京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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児童生徒会による能登半島地震支援募金活動へのたくさんのご協力、ありがとうございました!

京炎フェスティバル 講評

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学院生の皆さん
 今日は、1時間目の道徳の授業に始まって、2時間目からの京炎フェスティバル、ごくろうさまでした。

保護者,地域の皆さん
 今日は、いろいろな制限の中、来校していただきまして、ありがとうございました。皆様のおかげで、今日の行事が、無事終わることができました。
 いつもは6月に行っている運動会が、今年はコロナ禍の影響で、中止になりました。しかし、何とかしたい、特に今年最後になる9年生のために何とかしたいと考えました。2学期になって、十分予防した上でなら校内に入れていいと、少し防止策が変化してきました。そこで運動会の種目を3つだけに絞って、また時間も絞って、運動会ではなく体育の授業参観として開催することにしました。

 一番に9年生に意見を聞いて、先生たちで3つに絞って種目を考えました。
〇1年生から9年生までをバトンでつなぐ「色別対抗リレー」
〇上の学年と下の学年が一緒に行う「児童生徒会種目」
〇そして「京炎そでふれ」です。
 個人種目である徒競走やハードル走ではなく、学院生みんなでつくる種目を選んだ9年生、「さすが」です。

 お気づきだったでしょうか。今年の京炎そでふれは、密にならないようにグランドいっぱいに広がり、最後の「やー」も真ん中に集まらない。それぞれの場所での「やー」でした。1年生にとっては、初めて踊る京炎そでふれです。9年生にとっては、9年目でやっと巡ってきたセンターで踊る京炎そでふれでした。

 今年いろいろな行事が中止になり、さすが9年生の「あこがれの姿」を見る機会があまりありません。しかし、今日の京炎フェスティバルでは、京炎そでふれを始め、いろんなところで「さすが最上級生」という姿を見せてくれていました。「さすが大原の9年生です」皆さん、9年生に大きな拍手を送ってください。

 2学期にはこの後、たくさんの行事を予定しています。11月には文化祭もあります。
コロナ感染予防をしっかりしながら、一つ一つ今年の「思い出」を創っていきましょう。
本日はありがとうございました。これで私の講評をおわります。

後日談
 終わってみると、この競技もやらせたかったなという思いが募ります。6年生の応援団、小さい学年のかわいらしい演技と競技、リレーも上の学年は1周走るのならもっと9年生は目立てたでしょう。しかしコロナ禍で精一杯考え、行った京炎フェスティバルです。「できた」ということを一番に考え、「つなげた」ことを成果として、来年を迎えてください。
 9年生にはこれからまだまだ「さすが」の場面を用意していきます。(文責:校長)

京炎フェスティバル最終練習

 今日、休日参観の日に行われる京炎フェスティバルの最終練習を行いました。 特に「京炎そでふれ」は、本番の衣装を着て行う最初で最後の練習となります。「簡単」「少し難しめ」「難しい」と3段階に分かれて踊る「京炎そでふれ」を、全校学院生が一体感をもって踊ります。9年目にしてやっとセンターの位置に立つ9年生は「ここが見せ場」とばかりに踊ります。
 「京炎そでふれ」を本校で踊ったのは平成21年4月の開設式。開設式を迎えるにあたって、当時の保護者の方々の手で衣装をつくりました。この衣装には「新しい学校を創る!」の思いが込められています。あれから毎年、運動会の午後1番目の種目として踊ってきました。
 今回は日曜日に披露します。日曜日は、保育所(小野山わらんべ)がお休みの日ということで、今日の最終練習にわらんべの保育児さんも見に来ました。数ヶ月前までは一緒に生活していたお兄さん、お姉さんの姿をたくましいと感じて見ていたことでしょう。
 本番は、コロナ禍を吹き飛ばす元気な姿を見せてください。(文責:校長)

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寂光院の教え

 9月の4連休、寂光院では、「しば漬けの日」イベントが行われていた。しば漬けは、平清盛の娘、建礼門院が大原寂光院で隠棲されている際、村人に教えたというものだ。
 その初日、寂光院に行って御院主様とお話しをさせていただいた。
 数ヶ月前にお寺の石段を降りるとき、転んでけがをされたそうだ。しかしそのとき、こう思われた。
「これはきっと何かを教えてくれたのだろう。自分の体をもっといたわること。けがをした場所の環境改善を図ること。これらを教えていただいた。」
また、こんなお話しもされた。お寺まで荷物を運んでくれた人に「お気持ち」を渡しておられるそうだ。
「人にやってもらうことはあたりまえではない。見返りを期待してもそんなにうまく返ってこない。しかし周りが喜んでくれるのなら、“自分から”やった方が気持ちがいい。そのうち、自分はたくさんの人に助けてもらっていることに気がつく。ありがたい。」
 秋の一日をすがすがしい気持ちで過ごすことができた。(文責:校長)

2020秋ソフトテニス新人戦団体女子 涙の訳は

 9月19日、ソフトテニス秋季大会、女子団体戦が行われた。
 本校の女子部員は5名である。8年生3名、7年生2名。
 ソフトテニスの団体戦は3ペアの対戦で行われる。そのうち2ペアが勝つとその試合は勝利。5人チームでは3ペア目の対戦はオープンとなり、その対戦で勝っても負けとなる。6人の人数を満たないチームは、第1対戦(1番手)で負けるとそこで試合の負けが決まる。だから1番手を任されるペアは、大変なプレッシャーを感じているはずだ。

 すべての試合の1番手は、キャプテンを含むペアが任された。対太秦中、対深草中、両試合とも勝って次のペアにバトンを渡していた。落ち着いた試合ができていた。うまくなったもんだと思った。ましてや1年ぶりの公式戦だ。
 対上京中もあと1点で勝つところまで相手を追い詰めた。しかし「この1球」がネットを超えなかった。その前に素晴らしいクロスのボールが決まったから、そこに打とうとしたんだろう。思いはわかる。
 結局この後、このゲームを落として負けた。泣きじゃくる2人。
 1番手が負けるとチームも負ける。そのプレッシャーの中で戦っていたから、自分たちが負けたことより、チームの負けを決めてしまったことに責任を感じたんだろう、きっと。その涙だろう、きっと。

 2番手の8年生も100%の力で勝負する。素晴らしいボールが相手コートに突き刺さる。しかし失敗もある。7年生の2人も、数か月前まではスポ少バレーをやっていたとは思えない呑み込みの早さ。相手上級生と堂々と渡り合えていた。

 結果は3戦3敗。最後はみんなが涙を流した。試合の中でどんどんうまくなり成長していった。これが大原の子どもたちだと自慢してやりたい試合だった。そして無観客開催で来れなかった家族の方に、「こんな試合ができるようになっています」と生で見せたかった試合だった。

 第1試合前、コート近くまで伸びていた草を全員で抜いていた。素敵な姿だ。こんな姿を見られたのも、試合後の涙が見られたのも、何よりも公式戦をさせていただいたからだ。選手並び関係者に感謝したい。そしてみなさんご苦労様でした。(文責:校長)
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写真集「大原の里」に思いを込めて

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 今朝の朝会は,地域の西田誠さんに来校していただき、写真集「大原の里」のお話をしていただきました。時代が令和に替わる際、明治・大正・昭和・平成の写真を集めて、大原の人々の生活記録を残したい思い、写真集をつくったそうです。

 写真紹介では、「学校」「大原女」「戦争」「災害」「来客」「未来へ」の6つに分類し、説明されました。「60年前には〇〇さんの家はまだなかったんだよ。」「出征兵士を送る家族の写真代は(今なら)1万5千円位だったんだよ。きっと最後の写真だと思っていたから。」「昔の大原は、相撲が盛んで横綱千代の山も来ていたんだよ。学校にも土俵があったんだよ。」「運動会でみんなが踊る京炎そでふれを、家族や地域の人は涙を流して見ているんだよ。」と学院生に話しかけてくれました。

 最後に、「これからの大原の歴史を創っていく学院生へ」ということで、(1)ひとり一人は違う。違いを尊重する。思いやりと個性を大切にしてほしい。(2)大原の伝統や良いところは何か調べ、良いものを残してほしいと期待を話されました。毎朝、見守り隊でもお世話になっている西田さんです。今日、話を聞いた学院生のこれからの成長も見守ってください。ありがとうございました。(文責:校長)

写真集「大原の里」に思いを込めて

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写真集「大原の里」より

講堂工事進んでいます

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 9月12日、工事の皆さんがお昼休みの時間に、覗かせていただきました。
 着々と工事が進んでいます。完成が待ち遠しいです。完成後どんな使い方ができるのか楽しみに待っています。工事の皆さん、事故の無いように、これからも安全にお願いします。(文責:校長)

大原提言、準備を進めています

 休日大原のお店で買い物をしていると、レジに見覚えのあるチラシが。
 皆さんのご協力で今年度も「大原提言」が行われます。今年は10月2日(金)場所は3密を防ぐために三千院ではなく大原学院体育館で行います。「大人の大原提言」も近々書面発表されます。これからの大原の町づくりを9年生、学校、地域の方々と考えます。(文責:校長)

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9月7日(月) 高校生たちの学園祭

 9月になり、各高校で文化祭が開催されています。しかしコロナ禍の影響で、無観客または保護者1名のみ参加など、制限されて開催されています、アカウントを持っている方だけへのリモート放映というのもあります。卒業生たちの活躍の場面を今年は見ることができない秋になりました。
 しかし、週末、卒業生の保護者からいろんな話が届けられました。
 ある高校3年生のクラス発表では、コロナ禍の中で生きる高校生たちの過去・現在・未来をビデオドラマにした。2050年コロナから30年後、自分たちの「得意」を活かしてコロナ対策をしている高校生たち。そのベースには楽しかった高校生活がある。今年の状態を悲しむのではなく、受け止め、次に役立てようとする作品だ。それを企画・立案したのが本校卒業生だと聞く。
 また、ある高校3年生は、ヒーローも悩み落ち込むというテーマでステージをつくった。ヒーローの「人間的な闇の部分」を、みんなで励まし、元気づけていく。ダンスあり漫才あり、何とかヒーローの心を開かせようとする姿から、躍動感や今のクラスのあったかな雰囲気が伝わったステージだったようだ。ここでも本校の卒業生は、準主役や、切れ切れのダンスメンバーで活躍している。
 彼らの土台となっている本校の文化祭も、今年も行う予定です。卒業生たちの頑張りは、今日も大原学院に元気を与えています。(文責:校長)

9月7日(月) 三千院学習を終えて

 3日間にわたって行われた5年生の三千院学習が終わった。
 毎年、長期宿泊学習として、三千院、浄連華院、寂光院、百井キャンプ場、百井分校、大原工房にお世話になり、3泊4日で行ってきた行事だ。本来の長期宿泊の目的は、親元を完全に離れ、自然の中で長期間過ごすことであるが、本校はそこに「地域を知る」という要素をいれている。この行事、家族が立ち会わない分、地域の方々から多くの助けを借りている。百井へのハイキングでは、駐在所、消防、分団、病院、大原サポートの方々が一緒に歩き、到着後は百井の方々や大原の婦人会?の方々に歓迎を受ける。しかし今年はコロナ禍の影響で宿泊は禁止、また地域の人の助けもお断りさせていただいた。また、校区外には出ず、日帰りで3日間活動をする行事にした。
 しかしである。「断ったのにも関わらず集まる地域の方」がいる。百井へのハイキングに仕事を休み、伴走してくださった。ウォークラリーでは、ポイントに冷たいものを用意して、待っていてくださった。3日間すべての活動を見守り続けていただいた方もおられた。百井分校では、電気の調子が悪いとすぐに電気屋さんを呼んで、直してくださった。ありがたい。そこには「見返りの期待」はない。5年生が無事にこの行事を終えることだけを願っておられた。
 5年生は、行事後の感想に「この行事で地域のすばらしさを感じた。これを私たちはたくさんの人に伝えたい」「この行事でクラスみんなが仲良くなれた。このままずっと仲良くしていきたい」と述べていた。地域の方々は、この言葉に感動され、満足げにしておられた。
 また、2日目夕方の百井分校には、多くの教職員が集まり5年生のレクレーションを盛り上げた。5人しかいない5年生に、倍近くの人数の教職員が集まった。これも地域の方には感動だったようだ。「チーム大原だね」とおっしゃった。
 3日間の行事が終わった。事故もケガもなく、無事終わることができた。「恩返し」せねばと思った。地域の方への一番の「恩返し」は、地域の子どもたちの健やかな成長以外ないと思っている。(文責:校長)

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