京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/30
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4月25日(木)〜5月2日(火)は家庭訪問(1・7年)個人懇談(他の学年)です。よろしくお願いいたします。

志の式を挙行いたしました。

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 夢の式に引き続き、志の式を挙行いたしました。7年生がいよいよ
3rdステージへと進級します。この機会にそれぞれの志を胸に、この
式に臨みました。
 6年生は小学校課程を修了し、小学校の卒業証書をお一人お一人に
手渡させていただきました。おめでとうございます。
 7年から他校へ転出される皆様。お別れとなりましたが、これからの
健闘を心よりお祈りいたしております。

 式辞は次の通りです。

志の式 式辞

 日の光には、その明るさと共に確かなぬくもりを感じ,春の訪れが日一
日と近づいております。この佳き日に、東山開睛館 志の式が、このよ
うに盛大に開催できますことを、心より感謝申し上げます。

本校も開校四年を経て、小中一貫校としての骨
格が整ってまいりました。一年から四年までのファーストステージ、五
年から七年のセカンドステージ、そして八九年のサードステージ、そし
てそれぞれのステージの締めとして、今年度から、夢の式、志の式、そ
して誇りの式として、三つの式典を挙行いたします。
 本日ここに集う児童生徒の皆様は、セカンドステージを終えられる皆
様と、来年度、いよいよセカンドステージの最高学年になられると同時
に、小学校課程もめでたく終了される皆様です。
 本日の式が、児童生徒の皆様にとって、人生の一つの節目として、生
涯の思い出に残る記念日になるようご祈念いたします。

 皆様はこれまで、「大きな夢を持ちなさい」「夢を一杯持ちなさい」
といわれてきたのではないでしょうか。そうです。夢を持つということ
は、生きるめあてを持つということです。
  夢を持てば、その実現に向けて日々努力しようとします。そして、
達成感や成就感が生まれます。これを生きがいというのでしょう。
「おいしいものが食べたい。」「大きなお家に住みたい。」「有名人に
なりたい。」「プロのサッカー選手になりたい。」これらは全て夢と
いえます。けれども、それらの夢は単にその人だけのものであるとも
いえます。
 セカンド・ステージの皆さんにお考えいただきたいことは、さらにそ
の夢の先です。
 それは「何のために夢を実現しようとするのか…」ということです。
「芸能人やプロの選手になって、たくさんの子どもたちに夢や希望を
与えたい。」「おいしいものをたくさん食べて、料理を研究し、人を
喜ばすことのできる料理人になりたい。」「大きなお家を建てて、親
孝行をして、お父さんやお母さんを喜ばせたい。」
 これらは「人のために」という、尊い思いが入っています。そうで
す。これが志なのです。

過日行った誇りの式でも引用しましたが、かの有名なウイリアム・ス
ミス・クラークの言葉に、「少年よ大志を抱け」という言葉がありま
す。
少年よ 大志を抱け!
その後にこう続きます。
お金のためではなく
私欲のためでもなく
名声という空虚な志のためでもなく
人はいかにあるべきか、その道を全うするために、大志を抱け
志は私利私欲に基づいてはならない、大義に基づく人としての生き方
を全うするための志を立てることの大切さを説かれたのだと思います。
皆様には、夢を志につなぎ、自らの生き方の柱にしていただきたいの
です。

本日は、七年生が志を語り、六年生はセカンドステージ最後の一年を
迎えるにあたっての決意を述べられます。
志を立てられた七年生の皆様には、本校での残り二年をその実現に向
けて全力で頑張っていただきたいと思います。そして、その頑張りが必ず自らの誇りになります。

そして二年後には、文字通りの「誇りの式」で、自らへの誇りはもちろ
んのこと、友への誇り、国への誇り、そして本校への誇りを持ち、胸を
張って卒業していただきたいと念じます。

もうひとつ皆さんにお願いがあります。それは、本日の人生の節目にあ
たり、感謝の気持ちを持っていただきたいということです。保護者の皆
様は皆さんを慈しみ、来る日も来る日も愛情を注いで育てられました。
その保護者への感謝。そしていつも温かい眼差しでみなさんを励まして
くださっている地域の皆様への感謝。友達や先生方にも感謝の気持ちを
持っていただきたい。一人で大きくなれる人間はいません。多くの方々
のおかげで今日という日を迎えることができたのです。是非今日一日、
素直な心でありがとうを言う感謝の日にしてください。

 七年生保護者の皆様、本日はセカンドステージの修了、誠におめでと
うございます。早いもので開校した時にみさきの家に行ったこの子た
ちが間もなく八年生になられます。人間として生きることのありがた
さ、尊さを感じながら、さらに逞しく成長してくれることをお祈りい
たしますと共に、これからもご家庭と共に、見守ってまいる所存です。
 六年生の保護者の皆様。本日をもって小学校課程を修了いたします。
小学校課程の修了誠におめでとうございます。こころよりお祝い申し
上げます。
中には、三月を限りに本校から転出されるお子たちもおられます。こ
れからのご活躍をご期待申し上げます。
 そして、本校中学校課程に進まれるお子達には、七年生が残してく
れた足跡をたどりながら、さらにその先へと進んでくれることを期待
しています。どうぞこれからの三年間、今までに増しての本校教育に
対するご支援とご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。
結びになりましたが、ご来賓の皆様方には、公私ともご多用の中、
多数ご臨席を賜わり、誠にありがとうございます。子どもたちが本
日この日を迎えられますのも、皆様方がそれぞれのお立場からご支
援くださいました賜と、心より感謝申し上げます。今後も子どもた
ちを見守り、共に育んでいただきますようよろしくお願い申し上げ
ます。
   
平成二十六年三月十九日
        東山開睛館 校長  初田幸隆

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