京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/28
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明徳小学校 学校教育目標 「人とのつながりの中で、自ら学び、考え、これからの社会をつくりだす子ども」

【3年】理科 チョウをそだてよう

「ああ、出てきた!」教室中に歓声が響き渡りました。チョウがまさに羽化しようとする瞬間に立ち会えたからです。
 中庭のキャベツに産み付けられたたまごからかえったアオムシが、すぐに成長し、すぐにサナギに変化し、数日たったある日の授業中でした。それまでにも、朝になって羽化したチョウを見つけたことは何回かありましたが、目の前で出てくる動きをじっくり見たことはありません。授業中にサナギを観察中に、もぞもぞ動き始めたかと思うと、あっという間に出てくるのです。時間にすると数分の出来事なのですが、とてもドラマチックで、生命の凄さに驚きます。子ども達は息を止め、スローモーションのように見えたのでしょうか、完全に出た時にはため息をついていました。この後、羽が乾くまでが自然界では危ない時間です。飛べないチョウは格好の餌。羽化したばかりのチョウは、上へ上へと歩みを進めるのは自然界における本能なのでしょう。窓際の割りばしにとまらせて、羽が乾くようにすると落ち着いたようです。
 羽も乾ききった約2時間後のこと。羽ばたいてチョウは窓から出ていきました。子どもたちは手を振り、「帰って来いよー!」と大声で呼びかけていました。

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【3年】書写 初めての毛筆

 毛筆のうまい方が書く様子を見ていると、やはり姿勢がいいですね。体幹がしっかりとしている気がします。それは子どもにも当てはまるような気がしてなりません。
 初めての毛筆の学習で大切にしたことは、まず手を汚さないこと。手に墨が付くということは、気をつけないで書いてしまい、そのうち遊びのように書いてしまいます。そして、姿勢。今回は腕。特にひじの上がり具合です。太筆の場合、ひじは手の位置まで上がります。肩の力が十分でない3年生のとっては、けっこう難しい姿勢です。それでも最初に十分意識をつけておくと、これからも気をつけるようになります。食事の時にお茶碗を持ち上げて食べることと同じですね。ひじを上げられるようになると、自然と背筋も伸び、姿勢もよくなります。あとは、筆を持つ位置でしょうか。これは微妙なバランスですので、子どもによって変わってきますが、あまりにも下を持っていたり、上の方を持っていたりすると、もう少し上下するように指導しています。定位置がわかるのは、もう少し先のことと思います。
 まずは一回目が終わりました。気持ちよく線が書けた子もいて、晴れ晴れとした顔が多かったのが印象的でした。次は文字を書きます。どんな字になるか、お楽しみに。

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【3年】給食のお楽しみ

 給食のお楽しみは、もちろん友達とおいしいごはんをいただけること。それに加えて、月に一回、「なごみ献立」の動画があります。京都市の栄養教諭のみなさんで構成、編集してくださっている子のアニメーションは、子どもたちに大人気です。食材それぞれの産地のことや、献立の意味など、多岐にわたって紹介しています。この日ばかりは、いつもと違うモニターを向いた机の配置にし、5分ほどですが興味深く見ています。5月は、旬の食材、タケノコやワカメ、新ジャガイモの紹介でした。理にかなった「ワカタケ汁」には、「なるほど。」とうなずいていました。ただ、すまし汁のことを「お味噌汁」という子もいることは気になりましたが。
給食中の動画と言えば、この「なごみ献立」の時の動画だったのですが、17日には本校の給食室で給食の準備をする動画が流されました。その日のメニューは、ツナそぼろ丼とトマトだご汁。とても大きなボウル、そしてお鍋にしゃもじ。1年生の時に直接見ているはずですが、2年たってその大きさに改めて驚いています。「だご」作りでも、ボウルでこねる量がとても多い。その量を扱う調理員さんの手さばきにも圧倒されたのか、「すごい…。」という声が漏れていました。
 あっという間の動画視聴でしたが、それでもおいしい食事をいただけることに感謝する気持ちを再認識できたのではないかと思います。

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【3年】社会 学校のまわりの様子

 方位と地図記号を学習するこの単元。終わり頃に、校区の白地図に地図記号を書き入れる学習をしました。
 まず、明徳小学校はどこか。これは、地図の中心よりやや西寄りにあるので、早く見つけることができました。その後、いくつかの公園の確認。忠在地公園、中町公園、土田公園と次々に見つけていきます。公園は、やはり子ども達の生活の中心にあるのでしょう、手際よく理解していきます。三角公園も特徴がありましたね。それらをもとに、交番、郵便局、図書館を見つけます。このあたりから、迷うようになりました。岩倉駅、八幡前駅を見つけ、叡電の線路を確認します。十王堂橋は難しかったですね。最後に自分の家。これが難関だった子が多かったようです。京都市の中心部は碁盤の目のように道路が行きかっていますが、岩倉は農村部だった歴史もあり、旧街道は曲がってつくられ、それが拡幅され、新たな道が増やされて現在に至ります。
 このような違いも今月30日の社会見学で京都タワーから見て確認したいところです。次の単元は「京都市の様子」です。京都市の行政区も少し覚えてから見学に臨めればと思います。

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3年 体育科 マット運動

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 今週、マット運動の学習では、自分の課題にあった技の練習を中心に取り組んでいました。友達同士で教えあったり、手本動画を見て自分に足りていない部分に気づいて練習したりと、主体的に活動する姿が見られました。多くの子が今は側転に挑戦しています。少しずつですができる感覚を掴んできている様子が見られます。どの技もできると嬉しいものです。来週いっぱいでマット運動は終了です。最後まで自分の目標をもって活動してほしいと思います。

【3年】図工 ここが すみか

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 様々な自然素材を生かして、自分たちだけの「すみか」を表現するこの単元。子どもたちは学校内の至る所で取り組んでいました。
 石やブロック、木の枝やロープ、そして木の実。見つけてきたものや用意されたものを駆使して、お好みの場所で組み立てていました。飼育小屋の周囲や中庭、玄関前の植え込みを利用している子もいました。ちょっとした隙間に木の枝で組み立てたり、木と木をロープで結んでツリーハウスのように見立てたり、発想の豊かさに驚かされます。出来上がった「すみか」をPCで撮影し、作品の完成。みんなが使う校内ですから、元通りに戻しますが、少し名残惜しそうでした。
 出来上がった作品は、ロイロノートで共有し、みんなで鑑賞し合います。友達の作品を見ることで、より発想は豊かになると思います。次の時間が楽しみです。

【3年】本の読み聞かせ

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 今年も本の読み聞かせの先生が3年生の教室を訪れてくださいました。この日は、今年度初めてのフッ化物洗口の日でしたので少しバタバタしてしてしまいました。それでも子ども達は、目を輝かせて聞き入っていました。
 本の音読は、早く滑らかに読むことが大事なのではありません。逆に、詰まってもゆっくりと、句読点に気をつけて読むことが大事です。句読点を打っているところにも作者の意図があります。そこまで考えることは難しいとしても、無視する読み方ではお話の本質には迫れないと思います。さらに音読の最大の特徴は、言葉を正しく認識すること。単語を途中で切ってしまうと、文章の意味が理解できません。知らなかった単語を声に出す時は、初めはおかしくなってしまうことがあります。その経験から「この単語はどういう意味だ」と考えることが大事です。目で追うだけでは見つけられなかったことが、声にすることでわかる場合が多々あります。そういう経験を大事にしていってほしいものです。
 読み聞かせの先生の語り口調を聞くことで、音読の仕方も少しずつ理解できることが増えてくるはずです。もちろん、いろいろな感想を持つことも大事です。感想も含めて、お話を聞くことも大事な国語の学習につながっていることを再認識する時間となっています。いつもありがとうございます。

【3年】理科 生き物をさがそう 3

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「先生! アゲハの幼虫が逃げ出している!」登校してきた子が知らせてくれました。観察用の容器の隙間から、小さい幼虫が抜け出して、外に出ていました。幼虫からしてみれば「逃げ出した」というよりも、「エサの葉はどこだ」という気持ちで移動しただけかもしれませんが、子どもは大騒ぎ。不要の紙を使って器用に幼虫をすくい、容器の中に戻してくれました。
 脱皮を繰り返す幼虫は、色も変わってきています。黒色だった幼虫が、いつの間にか緑色に変わっています。同じ幼虫とは思えないくらいの変身です。体が成長することで天敵に見つかりやすくなるので、葉の色に似た色に体の色を変化させることで見つかりにくくなります。長年の進化で得た生き物の生き抜くための力ですね。そういうことを目の当たりにした子どもは、その不思議さに感動すら覚えるようです。「さなぎになったらどうなるんやろう…。」本や動画だけでは得られない実物の変化を毎日見続けています。
 キャベツは学校にもふんだんにあるのですが、ミカン類の葉はありません。週末は先生が持ち帰って、山椒やレモンの木の葉を与えています。さなぎになり、羽化する時の様子を子どもたちにも見てもらいと思います。

【3年】国語 新出漢字の学習

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 帯時間や授業の中で新しい漢字の学習を進めています。200字のうちのまだ1割程度ですが、画数の多い漢字を学習するたびに中学年の漢字だなという気持ちになるのも不思議なものです。
 他の教科のノートも含めて、子どもたちの書いている文字を見ていていつも思うことは、文字を書いている手先を制止するための筋肉はなかなかつきにくいものだな、ということです。「早く書く」ということよりも「ゆっくり書く」ということの方が難しいものですね。自分だけが見るメモ程度の文字ならばなぐり書きのように早く書いてもいいのですが、誰かに読んでもらう文字はそれでは読みにくい。特に家庭学習で書かれる文字に「早く終わらせよう」という気持ちが表れ、なぐり書きの文字になっていることが多く見られます。それでは、読みやすい文字にはなりません。大事にしたいのは、見やすい文字を書けるようにすること。これをおろそかにすると、算数の筆算でもまちがえる傾向にあります。
 見やすい文字で、なおかつ早く書けるようになる。そのためには、手先の筋肉を強化することしかありません。家庭学習を早く終わらせたい気持ちはよくわかりますが、日常から意識しておかないと手先の筋肉は付かないものです。少し余裕をもって書くことに集中する時間を取ってほしいと思います。

【3年】めいとく学習 夏野菜を植えよう 3

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 ゴールデンウィークの合間に植えた賀茂茄子と万願寺唐辛子の苗。適度に雨も降ったせいか、しっかりと根付き、色の濃い葉を天に向けています。この調子で育てば、きっと大きな実をつけることでしょう。適度な雨が幸いしているのも事実ですが、見えないところでいろいろな方が力を加えてくださっているのも事実です。今回はそういうお話。
 ゴールデンウィーク明けの放課後、畑の先生と学校の先生で支柱をつけるための杭打ちなどをしました。茄子や唐辛子といった夏野菜は、非常に大きくなります。大きくならないと大きい実は付きません。ですから、大きい茎や枝を支えるためには支柱が必要となります。実際ビニルハウス内で育てられている茄子などは、もうかなり大きくなっています。岩倉にもビニルハウスがありますので、道路から中を見てください。早くも1mを超えそうな勢いのある茄子を見ることができます。大きな葉は大人の手の大きさも軽く超えます。それだけのものを支えるには強い支柱が必要です。学校の先生たちは畑の先生に教わりながら、重たい「かけや」という道具を使い、支柱を結わえました。通りかかったら見てくださいね。
 週末に苗の様子を見に行くと元気でした。が、それはすでに畑の先生が水をやってくださっていたからでした。私たちの見えないところで力を貸してくださっています。ありがとうございます。

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