最新更新日:2024/05/17 | |
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平成31年度・令和元年度 錦林小学校 学校教育目標
今年度の学校教育目標
「人との関わり・つながりの中で 自分を高める 実行力の育成」 〜集団や地域での学びを,「なりたい自分」につなげる強さを育てる〜 目標の文言自体は,昨年度と変わりありません。学校の中でともに学ぶさまざまな仲間,地域で見守っていただいている多くの方々と,関わり,つながる中で,多様な考えやものの見方に触れ,自分自身の考えを広げたり深めたりしながら,「なりたい自分」に近づく一歩を踏み出せる力を,子どもたちにはつけていってほしいと願います。その一歩踏み出す力が,校訓でもある「実行力」です。 「なりたい自分」とは,単に将来就きたい職業のことを指しているのではありません。また,自分の好き勝手にふるまうという意味でもありません。その時その時の「最高の自分」の姿,「自分はどうあるべきか」「どんなことを目指してがんばるのか」という目標や取り組む姿勢を指しています。これらを決める際には迷いや悩みが生じることも多々あります。また,強い意志やエネルギーも必要です。そんな時,これまでの自分の経験や周囲の人々の考え方を手がかりにしてほしいと思います。そのために,人と関わる中で考えたり話し合ったりすることが必要になるのです。 昨年度は,子どもたち一人一人が,「なりたい自分」という目標に向かって粘り強く努力する力を,学校の教育活動全体を通じて育む取組を行いました。今年度は,さらに,「なりたい自分」に近づくために,「考える」「決める」「実行する」過程を重視した取組を進めます。自分はどうあるべきかという「なりたい自分」の姿について,じっくり考える(思考力)→自分自身で決める(判断力)→実行する(実践力・表現力)という過程です。特に,「自分自身で決める」つまり自己決定するということは,主体的な判断力=自律する力(自らを律する力)であるととらえ,これからの社会の中で生きていくうえで必要不可欠な力であると考えています。 今年度も,子どもたち一人一人が徹底的に大切にされる人権教育を基盤にして,学校の教育活動のさまざまな場面で,学校教育目標の具現化に向かって,教職員一同,一丸となって取り組みます。どうぞよろしくお願いいたします。 京都市立錦林小学校 校長 近藤 清美 |
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