最新更新日:2024/05/17 | |
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校長の窓51(薬物乱用防止教室)
6年生を対象に,薬物乱用防止教室を行いました。
今日(2月16日)は,6年2組で保健室の先生を中心に担任先生と連携をしながら授業をしていただきました。薬物とされる大麻,覚醒剤など,本校の子どもたちにとっては,まだまだ遠い話かもしれませんが,社会では,薬物使用の報道や危険ドラッグの報道など,後をたたない状況です。ネット社会の繁栄でますます子どもたちには身近な存在になってきています。 授業では,まず,薬物の危険性について,そして,薬物乱用の契機について知り,自分の行動のとり方を考えるという授業構成でした。『薬物について知り,正しい行動をとれる自分になろう』という学習課題で授業を進めていきました。最後は,誘われたときの断り方を考えました。 体にはよくないとわかっていても手を出してしまうのはなぜか,法律で禁止されているのに報道があとをたたないのはなぜか,この視点をしっかりと考えることで,自分から遠ざけることができればと考えます。 学習の中で,自分だけの体ではない。自分を大切に思ってくれている人がいること,ここまで大切に育ててくれている方がいることなどを想起させながら,自分だけでなく,周りの人たちへの思いを大切にできるような学習としていました。自分の命は自分だけのものではない,多くの方々の思いや願いを受け止めながら,今につながっていると思います。そのことも忘れてはならないですね。 自分の命や体を大切にし,よりよく健康に過ごしているように,主体的に考え,判断し,行動につなげていってほしいと願います。 校長の窓50(大文字駅伝を終えて)
2月12日(日)寒波の影響がたいへん心配された大文字駅伝でしたが,天気に恵まれ,無事に終了することができました。本校も4年連続22回目の出場ということで,48校の1つの学校として都大路を駆け抜けることができました。結果は24位。子どもたちの,チーム明徳の力として表現された結果であったと思います。
今年の6年生は,大文字駅伝に向けてたくさんの子どもたちが挑戦し,メンバーが確定した後も,メンバーだけでなく多くの子どもたちがサポーターとして,一緒に走ったり,タイムを計測したりするなどして,チームとしてメンバーを支えてくれていました。当日も,たくさんの子どもたちが応援に駆けつけたり,学校へ帰ってくる選手を出迎えてくれたりして,まさしくチーム明徳の力となって,今日の日につながったと思います。まずは,そのことがたいへんうれしく思いました。 駅伝の取組を通して,目標に向かって取り組むことのしんどさや達成感,継続して取り組むことの素晴らしさや苦しさ,仲間と共に取り組むことの素晴らしさ,自分だけでは得られない結果を仲間と共に共有できる喜びなどを経験することができたのではないかと思います。また,選手に選ばれる,選ばれない,陸上という競技ですので,タイムで結果が明確に突きつけられるシビアな面など,はっきりと結果をしめされる厳しさも学ぶことができたのではないかと思います。 今日1日のために取り組んできた時間,その時間をどんな思いで,どんな気持ちで取り組んできたか,どれだけ正面向いて取り組むことができたかによって,今日の満足度は変わってくるでしょうね。そして,その期間,多くの人の支援があって取り組めていることをどれだけ感じて大会に取り組めたのか,自分は本当に感謝できているのかを一日の行動で確かめることにもつながりますね。 この日のために取り組んできたことは,その子を成長させるのだと思います。競技をすれば結果はでてきます。陸上という競技は,数字で明らかに結果をつきつけてきます。それもしっかりと受け止めて,この日までの取組を振り返り,整理して,次につなげることが,この取組をますます有意義なものにしてくれます。 大文字駅伝には様々なご意見があります。大文字駅伝をどのように位置づけ,この取組を通してどんな力をつけたいのかを明確に持って,取り組むことで意義ある大会になるかと思います。今回,6年の学年団は,目の前の子どもたちにつけたい力を明確にして,こつこつと取組を続けてきました。共に歩んできたからこそ,メンバー選考には悩み,苦しみ,発表後にも子どもたちの寄り添い,大会につなげています。担任や指導者の思いも子どもたちは受け止め,取組を継続していたことも,充実した時間につながったと感じます。 子どもたちの成長にとって,経験はとても大切であると考えます。挑戦しようとすることは素晴らしいことです。何かやろうと一歩踏み出さないと何も得ることはできません。苦しさや悩み,緊張なども挑戦するから得られる経験です。また,何かをやりだすことはその分リスクも背負うことになります。それも受け入れた上で,やろうとしたことに対してどこまで正面むいて逃げずに挑戦し続けられるかも,大切な姿勢です。正面向けて取組続けることで,より一層大きな経験につながりますね。 大文字駅伝という取組を通して得られた経験を,次につなげる,これからの生活につなげていくことで,この取組に挑戦した意義がますます高まると思います。 保護者の方々には,たいへんお世話になりました。インフルエンザの流行など体調面などたいへん心配しましたが,大きく崩れることもなく全員参加で当日を迎えることができたのも,保護者の皆様方の支えがあってのことです。また,たいへん多くの方々に応援いただきました。お世話になりました。ありがとうございました。大文字のメンバーや区間が決まった時に,当然枠が設定されている以上,選ばれる人と選ばれない人がでてきます。頑張って続けてきたけれども,選ぶことができなかったことを指導者が保護者の方にお伝えしたときに,「選ばれなかったのは残念ですが,悔しい思いをもつことができたことがいい経験です。」「目標を持ってここまで前向きに続けてこられたことがうれしいです。」など,どのような結果であっても子どもの成長という視点でとらえ理解いただいたということを聞き,とてもうれしくとてもありがたいと感じました。保護者の方々に支えていただいているなと実感する機会でもありました。 大会は終了しましたが,子どもたちの人生はこれからです。そして,まずは卒業まで,あと30日ほど,中学へのよりよいステッップとなるよう,また気持ちも新たに取り組んでいきたいと思いますので,どうぞよろしくお願いします。 土曜学習
2月11日(土)は今年度最後の土曜学習でした。
昨日の雪や風邪などの体調面の影響もあり,参加児童はあまり多くありませんでしたが,落ち着いて自らの課題にしっかりと取り組んでいました。 今日で,土曜学習は終わります。今までの取組を各家庭での取組に生かし,それぞれ年度のまとめにつなげていくといいですね。 ミーティングルームで学習をする高学年の子どもたちの下靴たち。当初は揃えられずに入室する子どもたちが多くいましたが,今ではしっかりと揃えて入室しています。これも大きな成長と学習ですね。 校長の窓49(半日入学)
2月7日(火)明徳小学校では,平成29年度の入学生に対しての半日入学,そして保護者の方々への入学説明会を実施しました。雪交じりの寒い中ではありましたが,お集まりいただき,ありがとうございました。
平成29年度の入学生は,今までよりも少し多く,100名を超える子どもたちが本校に就学されます。新しい仲間をお迎えすることは,わくわくする面としっかりと学校教育に取り組んでいかなければという責任を感じます。 今日は,新1年生が各クラスに分かれて少し学校生活を体験しました。初めての環境で,多くの仲間や先生方に囲まれることはたいへん緊張する時間ではなかったかと思いますが,今日の体験を通して,ますます学校生活への楽しみを感じてもらえればうれしく思います。 保護者の方々には,学校生活にかかわって具体的なお話をさせていただきました。一度にたくさんのことをお話させていただいているので,すべてをしっかりと理解することは難しいかと思いますが,今回,少しでもわかりやすいようにと入学のしおりを改訂しています。不明な点は再度お目通しいただければと思います。今日の取組を迎えるにあたって,教職員が何度も掲載内容を確かめ,少しでわかりやすいようにと,準備を進めてきています。それでも,不明なことや不安なことはあるかと思います。特に,初めてのお子様の保護者様につきましては,不安や心配な面の方が多いかもしれませんね。就学前であっても遠慮せず学校まで連絡いただくなどして,入学式に備えてもらえればと思います。 子ども,保護者の皆様にとって,よりよいスタートが切れますよう,学校も準備を進めていきます。今後ともどうぞよろしくお願いします。 4月10日入学式です。教職員一同,楽しみにお待ちしています。 PTAのみなさん,下鴨警察署の方もお世話になりました。ありがとうございました。 |
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