京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/01
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明徳小学校 学校教育目標 「人とのつながりの中で、自ら学び、考え、これからの社会をつくりだす子ども」

9月(長月) 秋の気配は

 厳しい暑さ,流れる汗。「いつまで夏が続くのか」そんなことを思ってしまいます。今年の夏の暑さは記録破りの連続。9月になってもなかなか,おさまりそうにありません。本当に秋の涼風が待たれるこの頃です。
 でも,移りゆく時とともに,秋の気配がわずかに感じられるようになりました。夕暮れが早くなり,夜の闇も深みを増してきたようです。草むらからは繁く秋の虫たちの声が聞こえてきます。
 夏休みが終わり,学校では運動会に向けた取組が進んでいます。各学年とも演技・競技の演出に工夫をこらしています。これからの練習にも徐々に熱がこもってくることでしょう。熱中症には気をつけて,意欲をもって練習に臨んでほしいものです。
 子どもたちは,夏休みを経て,身体がひとまわり大きくなったようです。さすがに子どもたちの成長は速いですね。こらからの季節の中で,内実の伴った成長を遂げてほしいものです。「主体的に思考・判断し,活動する明徳の子」。そんな,心身ともにたくましい子どもに育ってほしいと願っています。これからも,皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

今月の歌

 秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる
                          藤原 敏行
 平安初期の歌人。秋の訪れを風に感じるという斬新な発想がすばらしい短歌。立秋の頃の心持ちを表すのに今もよく用いられる歌です。立秋は夏至と秋分のちょうど中間に当たる日。この頃から少しずつ秋の訪れが感じられるはずなのですが,温暖化の進行した現在では秋の気配を感じるのが難しくなってきました。

 木の間より もり来る月の影見れば 心づくしの秋は来にけり
                          読み人知らず
「古今集」所出の短歌。この歌以降「心づくしの秋」という表現が定着。物思いを尽くさせる秋という意味。「須磨にはいとど心づくしの秋風に」(源氏物語)という例もある。「月の影」は月の光の意味。

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