最新更新日:2024/05/17 | |
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校長の窓12(熊本地震に関して)
4月14日に前震,4月16日に本震,その後も余震の続く熊本地震です。まだまだ心配な面が多々あり,不安な日々や不十分な生活を強いられている方々がたくさんおられます。復興に向けて,準備が進むとともに子どもたちなどの心の面のケアも含めて,復興していかなければなりません。GWの機会を活用して,多くの方々がボランティアとして参加されていました。また,同じ経験をしたからと東北の地震や阪神淡路大震災の経験を生かして,あるいは,お返しにと参加されている方も多数おられました。この状況だからこそ,その立場に立って考えようとする姿。また,苦しい厳しい状況にかかわらず,配給などでは,ルールや順番を守って協力しながら生活する姿。厳しい状況の中でつらい情報ばかりですが,その中でも時折知らされる人々の温かさに触れることができます。改めてこの国で生活している良さを感じます。
本校でも,2日の朝会の前には(多くの学校でも行われているかと思います),児童,教職員でこの地震でお亡くなりになられた方のご冥福と少しでも早く復興できることを願い,黙とうから始めました。また,PTAの方々と協力しながら,まずは,18日までの義援金活動をしています。それぞれができることを,それぞれが自分事として受け止めること,が大切だと思います。 地震発生から1か月になろうしていますが,学校の再開の情報が入ってきました。ようやく学校生活も再開をされるようです。今まで通りにはいかないと思います。他の学校を間借りしながらの生活もあるようですが,確実に前に向いて歩んでおられます。そのことが大切なのだと感じます。 私たちも,今の現状から次へ,主体的に前に歩みだすことの大切さを教えてもらっていると感じます。そして,やはりつながりが大切ですね。そのためにはつながりあえる人であるための姿勢も大切にしていきたいですね。 この震災から私たちも多くのことを学び,そのことで子どもたちに伝えられることや子どもたちの成長にかかわることはしっかりと伝えていきたいと思います。 |
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