京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/21
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学校教育目標 『自ら学びに向かい、共に高め合い、未来を拓く子どもの育成』                       〜自分のよさに自信をもち、仲間とのつながりを大切にし、夢に向かう姿を求めて〜

1年間ありがとうございました

 年の瀬も押し迫ってまいりました。平成30年も間もなく幕を閉じます。 
 保護者の方々,地域の方々には,この一年朱七校の取組にご理解,ご支援いただき,誠にありがとうございました。私自身校長二年目として,十分なことができているのか危惧しながらも,朱七校の子ども達が力を発揮できるようにと,教職員一同取り組んでまいりました。その中,学校教育や運営に関わって,一定の理解を示していただき,ご支援いただきましたことに感謝申し上げます。
 平成31年もますます良い一年となりますように。子どもたちの,保護者の,地域の方々の幸がたくさんありますように。よい年をお迎えください。
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2学期が終了しました

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 2学期が終了しました。終業式で,今年の様々な出来事を振り返りました。その一つ一つの出来事の中で,自分がどのように行動し,何を得たのか,どのように成長したのか考える機会としました。
 学校教育目標に「自分のよさ」という言葉が入っています。「あなたは,自分のよさをいくつ言えますか?」子ども達に尋ねてみました。しばらく心の中で考える時間を取りました。指を折りながら考えている姿が見られました。「3つ以上見つかった人?」と聞くと,案外少なくて,3つ見つからなかった子ども達がたくさんいました。
 その後,「めざす子ども像」で挙げている「あいさつ」「そうじ」「自分の考えを話す」の3点から,写真を見せながらみんなのがんばっている様子を伝え,振り返りました。「あいさつ」では,朝のあいさつ運動で,「大きな声で,笑顔で,目を見て」あいさつできているかなと投げかけました。また,5年生はスチューデントシティ学習できちんと挨拶することを学び,6年生は茶道体験で礼儀について学んだことを思い出し,それが日常生活に生かせているか問いかけました。「そうじ」では掃除時間にみんなで力を合わせてそうじするのはもちろんですが,普段からトイレのスリッパの並べ方や昇降口の脱いだ靴の置き方,傘たての傘の置き方など,身の回りの整理整頓について振り返りました。そして,最後の「自分の考えを話す」という点については,1年生から6年生が様々な授業場面で,話したり,発表したり,話し合ったりしている様子を見せながら,自分の考えをうまく話せたかということを振り返りました。

 こうして,めあてに沿って一つ一つの活動を振り返ると,きっと一人一人のよさが見つかるのではないかと思います。そこまで話すと,1年生の男の子が「はじめ一つだったけど,よさが4つ見つかった。」とつぶやいてくれました。自信をもって自分のよいところを話せるって素敵なことだと思いませんか。また,自信をもって自分が成長したと言える,そんな「学び」をしてほしいと思っています。

 私達教員は,子ども達に様々な力が身に付くように取り組んでいます。通知票でその姿の一端を評価し,伝えています。でも,一番大事なのは,子ども一人一人が自分のできるようになったことやがんばったことを,自信をもって語ってくれることだと思います。子ども一人一人の「よさを磨く」のは,私達教員だけではなく,子ども自身なのです。2学期の終了時に,各家庭で我が子の「よさ」について話す時間をとってみてください。そして,子どもの「よさ」を大いに認めて,ほめてあげてください。

 冬休みの間に,平成30年(2018年)が終わり,平成31年(2019年)が始まります。5月には平成が終わり,新しい元号でのスタートとなります。この新しい年を迎えるに当たって,じっくりと自分のことを振り返ってみてください。そして,新しい一歩をどのように踏み出すか考えてみてほしいと思います。年が明けると,3学期が始まります。今の学年を締めくくる学期となります。学校教育目標でめざしている「自分のよさを磨く」「つながりを大切にする」の両面から,自分のめあてをもって新たなスタートが切れるようにしてほしいと思います。
 この1年,保護者・地域の皆様方には,朱七教育推進のため,ご支援・ご協力をいただきましたことを心より感謝申し上げます。来年も引き続きご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。 

4年生 リズム発表会に招かれて

 4年生が「リズム発表会」を開くということで,招待してくれました。音楽の時間に楽しそうに練習している姿を見ていたので,どんな仕上がりになっているのか,とても楽しみでした。

 音楽科における「技能」には,「歌を歌う技能」「楽器を演奏する技能」「音楽をつくる技能」があります。この学習は「音楽をつくる」学習です。音楽づくりの活動は,創造性を発揮しながら自分にとって価値のある音や音楽をつくるものです。
 音符一つで「パン」という音ができます。その音を,どのように組み合わせればよいか考えて,リズムづくりをしたものです。今回は,仲間と一緒に考えることで,お互いの考えを出し合いながらできた作品だということが,さらにねうちがあることだと思います。

 発表会では緊張した様子でしたが,お互いに目を合わせながら,音の響きを確認しながら演奏している姿が素敵でした。リズムだけで,あんなに素敵な演奏ができるのだと感心しました。どのグループも,同じものが一つもなかったこと,そして,たたき方や楽器によって,たくさんの違う音ができることを感じることができた発表会でした。

 担任の先生が,この発表会で作り上げた楽譜は,たった一つの素敵なものですねと話されると,一人一人が誇らしげにしているのが伝わってきました。自分たちで作り上げるということは,本当にすばらしいことであり,子ども達を生き生きさせることだと実感できました。
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5年 スチューデントシティでの学習

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 12月4日,5年生の子ども達はスチューデントシティ学習に行ってきました。これは,総合的な学習の時間「わたしと仕事」の学習の一つです。この学習では,働くことや職業,お金に関することなどを学んでいきます。
 この日は,スチューデントシティで,一人の大人として,働くことを体験します。住民登録をして,この町の住民になります。住民税もはらいます。自分の担当のお店で,自分の担当の仕事を責任をもって行っていきます。そして,もらった給料を使って,実際に買い物を体験します。

 子ども達は,この体験を通して,たくさんのことを学んだのではないかと思います。朱七校ともう一つの小学校の友達とも,いっしょに仕事を行いました。お客さんとも接します。どんな対応をするか,どんな言葉かけをするか,すべて自分で考えなければなりません。コミュニケーションの力が求められます。

 少し疲れた顔をしていましたが,やり切った充実感を味わえたのではないかと思います。社会の一員として自分が「いる」ということを,ほんの少しですが感じる1日であったのではないかと思います。

 この取組において,ボランティアをしてくださった保護者のみなさんありがとうございました。
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自分が発する「ことば」に責任をもとう

 12月は,人権月間です。人権朝会では,「人を大切にする」ことについて全校で考える場をもちました。だれもが人を大切にしなければならないことは分かっています。でも,どうすればよいのか本当に分かっているのでしょうか。また,「人を大切にする」ということはどういうことなのかを具体的に考えることで,実際に行動に移していけるようにしてほしいと願います。
 人権朝会では,「人権」について考える場をもちました。「人権って聞いたことのある人?」と尋ねると,ほとんどの子どもが手を挙げていました。でも,「人権って,何か知っている人?」と聞くと,数人の子どもしか手を挙げていません。確かに,「人権とは?」と聞かれても,大人でも説明するのは難しいですね。そこで,子ども達に「人を大切にするって,どういうことですか?」と尋ねてみました。「傷つけないこと」「仲良くすること」…という答えが返ってきました。「人を大切にする」方法は様々あります。そんな中で,今日は「自分が発する“ことば”」について考えることにしました。一日中,いろいろな所で“ことば”を発しています。あまり気にせずに発しているかもしれません。
 「ことばのかたち」(おーなり由子作・講談社)というお話をもとに,考えてみました。「もしも 話すことばが目に見えたら どんなかたちをしているだろう」とお話は始まります。話すことばが目に見えたら,形や色はどんなものなのでしょうか。そんなことを考えることなく,“ことば”を発していませんか。あなたが人から“ことば”を受け取った時,きっと目には見えない形や色を感じていることでしょう。「どんなことばを発するか?」ということと同時に,「どのようにことばを発するか?」ということにも注目してほしいのです。「どんな声で」「どんな表情で」「どんな気持ちで」…そのことをちょっとでも意識できると,相手に届ける“ことば”を選ぶようになるかもしれません。そのことが,実は相手を大切にすることにつながるのではないでしょうか。
 
 最後に,「くじけないで」(柴田トヨ作・飛鳥新社)の中の詩「ことば」を紹介しました。作者である柴田トヨさんは90歳を過ぎてから詩作を始められ,詩の中に様々な生き方を描いておられます。
 
 人権朝会での話を受けて各学年・学級で話し合いを行い,12月10日(月)の人権集会で発表することになっています。また,12月6日(木)5時間目の参観授業でも,各学年それぞれに人権に関わる学習を参観いただきます。その後の懇談会にもお残りいただき,子ども達の身の回りの人権に関わることについて,一緒に考える時間をもちたいと思います。各家庭でも,家族の中で「一人一人を大切にできているかな」「相手のことを考えて“ことば”を発することができているかな」と話し合う場をもってみてください。私たち大人も,人権を視点に自らを振り返ることが大切です。「人を大切にできる」人は,実は「自分を大切にしている」人ではないでしょうか。子どもに背中を見せることができる大人として,自分の言動を振り返りたいと考えます。

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