最新更新日:2024/04/25 | |
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校長の窓6(修学旅行を終えて)
5月17日〜18日,1泊2日の修学旅行が終わりました。限られた条件の中で,春休みから6年の学年団が計画し取組を進めてきた修学旅行,天候にも恵まれ,ほぼ予定通りに充実した2日間を過ごすことができました。
何より,出発前日までは,体調など心配された面もありましたが,全員参加で,全員活動に取り組み,全員元気に帰ってこれたことがまずは,とてもうれしいことでした。 昨年度の山の家での活動の時,山の家の所員さんから,子どもたちの姿におほめの言葉とたくさんいただきました。今回も,観光客の方々から子どもの姿に感動いただき,担任の方へ伝えにきていただくという場面が何度かありました。 最後の解散式の時にもお話をさせていただきましたが,各係の役割に自覚を持ち,聞き手を意識して話す姿や,自分の役割にひと工夫して取り組む姿に,特に今年度学校が大事に育てていきたい「話す・聞く」力を実践している姿をうれしく思います。また,仲間を思う姿,仲間のために待てる姿,迷惑をかけたことを素直に謝れる姿,しんどい仲間にやさしく声をかける姿,お世話になった宿舎の方や各施設の方などに自分からお礼の言葉を自然に伝えられる姿などなど,優しいあたたかな場面にたくさん出会うことができました。 しかし,すべてが○であったわけではありません。1日目の反省会で子どもたちが話をしていたことですが,けじめがつけられない面,時間が守りきれない面,うれしくなりすぎると歯止めがきかなくなる面などなど,しっかりと自分たちのことをメタ認知できていることは素晴らしいですが,それをこれからどのように展開をしていくかが,この気づきの機会が貴重な時間になっていきます。 今回,楽しい充実した時間を過ごせたことや同じ体験を全員でできたことは良かったことです。これを修学旅行のめあてでもある,すてきな思い出に,ますますしていくために,これからの生活が大切だと思っています。この2日間,たった2日間かもしれませんが,貴重な経験を日常生活に生かし,より高みを目指して生活をしていくことが,ますます「すてきな思い出に」なっていくのだと思います。そうしていけるように,この行事をこれからの生活につなげていってほしいと望みます。 そして,6年の各クラスの学級目標のように,「絆」を深めて,一人ひとりが「輝」いて,「最高」の仲間,時間をつくっていってくれることを期待しています。 保護者の皆様には,準備,この取組に関わっての連絡,子どもへの後押しや早朝の送り出し,お見送りからお出迎えとご支援,ご協力いただき,誠にありがとうございました。平成29年度もまだ1か月半です。これからです。学年団を中心に子どもたちをますますよりよく育んでいけるように,精一杯取組を進めていきたいと思いますので,どうぞよろしくお願いします。 |
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