京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/17
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学園教育目標 「自らを高め 共に生き 希望を抱いて未来を拓く」

高く 泳ぐや こいのぼり

画像1
甍(いらか)の波と 雲の波      
重なる波の 中空(なかぞら)を    
橘(たちばな)かおる 朝風に     
高く泳ぐや 鯉のぼり

 「こいのぼり」の歌の歌詞です。
凌風学園の校旗の掲揚ポールに京人形青年会の皆様から寄贈していただいた「こいのぼり」が天気の良い日には青空を悠々と泳いでいます。
さて、「こいのぼり」の歌と言えばすぐに出てくるのが「屋根より 高い こいのぼり」で始まる歌だと思いますが、「甍(いらか)の波と 雲の波」の方は,明治時代から歌われているものです。「聞いたことある!」という人もいるかもしれませんね         
歌詞の意味は次のとおりです。

かわら屋根(いらか)が波のように重なり雲も波のようだ
その重なっているかわらの波と雲の波の間、空の中ほどに
橘の花(ミカンの仲間で5〜6月に白い花が咲く)の香りがする朝の風に吹かれて
鯉のぼりが高く泳いでいる

 5月の青空を泳ぐこいのぼりの情景が目に浮かびましたか。
 では、なぜ「こいのぼり」を飾るのでしょうか。
その昔、中国の黄河という大きな川の上流には、激しい流れが連なった「竜門」という滝があって、その滝を登りきった鯉は竜になるという言い伝えがあります。その言い伝えから、成功するために必ず乗り越えなければならない難しい試験などを「登竜門(とうりゅうもん)」というようになりました。

 「こいのぼり」には、子どもが様々な困難に出会っても、それを乗り越えて成功できますように、また、滝を登る鯉のように元気でたくましく育ちますように、という願いが込められているのです。そんな大人の願いとともに、5月5日の端午の節句(子どもの日)には「こいのぼり」を飾るようになりました。

 凌風学園の校名の「凌風」にも「風を凌ぐ」、つまり困難(風)にあってもそれに耐え、乗り越え進んでいける子どもに育ってほしいという願いが込められています。なんだか学園生の皆さんの姿と滝を登る鯉の姿が重なってきますね。

 五月晴れの下、凌風学園の空に泳ぐ「こいのぼり」のごとく、学園生のみなさんが、すくすくと成長していくことを願っています。


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