京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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児童生徒会による能登半島地震支援募金活動へのたくさんのご協力、ありがとうございました!

今年度最終、学校運営委員会報告

 3月23日、「大原在住の」小松郁夫先生も出席され、今年度最終の学校運営協議会が行われました。
 学校評価の分析では、今年度の学校生活や取組に概ね「よい」の評価がアンケート結果から得られましたが、まだまだ学校の取組やねらいが浸透していない現実もあります。そのために、説明会やHP、学校だよりを通じて、学校の取組意図や様子を伝え、今後も地域や保護者の願いが叶う学校づくりをしていくことが確認されました。
 10周年事業計画では、すでに今年度からPTAを中心に行事成功に向けて準備を進めている報告がありました。4月には、概要を地域・保護者を含め全国に広報していきますのでご期待ください。
 次年度からの義務教育学校化については、百井分校、尾見分校についての話題が出されました。それぞれ、次年度中に休校から廃校になりますが、住民の思いは分校開設の時と変わりません。殺風景ではいけないと尾見地域の子どもたちのために校庭に桜の木を寄付してくれた人たちがいます。学校が更地になってもこの木を残してほしいと願う住民の声、跡地を是非京都大原学院との交流の場にしてほしいと願う声があります。それらを大切にして今後も学校運営をしていくことを心に誓いました
 今年度もたくさんの人に支えられ、お声をいただき進めてきた学校運営協議会です。今は本校の運営協議会にも視察が来るようになっています。全国で学校運営や地域運営に不安を抱いている方の、心の支柱なればと考えます。一年間ありがとうございました。            
文責:校長


異動のお知らせ

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卒業式御礼

卒業式御礼
 本日卒業式を終えました。とても素晴らしい卒業式でした。来賓、保護者、教職員そして学院生すべての方々から「よかった。とてもよかった」との声をいただきました。
 本校は1年生ら9年生まで全員参加の卒業式です。送辞では、1年生から始まり8年生まで一人一人全員が声を出し、卒業生に思いを伝えていきます。欠席ゼロ。1年生からの可愛い声から2年生3年生と徐々に学年が上がり、声の質も内容も変化します。卒業生が主人公の卒業式ですが、在校生の成長が見て取れます。最後を締めくくる現児童生徒会長が、穏やかだがしっかりと、卒業生への感謝の思いとこれからの決意を述べる姿にも感動でした。
 答辞では、自分たちの成長を助け、支えていただいた地域の方、教職員、親への感謝の言葉、在校生への感謝と激励が語られます。終わりには卒業生一人一人への思い出とともに、仲間へのメッセージが語られます。子どもたちの世界で9年間にあったエピソード、いざこざ、心の葛藤、そしてそれを乗り越えてクラス全員が仲間となっていった経過、それらを朴訥に伝える姿に、また感動でした。
 今年の卒業生のバックボーンになっていたのは、この子どもたちが小中一貫校京都大原学院の1期生だということです。PTA会長、保護者謝辞にもそのことが話されます。「この学校はなくなるかもしれない学校でした。それを地域の方々のご尽力で学校が残りました。そんな人々の思いの中で入学した京都大原学院1期生、その子らが9年たって卒業式を迎えています」
 地域の期待と覚悟の中、入学した今年の卒業生、そして9年間です。学校は残ったけれど、どんな学校になっていくんだろう、どんな子に成長していくのだろうと思われた9年間でした。それが立派な姿で卒業していくことに、多くの方が「素晴らしい卒業式」と思っていただいたのだと思います。
 学校の見えないところで、たくさんの支援や助け合いがあったと思われます。素晴らしい卒業式でした。地域の皆さん、保護者の皆さん、そして卒業生に感謝いたします。

               平成30年3月15日  京都大原学院 校長 石飛 聡

子どもたちの声を聞きたくて

子どもたちの声を聞きたくて    文責:校長
 今年度、左北支部PTAコーラスで、本校のPTAが選んだ曲は『海の声』でした。♪空の声が 聴きたくて 風の声に 耳すませ 海の声が 知りたくて 君の声を 探してる
 先月、学院生の発表する「声」を聴く機会がありました。
 1月26日小中一貫教育全国サミット京都大会では、分科会の一つを任された本校の発表に8年生が登場しました。学校紹介の冒頭「♪京都 大原 三千院」と『女ひとり』を400人超の観客を前に歌う児童生徒会長。その後、学校の成り立ちや特長をしっかりと語る8年生たち。学校目標である「大原のゆとりある心を自信をもって伝えられる子に!」を目の前で実証している8年生の「堂々とした声」に、多くの方から拍手をいただきました。圧巻は、講評される先生からPISAの学力観の説明の際、突然質問されたことです。「音と光とどちらのスピードが速いですか」いきなり当てられたその子は「光です」とすかさず的確に答えていました。事前に用意されていた発表だけでなく、とっさの対応ができる8年生のコミュニケーション力に、また大きな拍手をいただきました。
 1月31日には、6年生の発見旅行の発表会が行われました。1泊2日広島・宮島で、何を学んできたのか、どんな「人の声」を聞いてきたのかを発表する会です。そこで平和を願う「声」、地元を愛する「思い」を受け止めた発表が聴けました。
 原爆資料館で見たのは、黒焦げや灰になった人々の姿でした。つい何秒か前まで普通に暮らしていた人たちの「声すら出せなかった」姿を目の当たりにしました。自ら文化祭の劇で演じた佐々木貞子さんの折り鶴から、「生きたい」と願う「声」を聞きました。アオギリの木の前で、生きる希望を見いだし平和運動に「声」を挙げて取り組んだ沼田鈴子さんの強い志を学びました。折り鶴タワーでは、平和の願いを書いた一つ一つの折り鶴が、平和の使者として降りていく「決意の音」を感じました。
 宮島では、厳島神社の宮大工・三舩さんから、先人の思いを受け継ぎ、自然災害から守る仕事の話
を聴きました。揚げもみじを発案し、食べたあとのエコや自然保護や環境を考えている竹内さんからは、地元に役に立ちたいと行動している話を聴きました。みなさん「誇りに満ちた声」で話をされました。
 また、6年生たちは、たくさんのつながりを感じたようです。「宮島と大原」離れた2つの土地だけれど、そこを平清盛と建礼門院が結んでいます。過去の不幸な戦争を教訓として、戦争のない未来をつくるために、過去と未来をつなぎます。そして、「共にがんばりましょう」「地域の未来は、君たちにかかっている」と、広島・宮島の人たちからの「エールの声」は、地元大原でも聞いた「声」と同じです。
 たくさんの「声」の中で、大原で一番大切な「声」は、子どもたちの「笑い声」です。大原に響き渡る子どもたちの笑い声を聞きたい。そんな思いで大人たちはいます。
 1月末の発表会で、たくさんの人と関わり、「声」を拾い、思いを受け止めた学院生の「たくましい声」が聞けました。ありがとうございました。


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行事の後に・・・

行事の後に・・・
その1 同じ町内に住む学院生が府下大会に出るということを知って、福知山まで応援に来てくれた見守り隊の方。
ソフトテニスの試合を始めて観られました。ルールも知らない。応援の仕方も知らない。しかし、ハツラツと頑張っている大原の子どもたちの様子は分かる。そんな姿に感動して帰って来られました。翌々日、見守り隊として6年生までの子と一緒に歩いていた時、自転車通学で登校するその部員が近づき、自転車を止めました。そして自転車から降りて、頭を下げ、こう言いました。「土曜日は応援に来ていただいてありがとうございました」
その2
日曜日に行われたトレードフェア(商品開発の発表会)の様子を加古川の高橋さん(いっちゃんの手づくりプリン)に伝えました。7月お母さんに学校に来ていただき5年生と交流を持ちました。10月には依和さん(いっちゃん)に大原に来ていただき5年生の質問に答えていただきました。そんな協力のもとで迎えたトレードフェアでした。依和さんからメールをいただきました。
「ベストショップ賞おめでとうございます㊗️これも先生方やみんなの努力だなって思います。私もこんな経験や緊張感は味わったことがないので、素晴らしい経験をされたこと羨ましく本当に凄いと思います。5年生の皆さんに【おめでとうございます】とお伝えください。 高橋いちか」

地域の方や新しく関わりを持てた方の「力」で、大原の子どもたちの頑張りを作っていただきました。そしてそこで生まれた子どもたちの頑張りが、周りに感動や「力」を与えていきました。まさに「持ちつ持たれつ」「お互い様、おかげ様」が現れた行事の後でした。大原の子どもたち、関わっていただいた方々に感謝です。     文責校長

12月6日(水) 三千院御門主様来校

12月6日(水) 三千院御門主様来校
 三千院御門主様がかねてから願っておられた、学院生の授業の様子を見に来校されました。
 今まで入学式や卒業式、運動会などでは来校していただいておられましたが、今回授業での子どもたちの様子を見たいという願いが叶いました。
 校舎案内する中で、保育児童わらんベさんが竹にパン生地をまいて竹パン作りをしている場面に出会われたり、6年生の日本語があまり使われず英語が飛び交う英語活動に驚かれたり、1年生の練習中の合奏を聞いていただいたり、日常の学校での風景を満足そうにご覧になられました。そして「どの子もどの先生も、生き生きと楽しそうに授業が行われているのが一番」と言っていただきました。
 来る1月26日に行われる「小中一貫教育全国サミット京都大会」の全体会で、御門主様はパネラーとして参加されます。その時の資料にも役立てそうだと喜んでおられました。 文責校長

葵サッカー団の最終戦

25日、本校9年生2人が続けてきた葵サッカー団の最終戦が行われました。
天候に恵まれ、グランドにも恵まれ、そして強い相手にも恵まれ、最後まで全力でプレイしていました。
ここでの経験と仲間との絆は一生の宝物です。
そして、いつも見守っていただいた家族やチームの方には、私からも感謝を伝えたいと思います。
ありがとうございました。3年間、最後までよくがんばった。ご苦労様でした。
文責:校長

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11月23日「いっちゃんのプリン」のいっちゃんの高校の文化祭(県農祭)

23日、「いっちゃんのプリン」の高橋依和さんの高校の文化祭(県農祭)に行ってきました。
そこでは、この日に向けて作られた作物や園芸品、食料品の販売会、各学科の課題研究発表会などが行われました。毎年1万人ほどの人が集まると言われる大イベント、この日もたくさんの人、人、人、人でした。
彼女は、食料品販売に集まる列の最後尾を仕切る係をされていました。しかし、中にはルールを守らずに横入りする人もいます。彼女は、優しくも厳しい声で、列を整え、仕切っていました。
お客さんに気持ちよく買っていただけるように、全員の気持ちを考え、だれも傷つけずに、活動しておられました。あらためて彼女がただ商品開発をして販売しているのでは無く、人の思いを大切にしていることを感じました。大変だったでしょう。ご苦労様でした。
是非また、大原の子どもたちに会いに来ていただきますように。   
文責:校長

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第72回京都市学童大音楽会

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 「音楽は人の心を動かす。」改めてそう思わせる音楽会でした。
 京都大原学院になって初めて参加した音楽会でした。本校は、4〜6年生の合奏「情熱大陸」を会場中の手拍子とともに演奏ができました。子どもたちの活動の場を増やしたい。そんなねらいで始めた練習そして発表です。子どもたちの感想にも「楽しかった」「気持ちよかった」と、コンサートホールの大きな舞台に立っても物おじしないたくましさを感じました。
 そして、それ以上に子どもたちを音楽会に参加させて良かったと思ったのは、他の学校の歌声を聞けたことです。中でも私が一番感動したのは、乾隆校の合唱でした。選曲された「大切なもの」の歌詞も心に響きましたが、開校明治2年の伝統校であり今は全校児童170名ほどの小規模校になった学校。その学校代表5・6年生の歌声は、「人の心を動かせるのは、学校の大きさではなく、一人一人のひたむきさと心を合わせることなんだ」ということを教えられました。同じ小規模校に勤務する人間として、大きな感動をいただきました。小さな学校だからこそ、より丁寧な関わりができている。日ごろの乾隆校での学校生活や学習への姿勢が想像させます。見習いたいと思いました。
 うちの児童はどのように感じたでしょうか。とても有意義な学びの時間をつくっていただいた他校の皆さん、関係者の皆さんに感謝です。                    文責校長


秋季大会 ソフトテニス部 大健闘

 「大原チームの試合を、他の学校の生徒が応援している」
 そんな光景が見られたのが、今回の秋季大会でした。女子初級の部、3人しかいない女子部員の中で、ベンチには8年生のキャプテン一人と顧問の先生。そこに練習試合で親しくなった衣笠中学校のソフトテニス部員が応援に来てくれました。試合中、大きな声で励ましてくれる衣笠中学校の生徒たち。結果、全市大会2回戦勝利。試合後衣笠中学校の部員から「おめでと〜」と声をかけていただきました。
 「他校から愛される部活」これは大原の先輩たちが築いてくれた歴史です。試合中は自分のことしか考えられず、何も見えなかったのかもしれません。しかし、君たちの試合以外での関わり・態度が、「敵である」他校からして、応援していただけるチームになっていたのだと思いました。次に行われた府下大会出場をかけた試合には負けてしまったけど、これからは他校を応援していけるチームになっていくと思います。衣笠中学校のみなさんありがとう。

「山間の町の子供たちに一度でいいから大海(甲子園)をみせてやりたかったんじゃ」
 これは高校野球で有名な、池田高校蔦文也監督の言葉です。今ではこの言葉は、校門横の石碑にも刻まれているそうです。
 高校野球が好きな私にとって、大原に来てからこの言葉は常に頭をよぎっていました。大原という山間の町に住む子供たちが、卒業したら大原を飛び立ち、大きな世界へ身を置くことになる。在学中、「学力でも」「部活でも」「趣味習い事でも」何でもいいから他には負けない「自信」を身に着けてほしいと思っていました。
 部活で府下大会に行くことは「自信」を持たせられること。全市大会で戦ったライバルたちが、今度は味方として自分を応援してくれる世界。その子の秘められた可能性を引き出してくれる世界。そこに進んだ者でしか味わえない世界。きっと世界観・人生観を変えてくれるだろう。そして応援に行く子供たちも、身近な仲間・先輩がその場に立っていることで、大きな世界を垣間見ることができるだろう。そんな体験をさせてやりたいとずっと思っています。
 今回、ソフトテニス部男子2ペアが府下大会に行きます。顧問の先生、部員の皆さん、家族の皆さん、ありがとうございます。大会では、大きな世界(大海)を見てきてほしい。そして学院生に伝えてほしい。選手には、精いっぱい活躍してきてほしい。そう願います。 文責:校長

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全国学力学習状況調査

第3回小中一貫教育小規模校全国サミットin田原

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日本義務教育学会

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