京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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2月5日(火)6年生発見旅行報告会,7年生職業調べ発表会

 6年生は,11月の発見旅行で行った宮島,広島で何を見て,どのような人と出会い,何を感じ,何を考えて,将来の自分にどのように生かしていくのかを報告する会です。6年生は今日に向けて準備を積み重ねてきました。事前学習での調べ学習と平和学習の内容,それに基づき現地で自分自身が深めた内容,旅行から帰ってきてからのまとめと将来に生かしていくことという流れで各自が工夫をして発表しました。
 広島で平和記念公園,原爆ドーム,本川小学校を訪れて学習する中で,6年生が文化祭の劇で演じた沼田鈴子さんが,当時左足を失う中でアオギリの木の芽に希望を見出して,多くの人に励まされ希望を取り戻した。その象徴のアオギリの木が脈々と生きていること。原爆ドームや広島平和記念資料館では,一瞬にしてすべてを失う原爆の恐ろしさ,戦争の恐ろしさが分かったこと。そして二度と戦争を起こしてならないこと。本川小学校では自分たちと同じ小学生の当時の生活を想像し,戦争の恐ろしさを感じたこと。そして,平和の大切さと平和を守っていかなければいけないことなどを各自が自分の言葉でしっかりと発表しました。 
 宮島での学習では,嚴島神社で神事の際だけしか見ることのできる雅楽,舞楽を特別に体験することができたこと。嚴島神社の宮大工の三舩さんからは嚴島神社の建築の工夫と仕事へのおもいを知ったこと。揚げもみじを発案した竹内さんからは環境のこと考えて回収ボックスを設置する中で,あきらめないで新しいことに挑戦し続けることの大切さを知ったこと。また,その考えは大原とつながっていること。旅館オーナーの山松さんからは自分の住んでいる「ふるさと」を大切に思う心を学んだこと。宮島学園との交流では事前にテレビ会議して,実際に会って話す中で,人と人とがつながることの大切さを感じたことなどをしっかりと発表しました。
 そして,今日の報告会には,たくさんの地域の方が来られて6年生の発表を熱心にご覧くださいました。ある方から「今日の報告ではたくさんの個人名が出てきました。それだけ人間的な交流があったことが分かりました。」と感想をいただきました。このように6年生は今回の発見旅行を通して,つながりを意識したと思います。人の人とのつながりから,思いや考えを知ることができました。現代と過去とのつながりから,戦争の悲惨さ平和の尊さを学びました。そして,宮島,広島で地域を大切にすることに触れ,離れている大原へも同じつながりも感じることができました。
 来ていただいた方も「大原でこのように頼もしい6年生が育っている。」ことを感じられたと思います。また,報告会に参加した5年は「頼もしい先輩6年生」を,7年生は「自分たちに続いて来てくれる頼もしい後輩6年生」を感じたと思います。この報告会ではたくさんのつながりと頼もしさを見ることができました。お世話になった皆様ありがとうございました。

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