卒業式 H31/3/21

３月２０日　本校の卒業式でした。２日前から６年生の間でインフルエンザが流行り，学級閉鎖をしたため，リハーサルも十分にできないまま，本番に臨む児童もいました。
卒業証書を渡す時に小声でおめでとうと一人ひとりに伝えました。笑顔でありがとうございますと答える児童が多くいました。入学式で式辞を述べた子どもたちに対して，卒業式でも式辞を贈る。そんな幸運な校長は京都市の中でもそれほど多くはいないと思います。自分のことを振り返ると小中高の卒業式の校長の式辞は全く覚えていません。子どもたちにとっては式辞は卒業式のワンシーンでしかありませんが，未来を切り拓くということを伝えたつもりです。そして，別れの言葉。直前練習無しに本番で言葉を言う児童もおりましたが，顔を上げしっかりとした口調で，参列したものに思いを伝えようとしていました。私は正面から一人ひとりの声を受け止めました。そして退場。終わってみればあっという間の卒業式。そして，あっという間の６年間でした。卒業生が持てる力が存分に発揮できる未来が来ることを願っています。