９月朝会のお話

　今日は，朝会で２つのお話をしました。
　今日は９月１日。１つ目は，９月１日にちなんだお話です。今日は「防災の日」です。台風や地震，土砂崩れや洪水，津波や火山の噴火等で起こる被害のことを災害と言います。今日は，その災害を防ぐことを考える日です。
　大正１２年（１９２３年）９月１日午前１１時５８分，震度７の大地震が関東地方を襲い，約１０万人もの人が亡くなりました。ちょうどお昼時で，火を使っていた家が多く，（昔はガスや電気ではなく，七輪などを使い，炭で煮たり焼いたりしていました。）大火事がが起こったそうです。
　「防災の日」はこのことから，国や地方，そして私たち国民が，台風・大雨・洪水・地震・津波などの災害について考えると共に，災害の備えを強める目的で，昭和３５年に決められました。
　また，９月１日のこの頃は，今までにも大きな台風が来たことが多く，立春から数えて二百十日にあたり，二百十日と言われます。この頃は，日本にとって重要な農作物，米が実る時期にあたり，台風が来ることによって，１年の努力が無駄になったことも多いのです。
　皆さんも，防災訓練に参加したり，いざという時に持ち出す袋を確認したりしてください。そして，今年の７月，台風が来た時の大雨で，危険が迫っている時には避難することを勧めますという避難勧告が出ました。そんな時には，迷わずこの明徳小学校の体育館へひなんするということを知っておいてほしいと思います。
　次に，２つ目のお話です。２つ目は「９月の言葉のプレゼント」です。９月の言葉のプレゼントは「夢見ることができれば，それは実現できる」です。「Ｉf can dream
it,you can do it」という言葉を言ったのは，ウォルト・ディズニーです。アメリカ合衆国のアニメーターであり，映画監督です。ミッキーマウスの生みの親で，ディズニーランドを創った人です。彼は，ディズニーランド開設前に「いつでも掃除が行き届いていて，おいしいものが食べられる。そんな夢の世界を作りたい」と語っていたそうです。夢，すなわちかなえたい目標をもって物事に臨むことは，学習においても大切なことです。「夢見ることができれば、それは実現できる」そのように思って，学習に取り組めば，楽しんでとりくめるのでは，ないでしょうか。
　９月は，１０月３日の運動会に向けて取り組む時期であり，学習のまとめの時期でもあります。夢，大きな目標をもって実現に向けがんばってほしいと思います。

４月の言葉のプレゼント

　４月８日の始業式でお話しした内容の一部です。
　
　校長先生と３つの約束をしましょう。
１　しっかり勉強して，しっかり考える子になりましょう。
２　命を大切にしましょう。友達や物を大切にしましょう。そのために，ルールや約束をしっかり守りましょう。
３　あいさつをしましょう。学校から帰った後も，お友達のおうちの人や地域の人に自分からあいさつをしましょう。　

　４月の言葉のプレゼントは「とびらはじぶんでひらけよう」です。
　今年はどんなことが待っているでしょうか。
　どんな扉も開けるのは自分自身です。一つずつ学年が上がったわけですから，かたい扉も，重い扉も，粘り強くがんばって開けられると思います。
　校長先生は，皆さんのがんばりを毎日楽しみにしています。