京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/18
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児童生徒会による能登半島地震支援募金活動へのたくさんのご協力、ありがとうございました!

2020大原提言(報告会を終えて)

 最後の感想で地域の方が言われていたように、7月の一次発表(中間発表)からしっかりと練り直し、コロナ禍のことにも言及した内容になっていて、提言の深化が見られた報告会だったと思いました。
 今年も「地域の活性化」「観光客の増加」を15歳の学院生が考え、提言されました。本やインターネットでの情報だけではなく、自ら体験して、また考えて工夫して、提言に結びつけていました。身体と思考の「動き」を感じさせる提言でした。
 また今年は、全国のサミット校とオンラインでつないで質問を聞くという報告会にしたので、コロナ禍でお互いが直接会って交流できなかった分(修学旅行などで会うことになっていました)、画面を通して交流できました。田原小中学校や宮島学園の9年生とは、4年ぶり3年ぶりの再会になります。またそれぞれの学校からの質問にも、しっかり答えている9年生の姿にもたくましさを感じました。
 大原提言は発表して終わりではありません。今度、提言した内容や思いを持ち続け、卒業した後も、地域を忘れず、何らかの形で地域に貢献し、地域に頼る人生を送ってほしいと思います。(文責:校長)

2020大原提言報告会(校長挨拶)

 学院生のみなさん、こんにちは
 この会場に集まっていただきました地域の皆様、保護者の皆様、教育委員会の皆様、塔南高校の先生方、大阪豊能町から来ていただいた皆様、静岡から来ていただいた校長先生、ありがとうございます。
 そして、オンラインの画面の向こうにいる新潟まつのやま学園の皆さん、滋賀余呉小中学校の皆さん、奈良田原小中学校の皆さん、広島宮島学園のみなさん、こんにちは。同じ小規模サミット校として、みなさんからの質問や意見を期待しています。
 さて、大原提言が始まったのは小中一貫校になる前でした。大原を卒業し大きな社会に出ていく中学3年生の最後の行事として、「大原を良くするためにどうすればいいか」を中学生の意見として地域に伝えよう、と始まったものです。
 その後、一貫校になり、5年生以上がこの発表会に参加することにしました。そして内容も、年々進歩してきました。今では、地域の方が「大原提言」を少しでも実現しようと考えていただいています。3年前からは、「学院生に負けてはいけない」と、『大人の大原提言』が行われるようにもなりました。学院生が地域の大人たちに感動を与え、大人たちを動かした「大原提言」になりました。
 今年はコロナ禍の影響で、人と人とが集まることができませんでした。これは、取材活動にも影響を及ぼし、納得いく内容にならなかったかもしれません。しかし、今の精一杯を出して、自信をもって皆さんに伝えてほしいと思います。
 では、今年の大原提言、よろしくお願いします。

今日から10月

 絵本作家長谷川義史さんの2020年カレンダーを校長室に貼っている。
 このカレンダーには「よしおのブルース」と名前がついている。「よしお」の1年が、長谷川さんの絵と共に綴られている。

 今日から10月。10月の絵は運動会だ。
 著作権の関係で絵は掲載できないが、描かれた絵にはこんな言葉が添えられている。

「よしお はしる はしるけどおそい。 うんどうかいぜんぜんおもんないけど、こうふんする。クラスメートで足はやいやつ おうえんする。フォークダンスで またこうふんする。」

 得意じゃないことだけどがんばる。(くやしいけど)応援する。「みんなでできること」を楽しみにする。
 そんなワクワクした日々を、あと半年つくり続けたいと思う。(文責:校長)

京炎フェスティバル 講評

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学院生の皆さん
 今日は、1時間目の道徳の授業に始まって、2時間目からの京炎フェスティバル、ごくろうさまでした。

保護者,地域の皆さん
 今日は、いろいろな制限の中、来校していただきまして、ありがとうございました。皆様のおかげで、今日の行事が、無事終わることができました。
 いつもは6月に行っている運動会が、今年はコロナ禍の影響で、中止になりました。しかし、何とかしたい、特に今年最後になる9年生のために何とかしたいと考えました。2学期になって、十分予防した上でなら校内に入れていいと、少し防止策が変化してきました。そこで運動会の種目を3つだけに絞って、また時間も絞って、運動会ではなく体育の授業参観として開催することにしました。

 一番に9年生に意見を聞いて、先生たちで3つに絞って種目を考えました。
〇1年生から9年生までをバトンでつなぐ「色別対抗リレー」
〇上の学年と下の学年が一緒に行う「児童生徒会種目」
〇そして「京炎そでふれ」です。
 個人種目である徒競走やハードル走ではなく、学院生みんなでつくる種目を選んだ9年生、「さすが」です。

 お気づきだったでしょうか。今年の京炎そでふれは、密にならないようにグランドいっぱいに広がり、最後の「やー」も真ん中に集まらない。それぞれの場所での「やー」でした。1年生にとっては、初めて踊る京炎そでふれです。9年生にとっては、9年目でやっと巡ってきたセンターで踊る京炎そでふれでした。

 今年いろいろな行事が中止になり、さすが9年生の「あこがれの姿」を見る機会があまりありません。しかし、今日の京炎フェスティバルでは、京炎そでふれを始め、いろんなところで「さすが最上級生」という姿を見せてくれていました。「さすが大原の9年生です」皆さん、9年生に大きな拍手を送ってください。

 2学期にはこの後、たくさんの行事を予定しています。11月には文化祭もあります。
コロナ感染予防をしっかりしながら、一つ一つ今年の「思い出」を創っていきましょう。
本日はありがとうございました。これで私の講評をおわります。

後日談
 終わってみると、この競技もやらせたかったなという思いが募ります。6年生の応援団、小さい学年のかわいらしい演技と競技、リレーも上の学年は1周走るのならもっと9年生は目立てたでしょう。しかしコロナ禍で精一杯考え、行った京炎フェスティバルです。「できた」ということを一番に考え、「つなげた」ことを成果として、来年を迎えてください。
 9年生にはこれからまだまだ「さすが」の場面を用意していきます。(文責:校長)

京炎フェスティバル最終練習

 今日、休日参観の日に行われる京炎フェスティバルの最終練習を行いました。 特に「京炎そでふれ」は、本番の衣装を着て行う最初で最後の練習となります。「簡単」「少し難しめ」「難しい」と3段階に分かれて踊る「京炎そでふれ」を、全校学院生が一体感をもって踊ります。9年目にしてやっとセンターの位置に立つ9年生は「ここが見せ場」とばかりに踊ります。
 「京炎そでふれ」を本校で踊ったのは平成21年4月の開設式。開設式を迎えるにあたって、当時の保護者の方々の手で衣装をつくりました。この衣装には「新しい学校を創る!」の思いが込められています。あれから毎年、運動会の午後1番目の種目として踊ってきました。
 今回は日曜日に披露します。日曜日は、保育所(小野山わらんべ)がお休みの日ということで、今日の最終練習にわらんべの保育児さんも見に来ました。数ヶ月前までは一緒に生活していたお兄さん、お姉さんの姿をたくましいと感じて見ていたことでしょう。
 本番は、コロナ禍を吹き飛ばす元気な姿を見せてください。(文責:校長)

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寂光院の教え

 9月の4連休、寂光院では、「しば漬けの日」イベントが行われていた。しば漬けは、平清盛の娘、建礼門院が大原寂光院で隠棲されている際、村人に教えたというものだ。
 その初日、寂光院に行って御院主様とお話しをさせていただいた。
 数ヶ月前にお寺の石段を降りるとき、転んでけがをされたそうだ。しかしそのとき、こう思われた。
「これはきっと何かを教えてくれたのだろう。自分の体をもっといたわること。けがをした場所の環境改善を図ること。これらを教えていただいた。」
また、こんなお話しもされた。お寺まで荷物を運んでくれた人に「お気持ち」を渡しておられるそうだ。
「人にやってもらうことはあたりまえではない。見返りを期待してもそんなにうまく返ってこない。しかし周りが喜んでくれるのなら、“自分から”やった方が気持ちがいい。そのうち、自分はたくさんの人に助けてもらっていることに気がつく。ありがたい。」
 秋の一日をすがすがしい気持ちで過ごすことができた。(文責:校長)

2020秋ソフトテニス新人戦団体女子 涙の訳は

 9月19日、ソフトテニス秋季大会、女子団体戦が行われた。
 本校の女子部員は5名である。8年生3名、7年生2名。
 ソフトテニスの団体戦は3ペアの対戦で行われる。そのうち2ペアが勝つとその試合は勝利。5人チームでは3ペア目の対戦はオープンとなり、その対戦で勝っても負けとなる。6人の人数を満たないチームは、第1対戦(1番手)で負けるとそこで試合の負けが決まる。だから1番手を任されるペアは、大変なプレッシャーを感じているはずだ。

 すべての試合の1番手は、キャプテンを含むペアが任された。対太秦中、対深草中、両試合とも勝って次のペアにバトンを渡していた。落ち着いた試合ができていた。うまくなったもんだと思った。ましてや1年ぶりの公式戦だ。
 対上京中もあと1点で勝つところまで相手を追い詰めた。しかし「この1球」がネットを超えなかった。その前に素晴らしいクロスのボールが決まったから、そこに打とうとしたんだろう。思いはわかる。
 結局この後、このゲームを落として負けた。泣きじゃくる2人。
 1番手が負けるとチームも負ける。そのプレッシャーの中で戦っていたから、自分たちが負けたことより、チームの負けを決めてしまったことに責任を感じたんだろう、きっと。その涙だろう、きっと。

 2番手の8年生も100%の力で勝負する。素晴らしいボールが相手コートに突き刺さる。しかし失敗もある。7年生の2人も、数か月前まではスポ少バレーをやっていたとは思えない呑み込みの早さ。相手上級生と堂々と渡り合えていた。

 結果は3戦3敗。最後はみんなが涙を流した。試合の中でどんどんうまくなり成長していった。これが大原の子どもたちだと自慢してやりたい試合だった。そして無観客開催で来れなかった家族の方に、「こんな試合ができるようになっています」と生で見せたかった試合だった。

 第1試合前、コート近くまで伸びていた草を全員で抜いていた。素敵な姿だ。こんな姿を見られたのも、試合後の涙が見られたのも、何よりも公式戦をさせていただいたからだ。選手並び関係者に感謝したい。そしてみなさんご苦労様でした。(文責:校長)
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写真集「大原の里」に思いを込めて

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 今朝の朝会は,地域の西田誠さんに来校していただき、写真集「大原の里」のお話をしていただきました。時代が令和に替わる際、明治・大正・昭和・平成の写真を集めて、大原の人々の生活記録を残したい思い、写真集をつくったそうです。

 写真紹介では、「学校」「大原女」「戦争」「災害」「来客」「未来へ」の6つに分類し、説明されました。「60年前には〇〇さんの家はまだなかったんだよ。」「出征兵士を送る家族の写真代は(今なら)1万5千円位だったんだよ。きっと最後の写真だと思っていたから。」「昔の大原は、相撲が盛んで横綱千代の山も来ていたんだよ。学校にも土俵があったんだよ。」「運動会でみんなが踊る京炎そでふれを、家族や地域の人は涙を流して見ているんだよ。」と学院生に話しかけてくれました。

 最後に、「これからの大原の歴史を創っていく学院生へ」ということで、(1)ひとり一人は違う。違いを尊重する。思いやりと個性を大切にしてほしい。(2)大原の伝統や良いところは何か調べ、良いものを残してほしいと期待を話されました。毎朝、見守り隊でもお世話になっている西田さんです。今日、話を聞いた学院生のこれからの成長も見守ってください。ありがとうございました。(文責:校長)

写真集「大原の里」に思いを込めて

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写真集「大原の里」より

講堂工事進んでいます

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 9月12日、工事の皆さんがお昼休みの時間に、覗かせていただきました。
 着々と工事が進んでいます。完成が待ち遠しいです。完成後どんな使い方ができるのか楽しみに待っています。工事の皆さん、事故の無いように、これからも安全にお願いします。(文責:校長)

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