最新更新日:2024/04/30 | |
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救命救急講習をしました。
今年度,水泳学習が行われるかどうかはまだ決定していませんが,その時に備え,教職員で救命救急講習をしました。例年は,北消防署の方に来ていただき,講習をしていましたが,今年度は,緊急事態宣言中のため,校内のみで行いました。まずは,「緊急時の対応マニュアル〜小学校における水泳指導中の事故に備えて〜」を視聴し,次に心肺蘇生法の確認をしました。最後にグループで役割を決め,実際に心肺蘇生法を演習し,意見交流,振り返りをしました。事故があってはならないのですが,緊急の場合は,教職員皆で落ち着いて対応できるよう確認しました。
GIGA端末を使って
今日の午前中,GIGA支援チームの方にお越しいただきGIGA端末を使って学習をしました。今回は,1年生,2年生,3年生の学習に入って支援をしていただきました。1年生は,「コンピューターとなかよくなろう」の学習で自分でログインしたり,タッチペンを使って絵を描いたりしました。2年生は,生活科のワークシートを使い,思考ツールに分類していきました。3年生は国語科「夏のくらし」の学習で夏のイメージに合うものを思い浮かべ,絵に表しました。子どもたちは,意欲的に学習に取り組んでいました。
人権と性のはなし 温かい学校,そして社会
大人が子どもに話をするとき,相手の気持ちを考えるよう促す場面がよくある。
「言われた人の気持ちを考えてごらん。」 「された人は,どんな気持ちになるかな。」 いろんな人と共に過ごす社会生活の中で,互いを大切にするために,その視点はとても大切だ。 特に自分がマジョリティ(多数派・主流派)の場合は,その視点を大事にしながら,マイノリティ(少数派)の思いを受け止めたい。 例えば,自分は体と心の性が一致している”シスジェンダー”だとする。 この社会では,マジョリティの立場である。 けれど,想像してみよう。 もしそれが,マイノリティの立場だったとしたら…。 「体は男で,心まで男なの!?変なの。」 「心が女なら,体は男であるべきでしょ!」 「体と心の性が同じなんて,なんか気持ち悪い…」 自分をシスジェンダーだと認識している人が,こんな風に言われると”違和感”は無いだろうか。 (自分にとっては,それが当たり前のことなのに…) (だからと言って,自分の思っている性と違う性を振る舞うなんて嫌だな…) こんな風に感じるのではないだろうか。 話を現実にもどす。 たとえ話ではなく,現実に性的マイノリティの人々は,日々そんな違和感やストレスにさらされている。 いや,違和感なんてものではない。 ありのままの自分を,周りの人や親しくしている人,大好きな家族に受け入れてもらえない。それどころか,否定までされたらどうだろうか。 性的マイノリティの人々の話では,子どもの時から自分の性に違和感を抱いくことも多いそうだ。 そんな風に感じる子どもも,言うまでもなく一人の大切にされるべき人間だ。 まして,社会的に弱い立場の子どもが,容赦なく否定され,その結果自分でも自身を否定するようなことは決してあってはならないし,子ども達がそんなことで悲しい思いを絶対にしてほしくない。 学校は,どんな子どもも,安心して楽しく過ごせる温かい場所でありたいと思う。 図書のはなし “待つ”ということ
「待つ」
と聞くと,思いうかべるのは,良いイメージですか? それとも,あまりよいイメージではないですか? この絵本のページをめくると,光溢れる世界でこどもたちが何かを待つ日常の一場面が現れます。 その光は,まるでこどもたちの心を表すかのように,希望で満ちて見えます。 もしかすると大人は,「待つ」というと,我慢やイライラすることを連想するかもしれません。 けれど,子どもにとって「待つ」ことは,何か“楽しみ”を待ち遠しく思う気持ちの方が大きいような気がします。 「時間に追われて…」 「効率よく…」 ということばかりにとらわれず,子ども達のようにゆったりと待つ余裕があると,見えてくる風景が変わるかもしれません。 荒井良二さんの絵本『こどもたちはまっている』 でした。 今年度初めてのクラブ活動
今日の6時間目に今年度初めてのクラブ活動がありました。主な活動内容は,自己紹介をしたり,クラブ部長,副部長を決めたり,1年間の活動計画を立てたりしました。残り時間があれば,新型コロナウイルス感染拡大防止のため,個人でできる活動をしました。
1年生を迎える会
今日の2校時に1年生を迎える会がありました。昨年度同様,各教室で1年生の自己紹介ビデオを観ました。自分の名前や好きなあそび,好きな食べ物などを大きな声で紹介していました。2年生以上は,1年生のビデオを観て,拍手をしたり,笑顔になったりしていました。1年生は,自分たちの自己紹介を観て恥ずかしそうにしたり,うれしそうにしたりしていました。これからも,1年生と一緒に遊んだり,紫明小学校のことを教えたりし,仲の良い学校にしていってほしいです。
図書のはなし 憲法のはなしは難しい!?
憲法のはなしは難しい!
普段使わないような言葉がいっっぱい並んでいて,全部読むなんて絶対無理‼ だから,憲法の話も正直面白くない…。 でも,大切な話らしいから,理解はしたいんだけどなぁ。 という方,是非この本を手にとってみてください。 この『あたらしい憲法のはなし』は,日本国憲法が発布されて10カ月後(わずか10カ月!ということにも驚きますが…)に,文部省から中学生向けに発行されたものです。憲法の内容を分かりやすく解説していて,なんと憲法の話なのにスラスラと読めてしまいます。 そして,何より熱量がすごいです。二度と悲惨な戦争はしない。これからの日本をあなた方中学生も含めみんなでつくっていきましょう。という決意と意気込みがビンビン伝わってきます。その伝わってくるものから,憲法の大切さを感じられます。 中学生向けではありますが,社会科で憲法についても学ぶ6年生くらいなら,読めるのではないかなと思います。 憲法月間の今月,イチ押しの図書です。 人権の掲示板 あなたの幸せは何ですか?
親は,子どもの幸せを願って子育てをし,
先生は,子ども達の幸せを願って教育をする。 では,子どもがどうなれば「幸せ」と言えるのでしょう? 20年ほど前までは,高校,大学に入って,いい企業に就職して,家庭をもって…みたいな分かりやすい「幸せ」に向かって,みんな足並みそろえて進めばOKという価値観でした。 けれど,十人十色。同じレールでは,全員が同じように幸せになれるわけではないということが分かってきました。何に向かい,どんな道を,どのように歩みたいのか,自分で考え行動していくことが,「幸せ」になるためには必要だという理解が広がってきています。 憲法第13条には,「幸福追求の権利」が述べられています。憲法が保障するのは,「幸福追求の権利」であって,「幸福そのもの」ではないのです。なぜなら,幸福の中身は人それぞれ違うからです。 社会や大人が敷いたレールを歩むのは簡単ですが,本当の「幸せ」は,自分が本当に大切にしたいことを見つけ,どのように大切にしていくのか,自分で考え行動した先に見えてくるものなのです。 大人は子どもを心配して,ついつい子どもの前にレールを用意したくなってしまいますが,子ども自身にレールを作らせてみましょう。たとえそれがいびつでも,目的地と違う方向であっても,自分で作るということが重要なのです。 子どもが主体性をもって生きていくことができるようにするために。 大人の役割は,その主体性を忍耐強く育てることと,その主体性を守れる社会を作っていくことではないでしょうか。 憲法月間朝会
今日の1時間目に憲法月間朝会を行いました。Zoom配信で校長先生の話を聞きました。日本国憲法は,日本でみんなが幸せに生活できるようにきめた約束で,憲法で私たちのくらしは守られていることや,学校でも,約束やきまりを守り,みんなが気持ちよくすごせるようにしていってほしいという話がありました。どのクラスも最後まで静かに話を聞いていました。
図書のはなし キャベツぼうし
新じゃが,新玉ねぎ,春キャベツ…
春野菜が美味しい季節ですね! 大きな春キャベツの外葉を剥いたとき,捨てずに子どもの頭にあててみると, 「“ゆうこのキャベツぼうし”みたい!」 山脇百合子さん作・絵(福音館書店)の絵本です。 キャベツぼうしをかぶったゆうこが,出会う動物たちにも一枚一枚あげて,みんなでおそろいのキャベツぼうしをかぶります。 読書経験や学習経験を,実体験に結び付けること。 何気ない日々の中にそんな機会が実はたくさん溢れています。 その経験と体験の結びつきが,子どもの学びを深めていくのです。 子どもが日々経験したり,思いを巡らせたりしていることにアンテナを張り,いろんな体験と結び付けてあげたいですね。 |
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