京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/22
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気温の変化が大きい季節です。暑い日は、充分な水分補給ができるよう水筒をお持たせください。

第1回東山開睛館「志」育成講座のご案内

 本年3月11日に東北地方にて発生した地震と津波は、私どもの常識を覆す誠に大きな災害をもたらし、今も復興の目途すら立たない地域もあるかと聞き及んでおります。
 本校でも、子どもたちに被災地の現在の状況を知らせ、自分達に何ができるのかを考えさせると同時に、NPOの職員として、復興復旧に向け活動されてきた方々のお話を伺うことで、人としての生き方、「志」について学ぶ機会を設けたいと考えています。
 つきましては、下記要領に従い、第1回東山開睛館「志」育成講座を開催いたします。対象学年は6,7,8,9年ですが、ぜひこの機会に保護者や地域の皆様方にもご参加いただき、研修の場としていただけたらと考え、ご案内いたします。

  ●日時:6月15日(水)10:40〜12:00
 
  ●内容:遠くからできることを考えよう
   −被災地の最前線で活躍する若き東北人が東山開睛館にやってくる!− 

     
  ●場所:東山開睛館B2アリーナ

  ●講師:渡辺一馬(わたなべかずま)氏 NPO法人ハーベスト 常務理事
       中山聖子(なかやませいこ)氏 NPO法人ハーベスト 代表理事

  

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憲法記念日にあたって

 わが国では、毎年5月3日を憲法記念日、そして5月の第1週を憲法週間、さらに京都市では5月を憲法月間とし、日本国憲法の精神である平和の遵守と人権の擁護を改めて確認する機会としています。
 我が国の憲法は「平和憲法」ともいわれています。国政においてもこの条文の解釈をめぐって種々議論がなされるところではありますが、子どもたちには平和の尊さや、平和の実現に向けての「人権の尊重」のありかたについて考えさせることはとても大切な事柄です。
 歴史には様々な見方や解釈があります。私たちは過去の戦争等の歴史に学び、「過去の戦争=侵略戦争=贖罪意識の醸成」という見方だけではなく、どのような状況において戦争が引き起こされたのか、また、回避するためにどのような手立てがあったのか、というように、当時の我が国の状況や国際情勢を、客観的、俯瞰的にとらえ、問題解決へのプロセスを考えるなど、幅広い視野と思考力を育て、これからの日本を平和国家へと導く子どもたちを育てたいと思います。
 東日本大震災で親族を亡くされた方々をはじめとする被災者の皆様は、今もなお、避難所等での不自由な生活を余儀なくされています。心より哀悼の意を表するものであります。
 自然の猛威は一瞬にして平和な生活を奪い去りました。また、風評被害というような人災も出始めています。放射能汚染に関連しての、避難者に対する人権侵害等の問題がその最たるものではないでしょうか。
 平和な社会の実現には、基本的人権の尊重が必要不可欠なのです。個人の有する「自由に生きる権利」「平等の権利」「人間らしく生きる権利」を何人も、決して侵害してはなりません。と同時に、子どもたちには「自由に対する義務」「権利に対する責任」をしっかりと果たさせることが重要です。
 人権の問題は決して他人事ではなく、自らの問題であり、いじめや差別の存在する社会は決して生きやすい社会ではなく、人類の歴史は人権獲得の歴史そのものなのです。
しかしながら、わが国には同和問題や在日韓国朝鮮人に対する差別、障害のある人に対する差別、女性に対する差別など、人権にかかわる重大な問題が今もなお存在します。また、新たに生じている人権上の課題も少なくありません。
 「差別」は、低位に位置づけられた被差別の立場の方々が、努力しても正当に評価されず、活躍の場が保障されないなど、社会の構造の中に低位に位置付けられ、「自由に生きる権利」や「人間らしく生きる権利」が奪われるという許し難い社会問題です。本校では、よりよい社会の実現をめざす志と、主体的に変革を図ることのできる確かな学力、そして逞しく生き抜く力を育んでまいりたいと考えています。
 子どもたちの言動には、大人の人権意識が大きく反映します。東山開睛館が開校して1ヶ月、子どもたちは様々な背景や地域の垣根を越えて、頑張って学校生活を送っています。私たち大人は子どもたちに負けることなく、互いに心の垣根を越えて、これからの社会を担う子どもたちを応援していきたいものです。学校が進める人権教育をバックアップしていただき、これからも開睛教育に対する温かいご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

学校経営方針

1 最高経営理念…心澄みゆき、志かがやく学校の創造

2 めざす学校

 (1)同和問題や障害者差別,外国人差別等あらゆる差別やいじめが許されな
  い風土のもと,人権文化に溢れ,一人一人が光り輝く学校
  …人権文化の構築

 (2)社会で許されないことは学校でも許されないという,社会の規範に基づ
  く生徒指導をすすめる学校…市民性の確立

 (3)小中教職員相互の高い専門性が活かされる学校…小中教職員の協同と
  資質向上

 (4)学校だけで完結しようとするのではなく,家庭や地域と共に高まろうと
  する学校…開かれた学校づくり
 
 (5)人,もの,時を大切にしながら組織的運営と効率的経営を実践する学校
  …効率的学校経営

3 めざす教職員

 (1)教育者としての高い志と使命感をもち,教育公務員としての自覚ある行
  動がとれる教職員

 (2)個々の子どもの内面や背景を鋭く洞察し,生き方に迫る指導ができる教
  職員

 (3)地域や社会の実態を把握しながら,義務教育として果たすべき役割を認
  識し教育実践につなげる教職員

 (4)同和教育や総合育成支援教育等,これまでの本市教育の伝統をふまえ,
  今日的な教育課題の克服に努める教職員

 (5)家庭人や地域人としての社会的役割を果たすなど,たえず人間として成
  長を遂げようとする教職員

4 学校経営の視点

 (1)学校の役割の明確化と職務の選択と集中による業務の効率化の推進

 (2)教育目標達成に向けた各教職員の目標の設定と役割の明確化

 (3)目標の達成に向けた教職員個々のスキルアップにつながる研修計画
  の策定

 (4)各教職員の目標に照らした自己評価と,実践に基づく教職員評価の
  実施

 (5)教育環境の改善を図る設備,備品等の管理計画

 (6)学校評価計画に基づいた学校運営の検証と改善

 (7)学校運営協議会を核とした外部人材の活用による学校コミュニティの
  創出

 (8)以上を実現する戦略的な財務の管理運用

教育目標とめざす子ども像

教育目標とめざす子ども像       

 1 最高教育理念 「澄みゆく心」「かがやく志」の育成

 2 校訓      克己    進取    礼節 

 3 教育目的  共に学び共に創り,夢に挑戦し,未来を切り拓く力の育成

 4 目指す子ども像(卒業時点)
      挑戦的に学ぶ姿の実現
      卑怯を許さない姿の実現
      つながりを喜びとする姿の実現

 5 平成23年度教育目標
  ● 何ごとにも可能性を信じ自ら進んで全力で取り組む人間の育成
  ● 伝統に学びつつ変革に向けて果敢に挑戦し続ける人間の育成
  ● 切磋琢磨を通してお互いを尊重し合い礼節を重んじる人間の育成

 子どもたちが生きる社会には,地球的規模の環境問題や経済問題,またそれらに起因する新たな人権上の課題も含め,人類共通の喫緊の課題が山積しています。
 また,現在の社会は情報化,国際化等が急激に進む社会であり,知識基盤型社会とも言われており,社会に求められる知識や技能はもとより,課題発見能力や課題解決能力など,様々な社会の変化に対応できる能力や,社会の中で人とのつながりながら建設的に自らの役割を遂行する市民性の育成が重要な教育課題といえます。
 東山開睛館では,身のまわりの様々な課題を自らの問題として捉えさせ,様々な活動を通して,課題に対する認識や感性を深めながら解決への道筋を展望させたいと考えています。また,日本のみならず世界に貢献できる人間としての「夢」や高い「志」を育て,これからの人生を生き切るために自らを高め続けようとする態度や,健康,体力を培いたいと考えています。
 「9年間の幅広い異年齢児童生徒が共に学ぶ学校」,「わが国有数の観光資源を有する校区」「7つの小中学校の歴史と伝統に支えられた特色ある教育」等,本校が有する特色を最大限生かしきるという理念の基,「義務教育の9年間で社会が求める有為な人材を育てきる」という信念や小中一貫教育に携わる教育者としての自覚と誇りの下,研鑽を積みながら教育目標の達成に向け,先送りしない教育を実践します。

年度当初のごあいさつ

 桜の開花とともに東山開睛館の開校を祝福するがごとく、いささか遅れていた春のやわらかな日差しが、この東山を包んでくれています。
 保護者、地域の皆様方におかれましては益々ご健勝のことと拝察いたします。
 これまで、本校開校に向けご支援ご協力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

 さて、4月5日の開校式、6日の始業式に引き続きまして、本日めでたく1年生入学式、7年入学式を挙行いたしました。多くの 皆様方のご列席を賜り重ねて厚く御礼申し上げます。
 本日迎えた89名の1年生と100名の7年生をお迎えし、860名の児童生徒が明日より本校で学ぶことになります。

 本日、東山開睛館は出発点につかせていただいたばかりでございます。これからがいよいよ開睛館の真価が問われる正念場。皆様方の大切なお子たちをお預かりする重責を担うべく、教職員一同気持ちを引き締めて全力で取り組んでまいります。どうぞ本校教育に共にお関わり頂き、地域の子供たちをご一緒に育んでいただけたらと存じます。引き続きのご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします。

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学校行事
3/25 開睛杯バレーボール大会
3/29 小中合同離任式
京都市立開睛小中学校
〒605-0844
京都市東山区六波羅裏門通東入多門町155
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