最新更新日:2024/04/30 | |
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学力向上には何が有効か
文部科学省による,全国学力・学習状況調査の19年度→20年度にかけての変化からみる全国レベルの分析結果によると,次のような取組が有効にはたらいているとしています。
1低学力層を減らした取組 ・長期休業期間を利用した補充的な学習指導 ・書く習慣,読む習慣を身につけさせる授業 2高学力層を増やした取組 ・地域の人が自由に授業を参観するなど学校公開日を設置 ・職場見学や職場体験活動 3低学力層を減らし高学力層を増やした取組 ・学校図書館を利用した授業 ・放課後を活用した補充的な学習サポート ・博物館や科学館,図書館を利用した学習 読み書きの習慣化や学校図書館の利用等が有効に働いていること。上位層には職場体験等が学習意欲の喚起につながることなどが,改めて確認されたといえます。 注意すべきは補充的な学習の場の設定が有効にはたらいているとはいえ,あくまでも授業そのもので勝負するという意識を強く持つ必要があること,加えて学習のサポート体制をどのように組織として構築するかが問われているといえます。 東山開睛館ではメディアセンター(図書室・コンピュータールーム)の有効活用を視野に入れた授業改善を進めてまいりたいと考えています。 |
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