最新更新日:2024/04/25 | |
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視察に来られた川場村から学んだこと
先日、視察に来られた群馬県利根郡川場村様から、お礼のメッセージをいただいた。それには「今まで視察した中で一番良かった」とか「関東の大原学院をつくる」と言った過分な評価をしていただいた。しかし、我々こそ大きな『学び』をいただきました。
川場村のパンフレットには、こう書いてあります。「(前略)高速道路は通ってないし、新幹線も、電車の駅もない。だからこそ、いつまでも「懐かしい」空気が残っているのかもしれません。初めて訪れた人も「ただいま」と言いたくなる、のどかな田舎。そんなところが川場村の魅力です。」 年間約200万人を集客する「農業+観光」の村です。そのシンボルは、テレビ番組にも取り上げられた『道の駅川場田園プラザ』です。新鮮な野菜の販売や飲食店があり、木工、陶芸、果物狩り体験ができ、子どものための遊具もある。番組のタイトルは、『「何もない」村に奇跡を呼んだ”プレミアム道の駅”の全貌』でした。 村の歴史や文化も次世代に継承し、幼小中の学校間連携と家庭、地域が一体となり、グローカルな人材育成をめざしています。昭和56年に縁組協定を結んだ世田谷区と交流し、都市の持つ文化と農村の持つ自然との共生を図っています。 少し前までは、村には信号がなかったと聞きました。それでも事故はなかった。お互いに自己判断が任され、それができているから成り立っています。他人のことが見えている村です。 8年生の理科の授業を参観された時、その場が、川場村と大原の意見交換会になりました。そこでは、村長さんの川場村を自信を持って語る姿がありました。そして、学院生をほめていただいたこと、8年生のよさを引き出していただきました。 大原と川場、これからもつながりたいパートナーです。 文責:校長 |
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