京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2014/10/17
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「学習指導要領が改訂されます その2」

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 前号の学校だよりでお知らせしました学習指導要領の改訂ですが,今回の改訂でも「生きる力」をはぐくむことが強調されています。ここで言われている「生きる力」を端的に言うと「知」「徳」「体」のバランスの取れた力のことです。
  変化の激しいこれからの社会を,子どもたちが生きていくために,確かな学力,豊かな人間性,健康・体力の知・徳・体をバランスよく育てることが大切です。そのために,
 ○基礎的な知識・技能を習得し,それらを活用して,自ら考え,判断し,表現す
  ることにより,様々な問題に積極的に対応する力を育てます。
 ○自らを律しつつ,他人とも協調し,他人を思いやる心や感動する心などの豊
  かな人間性を育てます。
 ○たくましく生きるための健康や体力などを育てます。

小中学校教育内容の主な改善事項
1.言語活動の充実
 ・国語だけでなく各教科等で記録,説明,批評,論述,討論などの学習を充実
  (東山開睛館では「読解」の時間を特設)
2.理数教育の充実
 ・国際的な通用性,内容の系統性の観点から指導内容を充実
 ・反復(東山開睛館では「スパイラルタイム」を特設)による指導,観察・実験,
  課題学習を充実(その他東山開睛館では脳の活性化を図る「モジュール学
  習」を特設)
3.伝統や文化に関する教育の充実
 ・ことわざ,古文・漢文の音読など古典に関する学習を充実
 ・歴史教育,宗教,文化遺産に関する学習を充実
 ・そろばん,和楽器,唱歌,美術文化,和装の取り扱いを重視
 ・武道を必修化(中)
 ・総合的な学習の時間の例示として,「地域の伝統と文化」(東山開睛館では
  「東山探求」の時間)を追加
4.道徳教育の充実
 ・発達の段階に応じて指導内容を重点化(小−規範意識 中−社会の形成へ
  の参画 等)
 ・体験活動を推進
 ・先人の伝記,自然など児童生徒が感動する魅力的な教材を充実
 ・道徳教育推進教員を中心とした指導体制を充実
5.体験活動の充実
 ・発達の段階に応じ,集団宿泊活動,自然体験活動(東山開睛館では6年生
  で「スキー合宿」を実施),職場体験活動などを推進
6.外国語教育の充実
 ・小学校に外国語を導入,聞くこと話すことを中心に指導(小5・6年,東山開睛
  館では小3年生から「開睛英語」を実施)
 ・中学校では聞く・話す・読む・書く技能を総合的に充実
  (語数900→1200語へ)
7.重要事項
 ・環境,家族と家庭,消費者,食育,安全に関する指導を充実
 ・情報の活用,情報モラルなどの情報教育を充実
 ・部活動の意義や留意点を規定
 ・「はどめ規定」(詳細な事項は扱わないなどの規定)を原則削除

「学習指導要領が改訂されます」

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 新道校の閉校まであと2ヶ月,60日ほどになって参りました。学校では閉校準備と新校へ向けた準備が,同時に進行しています。また開睛館の新築工事も,休日を返上して行われ,現在では内装を中心に工事が進んでいるようです。
 子どもたちの学習の場は3月末をもって新道校で終了しますが,学びの場は東山開睛館へ引き継がれ当然のことながら義務教育終了まで続きます。
 その学習の指針となるものが,文部科学省から出されている「学習指導要領」というものが元になっています。平成18年12月に約60年ぶりに教育基本法が改正されたのを機に,平成20年3月に新しい小学校学習指導要領が交付されました。平成21年4月の学校だよりの中でもお知らせしておりましたが,2年間の移行期間を終えて,東山開睛館のスタートと同時に,いよいよ本格実施となります。
「知識基盤社会化」が進む社会の中で,子どもたちにはこれからの時代をたくましく生きていく力を育てていかなければなりません。
新しい学習指導要領は,子どもたちの現状をふまえ「生きる力」をはぐくむという理念のもと,知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。また,言語や理数の力などをはぐくむための教育内容を充実させ,授業時数も増加させています。
 これからの教育は「ゆとり」でも,「詰め込み」でもありません。次代を担う子どもたちが,これからの社会において必要となる「生きる力」を身につけてほしい。そのような思いで新しい学習指導要領が定められました。
 さらに「生きる力」をはぐくむためには,学校だけではなく,ご家庭や地域など社会全体で子どもたちの教育に取り組むことが大切です。学校も東山開睛館開校に伴い様々な取組を行っていますが,保護者や地域の皆様のご協力がますます必要だと考えています。子どもたちの未来のための新学習指導要領のスタートに向けご協力をお願いいたします。
 今後の学校だよりの中でもう少し具体的にお伝えしていたいと思います。
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