最新更新日:2024/05/17 | |
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自分から・自分で 考える・○○する
今年のキーワードは,「自分で考える・自分から〇○する」でした。よいことか悪いことかを自分で考えよう,人に言われなくても自分から行動しようと,朝会で声を掛けてきました。また,各教室でも担任から声掛けをしてきました。
毎月の朝会では,子どもたちがしている「自分で考える・自分から〇○する」ことを発表しました。「自分から宿題をしています。」「自分で考えて,ピアノの練習を毎日しています。」「自分から毎日洗濯物をたたんでいます。」「自分で考えてサッカーの練習をしています。」など,子どもが実行していることは様々です。ほとんどの子どもが,全員の前で発表しました。発表するのも指名はしません。自分から進んで発表していました。 子どもたちに自主性・主体性をつけるためには,周りの大人の協力が不可欠です。そしていろいろな仕掛けが必要だと思います。 子どもがすることには時間がかかると思います。洗濯物をたたむのも,大人がすれば早くきれいにたたむことができます。でも,子どもには時間と経験が必要なのです。洗濯物をたたむことを任されていると感じた子どもは,責任をもって洗濯物をたたむでしょう。そして,「ありがとう。助かったよ。」という一言をかけてもらうと,自分は人の役に立つんだと実感していくのです。そういう経験が子どもには大切なのです。そういう小さな積み重ねがあれば,自分から何かをやってみよう,こんなことがしたいと自分で考えられるようになると思います。 4月からは新しい学年になります。こんなことをがんばろう,こんなことをしてみたいという思いを子どもたちはたくさんもっていると思います。そのやる気を大切に,新学年をスタートしてほしいと思います。 保護者の皆様,地域の皆様,今年度も多方面からご協力いただきありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。 校歌のこと Part2
以前,朱雀第六小学校の校歌のことを学校だよりに書きました。その際,校歌に込められた思いや作詞・作曲をされた方の情報を知っておられたら教えてくださいとお願いをしておりましたら,地域の方より情報をいただきました。
作曲者の蔵田 春平さんは,校区に在住されていたそうです。その当時京都市消防音楽団の団長をされていた蔵田さんは,今の星池公園のあたりにあった「京都市消防音楽団」の寄宿舎に住んでおられたそうです。蔵田さんと親交のあった当時のPTA役員さんが依頼してくださったそうです。 創立25周年の新校舎の竣工式で披露された校歌。その竣工式のお写真もいただきました。学校のことを教えていただくこと,大変うれしく思っています。情報をいただきありがとうございました。 本物と出会う
2月の中旬に,5年生が家庭科で「日本料理に学ぶ食育カリキュラム」の学習をしました。京料理の料理人さんや食育指導員さんにお越しいただき,昆布の良い香りが漂う中での学習です。この学習の中では,
味覚教育・・・五感を使って味わう力・安全性を見極める力 食材教育・・・食材の命,食に関わる全ての人への感謝する心 料理教育・・・食べる人のことを考えた調理 食事のマナー 等の力や心を育てることをねらいとしています。 まずは,1時間以上,昆布を弱火で加熱し,だしをとりました。子どもたちは,昆布のだし,昆布とかつおのだし,それに塩としょうゆが入っただしと3つのだしの味わいの違いを五感で感じ,その感想を交流しました。子どもたちの五感はとても敏感でした。 その後,「かぶらとおあげのたいたん」と「お吸い物」を作りました。子どもたちはとても丁寧に盛り付けをしていました。もちろんとっても美味しくいただきました。だしをとる時間も盛り付けをするときも,食べる人のことを思う大事な時間なんだと思いました。 給食でも,和食の献立が増えています。また,毎月「和(なごみ)」献立があり,和食を中心としただしのうまみを生かした献立で食材にもこだわっています。どうしても給食の時間はあわただしくすぎてしまいますが,だしのうまみを味わう機会を各学年でも意識していきたいと思います。 |
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