最新更新日:2024/04/26 | |
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12月14日(金)熊本県住吉中学校との交流会
12月14日(金)8:25からの朝会で,熊本県宇土市立住吉中学校と昨年度に引き続き2回目となる交流会が開かれました。住吉中学校は現在、関西方面に修学旅行に来ていて、生徒会の生徒4名、校長先生、生徒会担当の先生の計6名の方々が、時間を割いて京都大原学院に来てくださいました。
本校の生徒会長の引率のもと住吉中の皆さんは体育館に入場し、学院生全員でお迎えしました。住吉中の挨拶では、熊本地震被災の際本校から寄贈した電子ピアノを、行事でずっと活用していて、感謝していること、そのとき受けた「思いやりの心」をこれからも後輩たちに受け継いでいきたいと話されました。次に児童生徒会のメンバーが大原学院の学校紹介をパワーポイントで行いました。 その後,プレゼントの交換が行われました。住吉中は東日本大震災の被災地、福島県須賀川市立長沼中学校とも交流をし,長沼中生徒会から「奇跡のあじさい」が送られました。東日本大震災で福島県須賀川市の農業用「藤沼ダム」が決壊し、地元住民らが空になったダムの底でアジサイを見つけ、全国の人に株分けして育ててもらう「奇跡のあじさい里親事業」を始めたものが「奇跡のあじさい」です。この「奇跡のあじさい」は住吉中の花壇で大きく成長し,可憐な花を咲かせるようになりました。今回の交流会では,京都大原学院と長沼中がつなげたいとの思いで,「奇跡のあじさい」を株分けしたものを4ポッド持参し,メッセージと共に贈呈していただきました。また,本校からも京野菜の形のカードに学院生一人一人が書いたメッセージボードや3,4年生が手作りしたしば漬けをプレゼントしました。 最後に本校の校長先生から,「先日発表された今年の漢字が「災」であるが,地震や台風などの自然災害,戦争などの災害があるが,災害を乗り越え,立ち上がろうとする人々の思いを理解し,つながろうという気持ちが大切です。今日は住吉中学校との「つながり」がさらに深まる交流会になりました」という話がありました。 今日の交流会では,住吉中学校と「つながり」が深まっただけでなく,「奇跡のあじさい」による長沼中学校との新しい「つながり」が生まれました。「奇跡のあじさい」を大切に育てるとともに、住吉中学校,長沼中学校との「つながり」を大切に育てていこうと思える温かい時間となりました。 |
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