4年生は,「ごんぎつね」を群読しました。これまで子どもたちは「どうすれば作品の良さが聞いている人に伝わるか」を考え,試行錯誤してきました。また今回は,群読の中に色カードで情景を表す表現を取り入れました。言葉と色カードの2つの表現を使うことはとても難しく,苦労しながらも一生懸命練習してきました。今日は全員が高い集中力をもって臨み,心を一つにして表現し,ごんと兵十の気持ちの変化や,場面ごとの情景を伝えることができました。会場が静まり返り,作品の中に引き込まれていく感覚を子どもたちも感じてくれたと思います。言葉には,人を惹き付ける力があることを実感し,これからも言葉による表現を大切にしていってほしいと願っています。