最新更新日:2014/10/17 | |
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「障害のある人から学ぶこと」
一昨日は学校の休日参観を実施させていただきました。多くの保護者の皆様,地域の皆様方にもご参観いただきまして,誠にありがとうございました。日頃平日の参観にはなかなかお越しいただけない方々にも,学校の様子,またお子様方の授業の様子をごらんいただけたかと思います。何かお気づきの点がございましたら,ご遠慮なく学校までお知らせいただきますようお願いいたします。
さて,本校では原則毎月10日を「こころの日」として,あるテーマをもとに,自分の心を見つめ直して,思ったこと考えたことを学級で話し合い,日常の生活に活かせていく取組を行っています。今月のこころの日は「障害のある人について」がテーマとなっています。先月の朝会では,憲法月間の取組の中から,基本的人権の尊重について,さらにその最も重要な「生命の尊重」に関して,絵本の読み聞かせをしながら子どもたちにお話をしました。今月は「障害のある人」について,灰谷健次郎さんの「だれもしらない」という絵本の読み聞かせをして,お話をしたいと思っています。 障害があるために,障害のない人と同じような行動が取れなくても,同じ人間であることはもちろんのことですが,障害がない人には普段気付きにくいことが,障害があるからこそ,豊かに広がる世界があるものです。障害のために厳しい人生を送っておられる方々に,励ましをおくっているようで,じつは反対に障害のある人から,私たちに励まされている場合もあるのです。 障害があるなしにかかわらず,かけがえのない人生を送っておられる方々からは,大きな感動を感じます。人はみんな違っていいものです。それぞれの個性を認め合って,それぞれが自信をもって自分の良さを発揮していってほしいものです。 |
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