京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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学園教育目標 「自らを高め 共に生き 希望を抱いて未来を拓く」

夏季休業期間中の健康管理について

 平素より,本学園の教育活動にご理解とご協力をいただき,ありがとうございます。
 各家庭におかれては,夏季休業期間中におきましても,お子様をはじめ,ご家族の体調・健康管理の徹底,保健衛生意識の向上と実践に引き続き取り組んでいただきますようお願いいたします。
 なお,本日保護者の皆様へ「夏季休業期間中の健康管理について」の通知文を,お子様を通じて配布しています。ご確認いただけますようよろしくお願いします。

夏季休業期間中の健康管理について





 

風を凌いで 7月27日

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 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため,中学校や高等学校の部活動における様々な大会やコンクール等が中止となる中,生徒の心情をふまえ,各地で感染防止対策に取り組みながら,それらに代わる大会等が行われていることを新聞やニュースで見聞きします。皆で掲げてきた目標を目指して挑むことはかなわなくなっても,「仲間とともに活動できる喜び」をかみしめながら,これまで積み重ねてきたことを大切にし,新たな目標を掲げて,それぞれの「夏」に挑んでいる中学生や高校生の姿には本当に胸が熱くなります。そして,そんな中高生の姿から,「心のあり方」と「心構え」について改めて考えさせられました。今日は「心のあり方」について自分が思い起こしたお話を紹介します。それは,吉田松陰(よしだ しょういん)のお話です。
 吉田松陰といえば幕末の動乱期,私塾「松下村塾」で,後の明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた人物です。「松下村塾」は八畳一間の私塾で,そこからわずか1年と1ヶ月の間に80名近くの弟子の中から,5〜6人がヨーロッパに留学し,伊藤博文や山縣有朋など後の総理大臣まで輩出した幕末の「奇跡の学校」です。松下村塾が「奇跡の学校」と言われるゆえんは,後の塾生の活躍もさることながら,決して学問に長けた人材ばかりを集めたような塾ではなかったということです。塾生の中には武士もいれば農民や商人など,多種多様な職に携わる人々や経験の持ち主がいたという事実です。
 では吉田松陰は一体塾生達に何を教えたのか?!それはたったひとつのこと。「自分は何の為に生まれてきたのか。自分の長所を世の中の為にどう活かすのか。」ということでした。つまり「心のあり方」を問い,自分の「心構え」を明確にさせたのです。何事も「心のあり方」さえぶれなければ,「やり方」はいくらでも見つかるもの。つまり,目的をもって取り組むことに失敗や無駄は一切ないということです。もちろん,うまくいかないときもあれば,結果がすぐに表れてこないときもあります。しかし目的をもって取り組んでいることに失敗や無駄は一切ないとすれば,失敗や挫折もそれは何かを自分に教えてくれているのだと考えられます。そう考えれば失敗や挫折もまた自分を高め成長させることにつながる貴重な体験であり,成長できる時間となります。これが「時間を味方につける」ということです。
 私たちは,一生懸命やっていても,うまく物事が運ばないと「こんなことをしても時間の無駄ではないか?!」「これ以上やっても意味があるのか」などついつい愚痴をこぼしてしまいがちになります。けれども「無駄な時間」とは失敗や挫折にくよくよし,いらだち,時にその原因を自分以外のせいにしてしまうことではないでしょうか。そうすることによって,結局,せっかくの自分の成長の時間を自分で無駄にしてしまうのです。
 新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策によって,これまで通りに行えないことがたくさんあります。けれども,学園生の皆さんの様子を毎日見ていると,この1学期,学習や部活動をはじめ,さまざまな学園での活動に「心が『前』」で取り組んでくれていることを強く感じます。どうかその姿をこれからも続けてください。特に9年生は,いよいよ進路実現に向けて本格的に試練の時期に入っていきます。どんな状況に置かれても,「時間を味方につけて,心のあり方を大切に,目的を見失わずに」前へ進んでほしいと思います。目標はゴール,目的はベクトル(方向)です。目標は変わっても目的は変わりません。良い目的には終わりがありません。苦しくなったら,「何のために自分は頑張っているか」と自分の目的に立ち返ることです。進路でいえば,大切なことは,「合格」=「終わり」ではないということです。進んだ先でどれだけ自分を高めるか,学んだことをどう活かすかが大切です。勉強も部活動も,肝心なことは目標の先にあるものを決して見失わないようにすることです。それが,自分自身を高めるための「心のよりどころ(目的)」となります。学園生の皆さん,何事も自分のためになるという「心が『前』」で時間を自分の味方につけましょう。


令和2年度 学園総会 返答と採決

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21日(火)6限に「令和2年度学園総会 返答と採決」を行いました。
前回の学園総会で出された質問や意見,要望への返答と採決を各学級で実施しました。

今年度は例年と違い,教室での返答と採決になりました。
学級代表の司会のもと,それぞれの委員がしっかりと報告をしていました。
また,本部役員からの返答映像を視聴し,採決のときは反対・賛成の用紙を高くあげ,多くの人がしっかりと意思表示をしていました。

みんなの意見が議題にあがり,採決をもって学園の形が決まっていく。

ひとりひとりの意見がとても大事だ,という意識を持ち,日々の学園生活を送っていきましょう。




【緊急】下校待機を解除します

落雷がおさまりましたので,ただいまより安全を確認しながら下校いたします。
よろしくお願いします。

【緊急】落雷発生のため下校待機中

現在,落雷が発生しているため,下校していない学園生については,学園内に待機しています。雷がおさまり次第,下校いたします。
お迎えに来られる場合は,正門にお越しください。何とぞよろしくお願いします。

PTA本部役員 ベルマーク仕分け作業

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 本日,PTA室において,ベルマークの仕分け作業が本部役員さんによって行われました。学園内に設置されているベルマーク回収箱に集められたベルマークを種類別に分ける作業はなかなか根気がいる作業ですが,手際よく分類されていました。今年はじめての高温注意情報が発表された猛暑の中を来校して作業していただきました。
 PTAの活動にご協力をいただき,ありがとうございました。凌風学園の子ども達の健全育成のために,今後ともご協力いただきますようお願い致します。

風を凌いで 7月20日

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 6月1日の学校再開から1か月半が過ぎました。1学期も残すところ2週間となり,今週水曜日から1学期末の個人懇談会が始まります。懇談会では学園生活の振り返りを行います。学習面や生活面で自分のがんばれたところ,がんばれなかったところをしっかり振り返る中で,夏休みを含め,これからの目標を見据えて,具体的な取組を考えてほしいと思います。その際,学園生の皆さんには,ぜひ意識をしてもらいたいことがあります。それは自分の「強み」を生かすということです。「振り返り」や「反省」となると,どうしても出来ていなことや,頑張らなければいけないことなど「課題」ばかりに目が向いてしまいがちですが,課題を克服するためにも,今の自分がしっかりできていることや前向きに取り組めていることにぜひ意識を向けてほしいのです。今日はそのことにつながる話を紹介します。
 昨年度,日本で開催された第9回ラグビーワールドカップにおける日本代表チームの大活躍は皆さんの記憶にも新しいところですが,その4年前,イングランドで開催された第8回ワールドカップにおいて,日本代表チームがこれまでの日本ラグビーのイメージを一気に払拭し,世界にその実力を示した事実を忘れてはなりません。そのことを最も証明する試合が「奇跡の番狂わせ」とメディアで称された,1次リーグでの南アフリカ戦の勝利です。しかし,この勝利,実は決して「奇跡の番狂わせ」ではなかったという話です。
 ラグビーは競技の特性から考えて,基本的に体格の大きい選手がそろっている方が有利に働く競技です。ニュージーランドのオールブラックスやイングランドやウエールズといった6ネイションズとよばれるラグビーの盛んな諸外国のチームは実力も当然ありますが,日本代表チームより体格で勝るチームがほとんどです。もちろん日本代表チームの中には諸外国の選手にひけをとらない優れた個人の技能を備えた選手や並外れた体格と体力を備えた選手もいます。けれども,チーム総体としての力を比較したとき,日本代表チームを上回る力をもつチームが数多く存在しているのが現状です。ではそんな諸外国のチームに対して,日本チームが互角以上に渡り合うために何が必要であるか。そこでポイントになるのが「強み」を最大限に生かすことでした。具体的には,他国では簡単に備えることができない体力面や技術面における個人の力(フィジカルとスキル)とそれを全員が身につける組織としての力(チーム力)をつけることに焦点を当てたのです,それがまさしく,日本代表チームの「強み」が最大限に生かされる「戦術」とそれを実行するために必要な「練習」でした。もともと日本ラグビーの真骨頂は「俊敏さ」です。その「俊敏さ」を試合中終始継続させるためには,倒されてもすぐに起き上がりプレーを続ける「スタミナ(3秒以内に起き上がる)」が必要です。他国を圧倒的に上回るスタミナをつけるには練習しかありませんが,,その練習こそ,日本代表チームにしかできないことを監督,スタッフ,選手のすべてが自覚したのです。それが「勤勉さ」と「我慢強さ」いう,ある意味日本の国民性ともいうべき「強み」を前提にした練習です。例えば,都会で毎日満員電車に揺られ,早朝から自宅を出て,長い通勤時間をものともせず,働き続ける日本の社会人の姿は容易に想像できますね。日本のラグビー選手の大部分は社会人として働きながら,それぞれの会社等のチームに所属してプレーしています。日本代表チームはワールドカップに備え,4ヶ月間に及ぶ早朝練習をはじめ,「リロード」(倒されても3秒以内に置き上がり再度プレーをする)を体にしみこませる過酷な練習をチーム全員で繰り返しました。また体格でかなわない点は,体格の大きな2人の選手に対して常に3人で立ち向かう体勢を作り続ける練習も繰り返しました。「勤勉さ」と「我慢強さ」を要するこうしたひたすら地道な反復練習によって,試合では相手チームの体力を消耗させる,とぎれないプレーの連続が生み出され,その結果として,相手の隙をつくトライが数多く生みだされたのです。
 また,南アフリカチームはラインアウト(ボールが一旦フィールド外に出た後,ボールをフィールド内に投げ入れそのボールを取り合うことから試合を再開する)からトライ(得点)に結び付けるパターンが多いチームでしたが,その相手の強みを封じ込めるために,日本代表チームは90分間,出来る限りボールをフィールド外に出さず,プレーを継続させ,相手国に走り勝つ戦術を目論んだのです。こうして見ると,日本代表チームによる南アフリカ戦の勝利は決して「奇跡の番狂わせ」ではなく,勝利のために計算され尽くし,自分たちの「強み」を最大限に活かすことを考えた準備を徹底して行った末のものであったと言えますね。
 1学期の成果と課題をふまえ,自分の「強み」を生かしながら「弱み」を克服していく,そんな視点で,自分をレベルアップさせるために,夏休みやこれからの目標と取り組みを考えてみてはどうでしょうか。学園生の皆さん,自分の「強み」は何ですか?

【給食】夏野菜のボロネーゼ

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【今日の給食】
○味付けコッペパン
○夏野菜のボロネーゼ【スチームコンベクションオーブン】
○野菜の洋風煮
○牛乳

 昨年9月にスチームコンベクションオーブンが導入され,この1年間に色んな新献立が提供されました。今日はその献立の中でも『おいしかったよ!』と他校の間でも人気な【夏野菜のボロネーゼ】が遂に凌風小中学校でも提供されました。

 夏野菜の【なす】と【ズッキーニ】が入ったミートソースの中に,スチコンで焼きあげたじゃがいも,ころころしたチーズが入り,さらに焼くことでさらにおいしさが広がります。教室で切分けられたボロネーゼを食べた学園生・教職員から絶賛の声をたくさんいただきました。中には,『なすやズッキーニ,チーズが苦手だけど,これならもっと食べたい』といった感想もありました。大まかではありますが,家庭でボロネーゼを作る際のレシピを載せています。ぜひご家庭でもご賞味ください!

風を凌いで 7月13日

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 毎朝,校門に立ってあいさつをしながら学園生の皆さんを迎えていると,「丁寧」に立ち止まってから頭を下げて挨拶をしてくれる学園生がいます。また,休み時間中の校舎内を回っていると,黒板消しを何度も何度も往復させて,授業後の黒板を「丁寧」に消してきれいな黒板にしてくれている学園生がいます。登下校時,エントランスで靴を履き替えた後,かかとを「丁寧」にそろえて下駄箱に入れている学園生がいます。日常生活の些細な行動をこのように「丁寧」に行うことを心がけている学園生の姿を見るととてもうれしくなります。
 さて,「丁寧」という言葉と相通ずる言葉として「至誠」という言葉があります。「至誠」とは,何事にも真剣に,本気で,誠実に取り組もうとする心のことです。
 今日は,日本におけるフランス料理の第一人者として語り継がれている三國清三(みくに きよみ)さんの「至誠を貫く」エピソードを紹介します。三國さんは中学校を卒業して,15歳で札幌グランドホテルの厨房に入り,天性の味覚と類い希なる調理の技術で,あっという間に花形シェフとなりました。その後料理人としての才能を認められ,若くして東京の帝国ホテルの厨房に入ることになりました。当時,日本では超一流とされた帝国ホテルの厨房を取りしきる総料理長は村上信夫(むらかみ のぶお)さんという方でした。そして,鳴り物入りで帝国ホテルにやってきた三國さんに対して,村上さんが命じた仕事はたった一つ,「調理後の鍋洗い」のみでした。いくら才能を認められたとはいえ,新人として最初は基本的な仕事をするのは当然と,三國さん自身も与えられた「鍋洗い」という仕事に真剣に取り組みました。やがてそのまま,半年が経ち,1年が経ち,1日も早く厨房に入ることを期待しながら時が過ぎました。しかし,1年半がすぎても,三國さんは「鍋洗い」と下ごしらえ等の雑用しか仕事をさせてもらえません。「鍋洗い」を始めてからとうとう2年が過ぎ,三國さんもついに我慢の限界に達し,大好きな調理をさせてもらえないなら,これ以上いても仕方がないと決心します。そしていよいよ帝国ホテルをやめようと思った矢先のことでした。三國さんは村上さんからスイスの日本大使館の料理長に指名されました。三國さん,時に20歳のころです。当時の帝国ホテルの料理人は総勢600人以上。その中から弱冠20歳の三國さんが大使館の料理長に選ばれるというのは,異例の大抜擢でした。
 村上さんが三國さんを選んだ理由はただ一つ。村上さんの料理人としての信念に基づくものでした。それは,「料理道具がきれいでなければ気持ちよく料理を作れない。いい料理を作れない。」という信念です。村上さんは常々「技術は人格の上に成り立つ」という考えを大切にし,料理を作る段階で,一つでも手を抜くようなことがあれば,お客様を満足させる最高の料理をつくることはできないという信念で後進の指導にもあたっていたそうです。三國さんは2年間与えられた「鍋洗い」という仕事に対して「至誠」を貫きました。「鍋洗い」の合間には,下ごしらえの雑用やシェフのサポートなど,自ら気づいた仕事を積極的にこなしている姿があったそうです。その後,三國さんが料理人としての才能を大きく開花させたことは,言うまでもありません。
 「至誠を貫く」,なかなか簡単にできることではありませんね。けれども,学校生活で言えば「あいさつ(いつでも,どこでも,誰に対しても自分からしっかりあいさつが出来るか)」や「掃除(誰も見ていなくても,すみずみまできれいに掃き掃除や拭き掃除が出来るか)」,「素直(他人の忠告を素直に受け入れて実践したり,話を聞いたり出来るか)」といった事柄を大切に出来ているかということになるのではないでしょうか。三國さんがそうであったように,人間の「信用」や「信頼」を築くのはすべてこうした日常のあたりまえの事柄に「至誠」を貫くことであり,それが自分の可能性を広げ,チャンスにつながるのだと思います。どんな小さなことでも構いません。何かひとつ,毎日「丁寧」に行うこと,「至誠を貫く」ことを実行してみましょう。

1学期テスト(7〜9年)2日目

 本日7月9日(木)5・6限に7〜9年生は1学期テスト(2日目)を行いました。先週の7月2日(木)の1学期テストと同様に,どの学園生も真剣に取り組めていました。各教科のテスト間の時間も,次のテスト教科に向けて集中した姿が見られました。
 今後は,テスト返却後の課題確認を行い,普段の学習方法や家庭学習の改善にうまくつなげていきましょう。

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凌風小中学校 いじめ防止基本方針

学園だより

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