京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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感じる つながる 自分から 「ありがとう」あふれる御所南の子ども 〜ちがうって すてき ちがうって おもしろい〜

祭のいのち 5年 5

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今日は、菊水鉾に昔から携わっておられる女性の方として豊田さんにお話を伺いました。昔、女性は鉾や山には乗ることができなかったし、囃子方にもなれなかった。でも、今は、ほとんどの山や鉾に女性も乗れるし、女性の囃子方もできてきている。女性は、表舞台に立つことはなかったけれど、祇園祭はいそがしく、そして楽しかった。粽作り等いろいろな役割をこなしていた。私にとっての祇園祭は、人生の一部といってもよいぐらい、私の人間形成と深く関わっていると思うと教えてもらいました。

祭のいのち 5年 4

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南観音山の鉾町に住んでおられ、南観音山と深く関わっておられる木村さんにお話を聞きに南観音山の町会所へ行きました。町会所は、囃子方の練習場でもあり、とても雰囲気のある場所でした。木村さんは、南観音山の水引等を5年かけて制作されたかたでもあります。まず、水引等の制作での苦労話や工夫したところ、大切にしてきた思いなどについておうかがいしました。「これから100年以上、使っていけるものにしないといけないので、材料から吟味して制作した。」「出来上がっても、気に入らないところは何度もやり直したよ。」「100年後の人たちに、笑われないような作品に仕上げようと思った。」「出来上がったときには、大きな仕事をやりおえた喜びでいっぱいでした。」と教えていただきました。また、鉾町に住んでいると、祭の季節は忙しいけれど、町内の人みんなが集まって、協力しながらお祭の行事を進めていくので、楽しく、一体感が出るとも聞きました。その後、倉にしまってある、南観音山の懸想品等も見せてもらいました。

祭のいのち 5年 3

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菊水鉾のはやし方の人々に来ていただき、お囃子の演奏を聴いたり、お話をうかがったりしました。菊水鉾の囃子方の練習の様子や約束事、一人一人のお囃子への思いなどをお話頂きました。代表の川塚さんは、菊水鉾のお囃子は40曲以上あるけれど、それを全部、楽譜を見ないで演奏できるようにならないといけない。鉦を10年やって、その後、試験にうかると笛や太鼓にかわることができる。だから、みんなとっても長い間囃子方をやっている。祇園祭が近づくと忙しくはなるけれど、うきうきするし、楽しい意気分になる。私にとってお祭は、人生そのものであると教えてもらいました。川塚さんのお話を聞いて、子どもたちの思いは、祇園祭そのものよりも、それに携わる人に向けられるようになりました。
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