最新更新日:2024/04/30 | |
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校長の窓24(2学期終業式)
2学期の学校生活が終わりました。夏にインフルエンザに罹患する児童が複数あらわれ,12月早々にインフルエンザの流行で,学級閉鎖を行わなければならないという状況となりましたが,学校では,ずいぶんおさまってきました。しかし,まだまだ感染している児童がおられます。少しでも早い回復を祈ります。また,京都市でも,インフルエンザ注意報が出ているところです。十分ご留意ください。
恒例の今年の漢字が,清水寺の森清範貫主によって披露されましたが,『令』という文字でした。まさしく,平成にはじまり,令和で終わる1年でした。新しい時代に希望を抱いた方も多かったのではないでしょうか。 2学期,多くの行事を行いました。新学習指導要領の実施にむけて,なだらかに移行させながら取組を進めてきました。2020年度から新たな学習指導要領で教育活動を行っていきます。与えられた時間の中で,より効果のある取組を進められるように,各教科や領域の関連を深めながら,学校教育活動全体のつながりを意識して,取組を進めていきたいと考えています。保護者皆様には,様々な面で,ご理解,ご協力をいただきました。地域の方々にも,多くのご支援をいただきました。そして,無事に取組を行うことができました。ありがとうございました。 本日,終業式を行いました。子どもたちの聞く姿勢や式に向かう態度がますます向上しているように感じました。場に応じた行動をとれることは大切なことだと考えます。今学期の学びの成果かとも思います。うれしい姿でした。 終業式では,12月のはじめに考えたいじめのなくす提言の振り返りから話をすすめました。自分たちが考えた提言をもとに振り返る機会としました。みんな真剣に振り返っている様子でした。その後,1年を大きな出来事を振り返りながら,自分にとっての1年を考え,これからはじまる2020年にむけて,新たな意識が持てるように話を進めていきました。 1年の振り返りでは,主な画像をもとに振り返ります。「おぼえてる〜」「ああ,そうやった」「知ってる知ってる」などなど口々に言いながら確認をしていました。ここからが今年の成長です。つぶやきがいっぱい出ても,次に話に移った時には,静かに話を聞く姿勢がつくれる,これがすばらしく思いました。よりよい社会を,そこで生活をするみんなで創り上げる,そんな意識が高まることで,自分にとってますます生活しやすい,安心安全な環境になっていくのです。それを,この学校という社会で子どもたちは体現し,次のステージでの環境づくりに生かせることで,成長と共によりよく高まっていけるのではないかと考えます。 明日から冬休みです。年末年始という節目を迎え,様々なイベントも行われます。文化や伝統に接するとともに,生活リズムが崩れることもありますが,睡眠を生活リズムの中心にすえて,この冬休みを過ごしていただければ,充実した休みにつながるのではないかと思います。1月7日の授業再開が,気持ちよく迎えられるように,日々のリズムを大切にしてすごしてください。 保護者の方々,地域の方々には,この1年明徳校の取組にご理解,ご支援いただき,誠にありがとうございました。2020年もますます良い1年となりますように。子どもたちの,保護者の,地域の方々の幸がたくさんありますように願いつつ。2020年での出会いを楽しみにしています。 租税教室感謝状受賞
租税教育に関わって,熱心に取組をすすめているということで,左京税務署から感謝状をいただきました。6年生が中心となって,毎年学習に取り組んでいます。税について考える機会として,また,税が少しでも身近に考えることのできる機会として学習しています。
贈呈式では,税ついて考えた作文の発表がありました。中学生の作文の中で優秀であると認められた作品の発表がありました。税によって自分自身の命が助かった,という発表があり,そのことを知ったことでとても身近に感じ,税に意味であったり,必要性を感じたりしことを発表されていました。また,今年は消費税が上がりました。そのことで,消費税に関わる発表が多かったようです。我々の税金,どのように使われているのか,関心を持つことは大切ですね。そして,有効な使い方,使われ方をしっかりと考えていきたいものです。 校長の窓23(社会を明るくする運動)
少し前ですが,12月15日,左京区役所で,社会を明るくする運動の作文コンテストの表彰式が行われました。本校からも2名の6年生が作文の内容が優秀であったとして,表彰されました。保護司会の方々が中心となって,毎年取組をされている社会を明るくする運動ですが,それに,左京区の子どもたち,小学生や中学生が自分の思いや考えを作文に表します。社会を明るくするために,よりよい社会を築くために,子どもたちなりに社会の一員としてできることを表現しています。毎年ですが,いただいた作文集に目を通すと,よりよい社会にしていきたい,その主体者として生活していきたいという思いが表れています。今の社会を振り返り,見つめ,そして自分ができるかは何なのか,自分が大切にしていけることや忘れてはならないことは何なのかをじっくりと考え,伝えてくれています。それぞれの作文の内容は,その子どもにとって大切なことではなく,我々にとっても,この社会を生きる私たちすべてが大切にしていかなければならないことだと気づかされます。
本校の子どもの作品から(抜粋) (略)・・・道徳の時間に心づかいと思いやりについて学習しました。その中に,「心はみえないけれど,心づかいは見える。」「思いは見えないけれど,思いやりは見える。」という言葉がありました。その言葉に強く影響を受け,これまで意識するようにしていましたが,(甲子園)仙台育英の選手の姿は,まさにそれだと思いました。(中略)・・・どれだけいろいろな取組をして,がんばっても,黒はどこかにひそんでいます。だから,黒を減らすよりも,白を増やしていきたいということが僕の考えです。具体的に僕たちができることは,1つはあいさつをすることだと思います。あいさつをしたら,言われた方も笑顔になり,言った方もよい気持ちになります。一人一人があいさつを意識していたら,町中,日本中,世界中があいさつであふれて明るさがすごく増していくと思います。・・・ (略)・・・冗談で言ったことでも,それが相手を傷つけたり,悪口につながったりすることがあるのです。つまり,いじめにつながる可能性があるということです。そんなことがあってはなりません。だから,そうならないように,周りを知る,周りを見る,そして,互いに助け合うということが大切だと思います。周りに注意をはらうことで,相手がいやな思いをしていないか,困っていないかに気づくことができると思うからです。つまり,その気づきを生かして,次の行動にうつすことで,相手を助けることにつながるのです。「もしかしたら今,いやな気持ちなのかもしれない。」と気づき,素直に謝ってみたり,優しく声をかけたりすることで,社会は明るくなっていくと考えます。 寒い冬の時期ですが,心あたたまる時間でした。時にはこのように子どもの声に多くの大人が耳を傾け,思いを確かめ合うことって大切ではないかと感じました。保護司会の皆様,また,表彰式に出席されたみなさん,ご苦労様でした。ありがとうございました。そして,表彰されたみなさん,おめでとうございます。 研究発表会
研究発表会の2次案内を掲載しました。今年度は2月4日(火)に開催します。道徳を核として,言語能力の育成にむけた取組の3年目となります。3年間の成果を,各教科領域を通して,授業公開をします。また,佐賀大学の達富洋二先生に,今年度も講演をしていただきます。内容など確認の上,ぜひ,ご参加ください。
研究発表会(2次案内)はこちら インフルエンザの流行
インフルエンザが本校で流行しはじめました。また,発熱による欠席者の連絡を増えてきています。例年より早い時期での感染者の増加です。手洗い,うがいなど励行し,十分ご留意ください。そして,子どもたちの体調確認を確実に行っていただき,早め早めの対応を心がけてください。また,今回,成人の方にも感染者が増えているようです。保護者の方々,地域に方々も十分ご留意ください。
体調を崩されている方は,ゆっくりと静養いただき,少しでも早い回復を願います。 校長の窓22(PTA人権街頭啓発)
12月7日(土)一気に冬の訪れを感じる日となりましたが,今年度も,京都市内の各地で人権街頭啓発が行われました。左京北支部でも,例年通り,大原小中学校をお借りして,支部のPTAの方々にお集まりいただき,第1部では,人権啓発事前学習,第2部では,大原バスロータリー周辺や三千院周辺で啓発活動を行いました。
第1部の事前学習では,花背小中学校の片山校長先生にお話しいただきました。小中一貫校での人権月間での取組についてお話しいただきました。発達段階にあわせて,工夫をしながらお話いただいてきたことを紹介いただき,人権に関わって,われわれも一緒に考える機会とさせていただきました。 第2部では,たすきや腕章を着用して,啓発物品(小P連パンフレット入り携帯カイロ)を配布しました。本校からもPTAさんにご参加いただき,いっしょに啓発活動を行わさせていただきました。一人一人の人権が尊重され,かけがえのない“いのち”が輝く社会の実現をめざして,また,子どもたちの命と育ちを守るために制定された「子どもを共に育む京都市民憲章」の意義を多くの市民の皆様に伝え,その実現の輪を広げることを目的に行っています。 本校でも,12月を人権強調月間として設定し,1年の振り返りを人権の視点で確かめようとしています。すべての人が「生まれてきたことを喜び合える社会に」,そして「同じです あなたとわたしの 大切さ」このような文言が当たり前となる社会の実現を目指して。 |
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