと思います。

下のグラフは「この春休みにおさらいプリントで勉強しましたか。」とい
う設問の結果です。
[1すべて勉強した 2ほとんど勉強した 3少し勉強した 4まったく勉
強していない]という選択肢がありますが,本校では75.5パーセントの
生徒が1と2の勉強したと答え、全市平均の66.6パーセントを大きく上
回りました。
 これは、現7年生が、6年生から7年生に進級する際に頑張ろうという意思
の表れとも見ることができます。

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御礼

 本日は土曜参観を行いましたところ、早朝より、たくさんの保護者の皆様、
教育委員会等関係者の皆様には多数お越しいただき、誠にありがとうござい
ました。心より厚く御礼を申し上げます

 お子達の様子はいかがでしたでしょうか。しっかりと授業に集中できてい
ましたでしょうか。小学生はいつでも一生懸命という子がたくさんいます。
中学生になると少しよそいきの姿の子もいるかな?
 私にとっては本当にかわいい子たちばかりです。開校まる3年が経って、子
どもたちもすっかり「開睛館の子」になりました。

 朝、校門であいさつをしていると「今日な、お父さんが見に来るんやで!」
と言ってくれた1年生がいました。余程嬉しいのだな、幸せな子だなとと思
い、こちらもうれしくなりました。

 反面、本校には訳あって保護者の方と離れて暮らしている子もいます。
そのような子供たちの顔が思わず浮かんで、切なくもありました。授業が始
まり、頑張って授業をしている姿を見てまた切なくなりました。そして、
「偉いぞ!」と心の底から思いました。

 帰り道に、紫陽花の葉にカタツムリを見つけた子はいたでしょうか。梅雨
の季節、ご自愛くださいませ。

 至らぬ点も多々あろうかとは存じますが今後とも、本校教育にご支援いた
だきますよう、よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。

                             初田幸隆

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「いじめ」で苦しむ人をなくすために 5

 このシリーズの3で、「いじめ」の構造についてお伝えしました。
 被害者、加害者、囃し立てる集団(ギャラリー)、そしてその周囲を取り
囲むように存在する傍観者。
 この中に仲裁者がいればどのようになるでしょうか。正義感をもって止め
ようとする子はいないのでしょうか。いや実際はいるのです。ところが、場
合によっては仲裁者が次のターゲットになる危険をはらんでいます。このこと
を体感的に認知している子どもたちは、次第に仲裁しようとしなくなります。

 下の図は、このことを端的に表したものです。日本、イギリス。オランダ
の比較となっていますが、我が国に特徴的に見られる重要な要件をお分かり
になるでしょうか。
 オランダでは中学1年、イギリスでは中学2年を境に、傍観者が減少して
行きますが、日本では増え続けています。
 一方、仲裁者を見ると学年進行と共に減り続けますが、オランダやイギリス
では中学1年生を境に増えていきます。日本では減り続ける一方です。

 要約すると、日本の子どもは年齢が進むにつれて仲裁する子どもが減り、
見て見ぬふりをしたり、それを問題として認知できない、いわゆる傍観者が
増え続けるのです。
 この我が国の特徴がどこから来ているのか,そのことを考えた時に社会全体
の問題としてとらえることの重要性に気づかされるのです。
 コミュニケーション力というスキルを身に着けさせることも大切でしょう。
また「人とはかくあるべきである。」というような道徳的な価値に自ら気づ
かせる事も大切です。
 そして私たち大人が、まず範を垂れていくことも肝要ではないでしょうか。


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「いじめ」で苦しむ人をなくすために 4

 先週からのシリーズを続けます。
 下のグラフは文部科学省の調査による「いじめ」の認知件数です。これ
をみると平成6年と18年に突然数字が跳ね上がっています。
 これは「いじめ」の発生件数が急に増えたというより,むしろ「いじめ」
に関する重大事案が発生し,マスメディア等で取り上げられることにより,
意識が「いじめ」に向かうことで認知する件数が増加したと考えられます。
 逆に考えれば,のど元過ぎれば・・・というように、「いじめ」に対す
る意識が低下し,認知件数が減少するというのであれば本末転倒です。
 絶えず子どもたちの様子に留意しながら、早期発見,そして指導につなげ
てまいりたいと考えます。
 この度、東山開睛館「いじめ防止基本方針」を作りました。
○「いじめ」問題に対応できる組織を明確にすること。
○恒常的に点検できるシステムを確立すること。
○「いじめ」が発生した時に迅速に対応できること。
 以上3点を考慮したものになっています。本Hpの右側に「いじめ防止
基本方針」のタブを設けました。クリックしてご確認ください。

 

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「いじめ」で苦しむ人をなくすために 3

 下の図は今年の5月に行った全校集会で児童生徒に見せながら説明をし
たスライドです。
 「いじめの構図」と呼ばれるものです。いじめられている子がおり,
いじめる子がいます。その子は昨日までの仲良しかもしれませんし、複数
の子がいじめる側にいる場合もあります。さらにいじめる子の集団の中に
も序列がある場合があります。
 そしてその周りにこれをはやし立てる子が多数存在します。そしてさら
にその外側に、見て見ぬふりをするように見える傍観者と呼ばれる子ども
たちが存在します。
 いじめられている子にとってみれば、直接いじめている子どもは当然の
ことながら、はやし立てる子やその周りで傍観者的に見ている子らすべてが
「敵」になるのです。このことから、深い悩みに陥る子供が少なくありま
せん。
 我が国のいじめの特徴として,学年進行と共に注意をする子供の数が減少
し、傍観者が増加するという傾向にあります。
 「なぜ注意しないの。」と大人は思うかもしれません。それは注意するこ
とで、いじめの対象が自分になることを恐れるからです。
 また、いじめている子が、ある日突然に皆に無視をされ、いじめられる側
にまわるということも珍しくありません。

 一人で注意できなければ、複数で注意をする。できなければ大人に相談
をする。当事者がSOSを発信することは極めて難しいのですから。

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「いじめ」で苦しむ人をなくすために 2

 この2つのグラフをご覧ください。上のグラフはいじめられた子と
いじめた子の関係です。◦日本のいじめは、親しいと思われる関係の中
で起きる傾向が極めて高いといえます。
 このことから,場合によっては昨日まで仲良しに見えていた子どもの
間で「いじめ起こっている」というようなことが考えられるのです。

 下のグラフからわかることは,「いじめ」は同学年の同じクラスの中
で起こる可能性が最も高いということです。このことから,本校では,
京都市教育委員会が開発した「クラスマネジメントシート」という意識
実態調査を行い,クラス内での人間関係について分析をしています。

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「いじめ」で苦しむ人をなくすために 1

 「いじめ」のお話をするときに、お年を召した方がよく言われるのが
「昔からいじめはあったよ。」です。
 確かに昔から「いじめ」はありました。でも、現代社会におけるいじめ
は少し様子が違うのです。
 そのあたりをシリーズでお伝えしていきたいと思います。

 まず、下のグラフをご覧ください。これは少し古いデータですが、いじめ
の種類に関する国際比較をしたものです。
 これを見ますと、日本のいじめの特徴としては「無視・仲間はずれ」が
女子には多く,「たたく・脅す」等の暴力が男子に多いことがわかります。
 また,どの国にも共通していることとして,「悪口・からかい」が最も
多いことが挙げられます。
 これらのことを知ったうえで子どもたちを見ていきたいと思います。
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春体 開会式 中止決定!

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「京都市中学校春季総合体育大会開会式」について、本日17時に開会式
の『中止』が正式決定されました。

 KBSラジオでは29日午前6時30分頃に『中止』の放送があります。

 20数年ぶりに開会式が中止となりました。応援等ご予定されていた皆様
にはご迷惑をおかけいたします。今後も中体連の各競技が続きますので、応
援等何卒よろしくお願いいたします。

 尚、各会場ではクルマの乗り入れはできませんので予めご承知いただき、
公共交通機関をご利用いただくか、コインパーキング等に駐車願います。
よろしくお願いいたします。
                    

                       東山開睛館 初田幸隆

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