京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/22
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気温の変化が大きい季節です。暑い日は、充分な水分補給ができるよう水筒をお持たせください。

全国学力学習状況調査から見る課題

 今春に行われた全国学力学習状況調査の結果について、10月中を目途に,
保護者の皆様方には文書にてお知らせをする予定です。

 本校の6,9年を対象とした調査ではありますが、本校児童生徒の学力に
関する傾向や課題を明らかにしながら,学力向上に取り組んでまいりたいと
考えています。

 それに先立ち,学習状況調査から見えてきた精華や課題について,当hpで
お知らせし、家庭や地域の皆様方と力を合わせながらより良く子どもたちを
育んでまいりたいと存じます。

 つきましては,これからシリーズで掲載してまいりますので,是非とも
お目通しをいただき,家庭や地域でできることがございましたならご協力
いただきますようお願いいたします。

 ※尚、当テストは4月に行われておりますので,概ね前年度の実態が読み取
  れると考えます。

 シリーズでお知らせする凡そのアウトラインは次の通りです。
●生活習慣に関する状況
●自尊感情に関する状況
●コミュニケーションに関する状況
●電子メディアに関する状況
●読書・学習習慣に関する状況
●家族に関する状況
●家庭学習に関する状況
●学級に関する意識の状況
●地域や社会とのつながりに関する状況
●道徳性に関する状況
●言語活動や探究活動に関する状況
●国語の学習に関する状況
●算数・数学に関する状況


2期始業式 校長講話の内容

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 2期の始まりに際し次のようなお話をしました

第二期 始業式校長講話

夏休みが終わりました。皆さんご機嫌いかがでしょうか。
まず,皆さんのお元気な顔を拝見できてとてもうれしいです。
この夏には,台風や大雨があり,命をなくされた方もおられます。
そのことを思うと、皆さんとまたお会いできてとても幸せです。

また,部活動では夏季大会やコンクールが開かれ,皆さんの活躍を見ること
ができました。
結果は様々でしたが、一生懸命に取り組む姿はとても気持ちの良いもので
した。
9年生は部活動の締めくくりの大会となり,これからはいよいよ進路の実現
に向けてシフトチェンジをしなければなりません。
さらに頑張っていただきたいと思います。

さて,この夏休み,特に印象に残ったことをお話しします。

■まず,広島市北部を局地的な豪雨が襲い,土砂崩れで、死者、行方不明者
が、これまでに80人以上にのぼっています。自然の驚異を知らなければなり
ません。
心から亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

■また,夏休み前の7月17日(木)にマレーシア航空機MH17便の撃墜事故と
いう衝撃的な事態が発生しました。ウクライナ情勢は重大な局面をむかえて
います。国と国の関係も急速に変わってきています。

■我が国でも戦争がありました。そして戦争が終わって69回目の終戦記念日
が訪れました。その戦争は昭和20年に終り、たくさんの方々が貴い命をな
くされました。
私のおじさんは92才です。終戦後5年目にして日本に帰ってこられました。
当時ソビエト連邦といいましたが,今のロシアの北部に広がる広い広い平原
であるシベリアというところに抑留されていたからです。そのような経験を
した方も高齢になられてお話を聞く機会が減ってきます。150人いた戦友の
中で,帰国した人は15人だったということです。

■戦後,貧しかった我が国も,多くの方々の尊い犠牲と努力によって,豊か
な国へと変わっていきました。私が幼少のころは「メイド・イン・ジャパン」
といえば粗悪品の代名詞でした。それが国民の努力によって,今や信頼の印
になっています。

■私たちはこれからの日本をどのような国にしていくべきなのでしょうか。
軍事大国でも経済大国でもなく,尊敬される人々が暮らす「精神大国」。そん
な国づくりをしていきたいと思います。

そこで皆さんに頑張ってほしいと思うことを3つお話しします。

◆まず一つ目はしっかりと勉強して学力を身に着けてほしいということです。
皆さんが学校を卒業して社会に飛び出したなら,しっかりと働いて自分の力で生活しなければなりません。
その時に必要となるのがまず健康な体です。栄養のあるものを食べて体を鍛えることも勉強のひとつです。
そして難しい問題にぶつかった時にそれを解決していける知識や知恵が大切になります。
そしてその力を世のため人のために発揮できる豊かな心も大切です。
このように体も心もそして頭も大いに鍛えてほしいということです。
それが皆さんのお勉強です。

◆二つ目に頑張ってほしいことはルールやマナーを守れるようにしてほしいということです。
社会に出ると人は見かけで判断されます。
しっかりとあいさつをすることや身だしなみを整えることは社会人としての常識なのです。
ですからその練習をする学校で,頑張って取り組んでほしいと思います。

◆三つ目はみんなで力を合わせ,自分たちでよいクラス,よい学年,そしてよい学校にしてほしいということです。
言われることだけしかできない人は社会では役に立ちません。
人のことを思いやったり,今何をしなければならないかを考えながら,みんなのために役立てる人が必要なのです。
二期には,体育大会や文化祭,学習発表会と,行事が次々にやってきます。
そのような取組は一人で完成するものではなく,みんなで力を合わせて成功するものです。
ですからこの二期には,是非とも「みんなで力を合わせてやり遂げる」ということを皆さんのテーマにしていただきたいと思います。
やり遂げた時には必ず大きな感動が待っています。
みんなで素晴らしい学校を作っていきましょう。
大いに期待しています。

最後にもう一度言います。
しっかりと勉強し,ルールを守り,みんなで協力していく。
「勉強・ルール・協力」です。

そしてこの3つが成し遂げられれば
皆さんのテーマであるプライド、すなわち誇れる自分。誇れる学校が実現できます。
そんな誇りを持てるようにみんなで頑張っていきましょう。


ケータイ スマホに関するお知らせとお願い

 5年生から9年生を対象として,7月16日に緊急にアンケートをとりました。
内容は「ケータイ、スマホ」に関するものです。
 といいますのは,児童生徒が教職員に話す内容に,これらの情報機器に
関する困り事がたくさん見られるようになったため,夏休みを控えて指導
する必要があると判断したためです。
 以下をご覧いただき,ケータイやスマホを持たせられている保護者の方
々は、十分ご留意いただきますようお願いいたします。できましたら使用
ルールを話し合うなど,具体的な手立てをお取りください。

◆解説
 下の表とグラフをご覧いただきますと,ケータイ・スマホの所持率は5年生
以上で60%です。9年生になると74%に達し,いずれも全国平均を大きく上回
っています。
 ラインやツイッター,フェイスブック等を利用している子どもは全体で54%
8年生では76%に達しています。6年生から7年生にかけて利用する率が急激に
増加する傾向にあります。
 問題は困りごとを抱えている子どもの数です。特に6年生は,SNSを利用し
ている子どもの91%が困った経験があるとしています。これは他の学年と比
べても突出した数値といえます。

 困りごとの内容は以下の通りです。
【5年】・友だちとけんかになった。
    ・知らない人がグループに勝手に入っていた。
【6年】・いやがらせや悪口の書き込みが多い。・言葉がうまく伝わらない。
    ・どこでやめていいか,分からない。・知らない人に誘われ
     て怖かった。
【7年】・一晩に400通以上来て大変。 ・友だちを「うざい」という理由
    で退会している人がいる。 ・迷惑なチェーンメールが送られてく
    る。・ほっとくと,「ピロン,ピロン」となってうるさい。 
    ・迷惑で面倒くさい。 ・通知が多すぎてうるさい。・知らない人
    が「友だちかも?」の所に勝手にきた。・夜中にうるさい。
    ・テスト勉強中にLINEが来る。 ・勝手に写真を載せられた。
【8年】・告白したことを友だちにばらされた。・変ない人がいた。たま
    にもめる。・勝手にIDを教えられた(友だちに)・乗っ取られた。
    ・知らない人から「私の友だちと付き合ってあげて」・面倒くさ
    くなる。・気持ち悪いメールが2度きた。・知らない人から電話
    があった。・いやらしい画像が出てきた。
【9年】 ・ケンカを売られた。 ・悪口を言っているのが見ていて気持
    ち悪い。 ・怖い画像やおとな向けの画像が出た。 ・個人情報を
    漏らされた。 ・勝手に名前を出されて,悪口を書かれた。 
    ・LINEで学校の人にいじめられたことがある。 ・けんかがよく
    起こる。 ・もめることに巻き込まれる。

 以上です。


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警報に関するお知らせ

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 本日、お子達にお知らせのプリントを配布いたしました。たいへん複雑な
文章になり申し訳ございません。要点は以下の通りです。

1 特別警報(暴風、大雨等)が発令された場合
 ・午前0時までに解除されれば⇒明くる日は午後から学校あり
 ・午前0時以降も発令されていれば⇒その日は学校はありません。そして
  その翌日は昼からの登校となります。
2 暴風警報が発令された場合(大雨洪水警報等は含みません)
 ・午前7時前に解除されれば⇒平常通り学校があります。
 ・午前7時現在発令中であれば⇒休校となります。
  ただし午前11時までに解除されれば⇒昼からの登校です。

 昼からというのは,通常は1年生から6年生までは午後2時登校、7,8,9年は
午後1時半登校となります。(もちろん昼食を済ませて)

 ただし今回の台風で予測される7月11日の場合は3者懇談や懇談が予定さ
れているため、次のようになります。

 ・昼から登校となった場合の開始時刻が1〜6年は1時30分。7,8,9年は
  1時15分登校となります。
 ・懇談会は午後1時の段階で暴風警報が解除されるなど出ていなければ
  予定通りに行わせていただきます。

 何かございましたら学校までお問い合わせください。



              

児童生徒総会を終えて

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 今年度の児童生徒総会からは5,6年生も参加。セカンドステージからの
取組としてこれからの児童会と生徒会のジョイントを意識した取組になりま
した。
 子どもたちは将来,自分たちでよりよい社会を実現していかなければなり
ません。自分が「公」のために何ができるのか、そして選ばれた代表者は皆
のためにどのようにリードしていけばよいのかを考えさせる絶好の機会です。

 今回の総会では今年度の活動スローガンとして「PRIDE」(プライド)
が採択されました。アンケートによって本校に対しての誇りの意識を調査し、
それに対するコメントをした上で、会員に採決をとりました。

 最後の講評で「PRIDE」を持つということについてお話ししました。
「PRIDE」は自尊心、自負心と言い換えられます。
 東山開睛館にPRIDEを持つということは,この学校の児童生徒である
自分を尊く思うということではないでしょうか。
 そのために東山開睛館という学校を,皆の手でより良いものにすること、
その評価は,わたくしたち自身だけで行うものではなく,多くの地域や保護
者の皆様も含め,社会が行うことになるのです。

 私たち教職員は、「子どもたちを誇れる学校」にしていくために頑張ら
なければならないと改めて強く思いました。頑張ります。

7年春のジョイントプログラムの結果から   その6

 今回の調査は国語と数学(算数)に関するものでした。正答率の分布を
見るとほぼ全市の平均値ということが言えます。総合的にみると90%台と
20%台の上位層と下位層がそれぞれ多く、今後特に数学の下位層の学力を
上げていく工夫をしていきたいと考えます。
(棒グラフが全市、折れ線グラフが本校の分布)
 ご家庭におかれましても学習時間が少ない傾向を有する子どもたちに少
しでも学習の習慣をつけていただくために、ノーテレビの時間帯を作った
り、ケータイ・スマホの使い方にルールを設けていただくなど、工夫ある
取組をしていただければ幸いです。

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7年春のジョイントプログラムの結果から   その5

 ご紹介する最後の設問は「自分には人に負けないところがあるという自信
はありますか。」というものです。
[1ある 2どちらかといえばある 3あまりない 4まったくない]とい
う選択肢ですが全市平均を大きく上回って「自信がある」とする生徒が多い
ことがわかります。いわゆる自尊感情の高い生徒が多く、今後の成長を大い
に期待したいと思います。

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7年春のジョイントプログラムの結果から   その4

 次のグラフは「将来なりたい職業がありますか。」と「きまりを守ること
は大切なことだと思いますか。」という設問に対する答えです。
 将来の職業についての認識レベルは、概ね全市平均に近いのですが、きま
りを守ることに対して「あまり大切だと思わない。」「思わない。」と答え
た生徒が全市の平均を大きく上回っているところに、この学年の課題がある
と考えられます。

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7年春のジョイントプログラムの結果から   その3

 下のグラフは「小学校6年生の時,学校の授業時間以外に,ふだん
(月〜金曜日),1日当たりどれくらいの時間,勉強していましたか。」
というものと「中学校1年生として,学校の授業時間以外に,ふだん
(月〜金曜日),1日当たりどれくらいの時間,勉強する必要があると思い
ますか。」という設問に対する回答結果です。
 いずれも全市の平均を下回る回答であり,家庭学習の習慣や、家庭学習の
時間に課題があることが伺えます。

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7年春のジョイントプログラムの結果から   その2

次のグラフは「勉強についての相談したいことがある時,だれに相談するこ 
とが多いですか。」という設問の結果です。
[1学校の先生 2家族 3友人 4その他(塾など)]の選択肢の中で
「学校の先生」と「友人」とする回答が多いことが本校の特徴です。

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