最新更新日:2024/04/26 | |
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学校図書館を効果的に活用しよう
子どもたちは,様々な場面で学校図書館を利用しています。読書のための本を借りることが一番多いでしょう。しかし,その他にいろいろな教科学習において調べる学習をする際にも活用しています。
学校図書館にある図書資料をうまく活用できるように,学年に応じた学習を行っています。 3年生は,百科事典を使う学習を行いました。百科事典は,「どんな意味だろう?」「何のことだろう?」と思ったときに調べるために使います。「索引」という巻があって,どの巻のどのページに載っているかが分かります。「背」を見て探す方法もあります。調べたいことが載っている巻が分かれば,「つめ」で大体のページを探し,「はしら」を見ながら,調べたい事物を探していくことになります。3年生の子どもたちは,調べるクイズが与えられて,百科事典の「はしら」を見ながらページをめくり,その事物にたどりついたら,クイズの答えがどう説明されているか,一生懸命読んでいました。 5年生は,年鑑を使う学習を行いました。「年鑑」とは,1年間の出来事や統計などを記録・解説した図書です。毎年出版されています。目次から「大項目」「中項目」「小項目」と進んで探す方法と,索引から調べたいことを探す方法があります。目次や索引から,書かれているページを見つけたら,そのページを開いて,そこに載っている様々な資料から調べたいことに合ったものを探していきます。今回は,「JR京都駅の年間の乗客数」と「全国の小学校の数」を調べてみました。2008年から2020年の年鑑を使って各グループが調べた数値を表に書いていくと,変化を見ることができました。 どちらの学年も,今回は先生から与えられた課題を調べていましたが,今後,様々な教科の学習の中で,自分が調べたいと思ったことに合わせて,百科事典や年鑑を使うことができるといいですね。 |
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