最新更新日:2024/05/08 | |
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学校の草花たち 13
学校北門入って右手にヒガンバナが咲いていました。子どもたちの目に触れる場所ではないのですが、学校では花の少ないこの時期、ひと際目立ちます。ヒガンバナは、花は咲いても実がめったにできません。球根が分かれて増えますが、新しい球根は親株のすぐわきにつくられて広がらず、自らの移動能力はありません。ということは、ここに誰かが移植した結果ということになります。それは、田の畦道や公園で見られるヒガンバナでも同様です。田の畦道に植えられたのは、前回にも書いた救荒植物であると同時に、土留めの役目や除草の役目を果たしています。球根から出る根は「牽引根」といって、球根が浮くと根がぐぐっと縮んで球根を引っ張り込むそうです。また球根そのものが他の植物の成長を妨げる作用を持つ「アレロパシー物質」を出していて、雑草の発芽を防ぐそうです。しかも、夏の間は葉がなく、農作業には好都合です。花の後から葉が出てくるので、花が枯れた後も観察を続けてください。それに、球根は有毒ですので、ネズミやモグラから畦を守ります。先人の知恵はすばらしいですね。
白いヒガンバナを植えられているお宅もありました。シロバナマンジュシャゲといいます。と、子どもに伝えたら、「土田公園にもあるよ。」とのこと。地域の方のお力できれいにされていました。黄色い花もありました。ショウキズイセンだと思います。花の後にどのように成長するのか見守りたいと思います。 学校では、宿根の西洋アサガオがやっと咲きました。一回り大きな花です。いつまで咲くか、こちらも見守りたいと思います。 本日の給食・ごはん ・牛乳 ・かしわのすき焼き ・切干大根の三杯酢 かしわのすき焼きには、京野菜の九条ねぎを使用しました。ねぎの甘みや香りが、すき焼きのおいしさを引き立てていました。ねぎやえのきなど、食べ物からも季節を感じることができますね。 甘辛い味つけのすき焼きと、さっぱりとした三杯酢の副菜の組合せもバランスがよかったです。 2枚目の写真は、子どもたちが見ている給食の見本です。 季節感のある飾りつけを、毎月調理員さんがしてくださいます。子どもたちは、給食の見本と共に、楽しそうに眺めています。 手づくりのはるまき
【本日の献立】
・ごはん ・牛乳 ・カレーあんかけごはん(具) ・春巻 今日は年に1度の春巻でした。給食では、手作りの味を大切にし、手作りの具を一つ一つ包んで作っています。600人分を3人の調理員で、心を込めて作りました。 具は、春雨、ツナ、しいたけ、たけのこで、色々な食感が楽しめます。 子どもたちの様子を見に行くと、みんな口々に「春巻おいしいよ!」「作ってくれてありがとう。」「皮がサクサクでさ、ツナがおいしいわ!」と教えてくれました。 子どもたちが幸せそうにに食べる姿を見ると、やっぱり嬉しいものです。 学校の草花たち 12
夏の花が終わり今の花壇は、種が零れ落ちてきているヒワマリの周りで、キバナコスモス、オシロイバナが咲き誇っています。玄関のプランターでは、ケイトウのこぼれ種が芽を吹き、一斉に開花しました。小さい花が群生しています。これは品種の違いなのか、今までのケイトウと同じなのか、しばらく様子を見て楽しみたいと思います。 アサガオが元気に咲いています。夏休みの間が暑すぎたせいか、ようやく咲いてきたのが西洋アサガオ。在来のアサガオと交じって、大きな花を見せつけています。やはりアサガオも高温になりすぎると休むのでしょうか。
校区に目を向けると、公園や畦道にヒガンバナが盛りです。別名「曼殊沙華」。「ヒガンバナを摘んで帰ると火事になるよ」とその昔祖母に言われた経験があります。おそらく、根と葉に毒を含んであるからでしょう。リコリンというアルカロイド系の有毒です。食べさえしなければ大丈夫。花や葉に触れたり、汁が皮膚についたり、花を花瓶に飾ったりしても問題ないそうです。茎を折って首飾りにしていた子どもも昔はいましたからね。このヒガンバナは、飢饉に備えた救荒植物のでした。球根を粉状にして水で充分にさらし、デンプン粒の状態に精製して食べていたころもあったようです。先人の知恵に驚くばかりです。(今は危険なので真似をしないでください。) 行事献立「月見」
今日は十五夜。ちょうど給食も月見の行事献立でした。
里いもの煮つけは、けずりぶしでとっただしと調味料で味つけし、スチームコンベクションオーブンで火を通すことで、ふっくらやわらかに、そして煮崩れず仕上がりました。 里いもを食べる機会の少ない子どもたちも多いようで、反応はどうかと見守っていましたが、「やわらくておいしい〜。」「去年よりたべられるようになったわ!」と、思った以上に好評でした。 きれいな満月を思い浮かべながら食べられたかな。 本日の給食
今日は、京都の三大漬物の一つである「しばづけ」が登場しました。
教室では、京都の漬物であることや、どのように作られているのかなどを動画で学びながら食べました。塩と赤しそだけで漬けた本来のしばづけです。 子どもたちは、「すっぱい〜!」「梅干しみたいだから好き!」など、反応は様々でしたが、京都の食文化の一つを知ってもらえる機会になったのではないかと思います。 ◎子どもたちの感想より◎ 「あつあげの野菜あんかけがごはんと合って、とてもおいしかったです。特にあつあげとトロトロになったたまねぎがおいしかったです。」 「しばづけはしょっぱくてごはんと合うから、ごはんがどんどんすすみました。」 本日の給食
今日は、旬の「ピーマン」を使った献立でした。
鶏肉とピーマンのごまいためは、ピーマンとキャベツ、鶏肉を炒め、ごまを加えて作ります。ごまの風味や鶏肉のうまみで、ピーマンが苦手な子どもたちにも食べやすいようにと考えました。 子どもたちに食べた感想を聞いてみると、「ピーマン苦手だけど食べられたよ。」「全然苦くない。あまいよ!」と教えてくれました。 ◎子どもたちの感想より◎ 「ピーマンのおかずがいちばんおいしかったよ。ピーマンきらいなひともたべてたよ。」 「鶏肉とピーマンのごまいためがおいしかったです。ピーマンはほろ苦い感じで、鶏肉がごまとからんでいておいしかったです。」 「あかだしがにがてだけど、おいしくたべられたし、どんぶりのぐは、ごはんとあっておいしかったし、けいにくとピーマンのごまいためは、ぜんぶのあじがあわさっておいしかったです。」 クラブ活動 室内ゲーム一つ目のゲームは「新聞じゃんけん大会」でした。優勝はMさん!おめでとう!! 2つ目のゲームは「わたしはだれでしょう?」でした。ヒントでだんだん解ける謎。どちらも盛り上がりました。さあ!次回はどんなゲームかな? 夏野菜週間です
給食では、まるで夏野菜週間のように、夏野菜が登場しています。
【本日の献立】 ・小型コッペパン ・牛乳 ・スパゲティのミートソース煮 ・ほうれん草のソテー 今日は、スパゲティのミートソース煮に「ズッキーニ」を取り入れました。 ◎子どもたちの感想より◎ 「ほうれんそうのソテーのほうれんそうがしゃりしゃりしてたよ。パンがふわふわしてたよ。」 「パスタがつるつるしておいしかったです。2学期の給食もいっぱい食べます。」 「すごくいいにおいがして、今日の給食はなんだろうと思っていたら、私の好きなスパゲティで、すごくうれしかったです。あつあつでおいしかったです。」 「スパゲティのミートソース煮は、トマトの味がしてほんのりあまく、めんがもちもちしていました。ほうれんそうのソテーは、コーンのあまみとかみあっていておいしかったです。」 学校の草花たち 11
お盆前に「なかよし池」を覆っていたキショウブの葉をばっさり刈り取りました。そうすることで目立ったのがスイレンの葉。こんなに茂っていたのかという感じだったのですが、しばらくするといくつかの花も目にするようになりました。スイレンの葉にカエルが乗っているイラストなどから、スイレンの花の咲く時期は梅雨ごろと思っていたのですが、調べてみると5月から10月まで咲くらしいです。花は水面からちょこっと顔を出す感じで、葉に撥水性はなく切れ込みがあり水を流します。
対して、花が水面から大きく伸びて咲き誇り、葉に撥水性のあるのがハス。「蓮」という漢字から「睡蓮」と混同しがちですが、一目瞭然です。いただいたハスは夏前の花期が過ぎ、実は枯れています。しかし、このハス、根は蓮根としてもちろんのこと、葉も茎も実も食べられるそうです。そのためにはもう少し大きなところで栽培した方がよさそうですね。 |
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