最新更新日:2024/04/30 | |
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校長の窓32(彼岸花)
台風16号が過ぎていきました。また,日本に多くの被害がでる結果となりました。京都でも最近は,雨により洪水や土砂崩れの心配をしなければならないほどの気象状況となります。今回も,久多地区の方では,避難をしなければならないほどの状況となりました。自然の脅威を感じる機会が増えています。それだけ,環境という状況が危うくなっているのかもしれません。私たち人間は,さまざまな知恵や力を持つことで発展してきましたが,地球という環境の中で生きていることを決して忘れてはならないのでしょうね。いわゆる,生かされいるというとらえがもしかしたら,ちょうどいいのかもしれません。この環境だから,豊かに,安心して生かしてもらっているという思いを持っておくことも大切かもしれませんね。
今日,学校の片隅に彼岸花が咲いているのを発見しました。まさしく,そっと,しかし,赤く立派に,どこか神々しく思える姿でした。これも自然の美しさですね。どこか,ほっとさせてもらったり,気持ちを落ち着けさせてもらったり,心和ませてくれるのも自然の力ですね。 畑の作物を雨という恵みをしっかりとうけとめ,とても立派に育っています。地域の方々の協力で,田んぼもの稲も首をたれ始めました。それそろ収穫の時期が迫っています。長い時間じっくりと世話をすることで得られる収穫です。自然の恵み(時にはその自然の脅威にやられることもありますが)をありがたく思える心情を大切に育みたいことと,しっかりと世話をしなければ得られない収穫,協力いただいていることに感謝の思いも決して忘れることなく,食のありがたさを大切にしていく心情を育みたいと改めて感じました。 |
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