京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/18
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気温の変化が大きい季節です。暑い日は、充分な水分補給ができるよう水筒をお持たせください。

2期始業式 校長講話の内容

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 2期の始まりに際し次のようなお話をしました

第二期 始業式校長講話

夏休みが終わりました。皆さんご機嫌いかがでしょうか。
まず,皆さんのお元気な顔を拝見できてとてもうれしいです。
この夏には,台風や大雨があり,命をなくされた方もおられます。
そのことを思うと、皆さんとまたお会いできてとても幸せです。

また,部活動では夏季大会やコンクールが開かれ,皆さんの活躍を見ること
ができました。
結果は様々でしたが、一生懸命に取り組む姿はとても気持ちの良いもので
した。
9年生は部活動の締めくくりの大会となり,これからはいよいよ進路の実現
に向けてシフトチェンジをしなければなりません。
さらに頑張っていただきたいと思います。

さて,この夏休み,特に印象に残ったことをお話しします。

■まず,広島市北部を局地的な豪雨が襲い,土砂崩れで、死者、行方不明者
が、これまでに80人以上にのぼっています。自然の驚異を知らなければなり
ません。
心から亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

■また,夏休み前の7月17日(木)にマレーシア航空機MH17便の撃墜事故と
いう衝撃的な事態が発生しました。ウクライナ情勢は重大な局面をむかえて
います。国と国の関係も急速に変わってきています。

■我が国でも戦争がありました。そして戦争が終わって69回目の終戦記念日
が訪れました。その戦争は昭和20年に終り、たくさんの方々が貴い命をな
くされました。
私のおじさんは92才です。終戦後5年目にして日本に帰ってこられました。
当時ソビエト連邦といいましたが,今のロシアの北部に広がる広い広い平原
であるシベリアというところに抑留されていたからです。そのような経験を
した方も高齢になられてお話を聞く機会が減ってきます。150人いた戦友の
中で,帰国した人は15人だったということです。

■戦後,貧しかった我が国も,多くの方々の尊い犠牲と努力によって,豊か
な国へと変わっていきました。私が幼少のころは「メイド・イン・ジャパン」
といえば粗悪品の代名詞でした。それが国民の努力によって,今や信頼の印
になっています。

■私たちはこれからの日本をどのような国にしていくべきなのでしょうか。
軍事大国でも経済大国でもなく,尊敬される人々が暮らす「精神大国」。そん
な国づくりをしていきたいと思います。

そこで皆さんに頑張ってほしいと思うことを3つお話しします。

◆まず一つ目はしっかりと勉強して学力を身に着けてほしいということです。
皆さんが学校を卒業して社会に飛び出したなら,しっかりと働いて自分の力で生活しなければなりません。
その時に必要となるのがまず健康な体です。栄養のあるものを食べて体を鍛えることも勉強のひとつです。
そして難しい問題にぶつかった時にそれを解決していける知識や知恵が大切になります。
そしてその力を世のため人のために発揮できる豊かな心も大切です。
このように体も心もそして頭も大いに鍛えてほしいということです。
それが皆さんのお勉強です。

◆二つ目に頑張ってほしいことはルールやマナーを守れるようにしてほしいということです。
社会に出ると人は見かけで判断されます。
しっかりとあいさつをすることや身だしなみを整えることは社会人としての常識なのです。
ですからその練習をする学校で,頑張って取り組んでほしいと思います。

◆三つ目はみんなで力を合わせ,自分たちでよいクラス,よい学年,そしてよい学校にしてほしいということです。
言われることだけしかできない人は社会では役に立ちません。
人のことを思いやったり,今何をしなければならないかを考えながら,みんなのために役立てる人が必要なのです。
二期には,体育大会や文化祭,学習発表会と,行事が次々にやってきます。
そのような取組は一人で完成するものではなく,みんなで力を合わせて成功するものです。
ですからこの二期には,是非とも「みんなで力を合わせてやり遂げる」ということを皆さんのテーマにしていただきたいと思います。
やり遂げた時には必ず大きな感動が待っています。
みんなで素晴らしい学校を作っていきましょう。
大いに期待しています。

最後にもう一度言います。
しっかりと勉強し,ルールを守り,みんなで協力していく。
「勉強・ルール・協力」です。

そしてこの3つが成し遂げられれば
皆さんのテーマであるプライド、すなわち誇れる自分。誇れる学校が実現できます。
そんな誇りを持てるようにみんなで頑張っていきましょう。


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