最新更新日:2024/04/30 | |
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2学期が終了しました
2学期が終了しました。終業式で,今年の様々な出来事を振り返りました。その一つ一つの出来事の中で,自分がどのように行動し,何を得たのか,どのように成長したのか考える機会としました。
学校教育目標に「自分のよさ」という言葉が入っています。「あなたは,自分のよさをいくつ言えますか?」子ども達に尋ねてみました。しばらく心の中で考える時間を取りました。指を折りながら考えている姿が見られました。「3つ以上見つかった人?」と聞くと,案外少なくて,3つ見つからなかった子ども達がたくさんいました。 その後,「めざす子ども像」で挙げている「あいさつ」「そうじ」「自分の考えを話す」の3点から,写真を見せながらみんなのがんばっている様子を伝え,振り返りました。「あいさつ」では,朝のあいさつ運動で,「大きな声で,笑顔で,目を見て」あいさつできているかなと投げかけました。また,5年生はスチューデントシティ学習できちんと挨拶することを学び,6年生は茶道体験で礼儀について学んだことを思い出し,それが日常生活に生かせているか問いかけました。「そうじ」では掃除時間にみんなで力を合わせてそうじするのはもちろんですが,普段からトイレのスリッパの並べ方や昇降口の脱いだ靴の置き方,傘たての傘の置き方など,身の回りの整理整頓について振り返りました。そして,最後の「自分の考えを話す」という点については,1年生から6年生が様々な授業場面で,話したり,発表したり,話し合ったりしている様子を見せながら,自分の考えをうまく話せたかということを振り返りました。 こうして,めあてに沿って一つ一つの活動を振り返ると,きっと一人一人のよさが見つかるのではないかと思います。そこまで話すと,1年生の男の子が「はじめ一つだったけど,よさが4つ見つかった。」とつぶやいてくれました。自信をもって自分のよいところを話せるって素敵なことだと思いませんか。また,自信をもって自分が成長したと言える,そんな「学び」をしてほしいと思っています。 私達教員は,子ども達に様々な力が身に付くように取り組んでいます。通知票でその姿の一端を評価し,伝えています。でも,一番大事なのは,子ども一人一人が自分のできるようになったことやがんばったことを,自信をもって語ってくれることだと思います。子ども一人一人の「よさを磨く」のは,私達教員だけではなく,子ども自身なのです。2学期の終了時に,各家庭で我が子の「よさ」について話す時間をとってみてください。そして,子どもの「よさ」を大いに認めて,ほめてあげてください。 冬休みの間に,平成30年(2018年)が終わり,平成31年(2019年)が始まります。5月には平成が終わり,新しい元号でのスタートとなります。この新しい年を迎えるに当たって,じっくりと自分のことを振り返ってみてください。そして,新しい一歩をどのように踏み出すか考えてみてほしいと思います。年が明けると,3学期が始まります。今の学年を締めくくる学期となります。学校教育目標でめざしている「自分のよさを磨く」「つながりを大切にする」の両面から,自分のめあてをもって新たなスタートが切れるようにしてほしいと思います。 この1年,保護者・地域の皆様方には,朱七教育推進のため,ご支援・ご協力をいただきましたことを心より感謝申し上げます。来年も引き続きご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。 |
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