最新更新日:2024/04/24 | |
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2月朝会(1)7月の朝会で子ども達に《人を大切にする3つの『あ』》として「あいさつ」・「あんぜん」・「あとしまつ」という言葉を伝え,修二校のみんなでがんばっていこうと呼びかけました。それから,7か月。呼びかけてきた甲斐もあって,子ども達の姿が少しずつ変わってきたように思います。2月の朝会では「あとしまつ(おそうじ)」について子ども達の気持ちをもうひと押ししようと,「シュリ・ハンドクの悟り」という逸話をもとにお話をしました。 逸話のあと,子ども達にはZOOM越しにこんな問いかけをしてみました。 『みんなはそうじの時間,15分間そうじをしているけれど,働いている全校の子ども達や大人の15分間を全部足したら何分間になるんでしょう?』 子ども達全員の反応を目の前で見ることはできませんでしたが,全部足すと以下のようになります。 ◎15分間×400(人)=6000(分間)⇒100時間 修二校には,子どもと大人を合わせると約400人いますから,単純に計算するとこうなります。『100時間!!』という子ども達の声が画面の向こうから聞こえるような気がしました。上の式はこうも言い換えられます。『全校の人が15分間一生懸命そうじすると,一人の人が夜も寝ないで,100時間働いたのと同じ仕事ができることになる。』 (96時間で丸4日ですから,100時間はそれより少し長い間ということになります) 数字上の話ではありますが,子ども達がこれまで何気なく感じてきた15分間という時間の重みを再確認するには効果的だと思い,自分が修二校で担任をしている頃から子ども達に話をしていました。全校の子ども達の心に届いていたらうれしいです。教室でも事後指導していますが,ご家庭でもおそうじや「働くこと」について話題にしていただけると有り難いです。 |
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