京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/17
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ともに 〜 つながろう 創り上げよう 〜

1学期終業式での話

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 今日で1学期が終わりました。保護者・地域の皆様には学校へのご理解とご協力をいただき,誠にありがとうございました。

 終業式は体育館に集まらず放送で行い,子ども達に以下のことを話しました。

 今日まで,みんなが本当によく頑張ったこと。毎日元気に登校してくれてとても嬉しく思っていること。今年は1学期の通知票はなく,2学期に,1学期とまとめたものを渡すこと。
 そして,「通知票はないけれど,1学期の自分の学校生活を振り返ってみましょう。」と話しました。新しい学年になった時,「こんなことができるようになりたいな」「こんな自分になりたいな」という思いをもってスタートしたと思いますが,その姿に近づくことはできたでしょうか。休校中にみんなは自分で学習する力を身に付けましたが,学校が始まってからも,それは続けられたでしょうか。

 あるお母さんから聞いた素敵な話も紹介しました。
その子は,毎日学校の宿題をするのが苦手でした。「宿題しなさい!」と言われていやいやながらにすることや,全部できなくて学校に残って仕上げることもありました。でも,ある日から,進んでするようになったのです。もちろん,気分の乗らない日もあって,「はぁ〜,宿題やらな〜。」という雰囲気でしている時もあるそうです。でも,毎日続けています。その子が毎日宿題をしようと決めたきっかけは,先生にはわかりません。でも,どんな理由でも,「自分は毎日宿題をやる!」と決めて実行しているのです。素晴らしいですね。
「宿題って,やるのが当たり前やん。」そう思う人もいるでしょう。人によって「できて当たり前」のことは違うので,そう思う人がいても当然です。
 先生が素晴らしいと思ったのは,その子がこれまで嫌だと思っていたことに立ち向かっていることです。それを続けていることです。自分でめあてを決めて,自分でコツコツとやる。そのことで自分に自信もついてきます。なりたい自分にどんどん近づいていきます。
 皆さんは,どんな自分になりたいと思っていますか。その姿に近づけていますか?
 明日から3週間の夏休みに入ります。ぜひ自分のやりたいことを見つけて,こつこつと取り組み,自分を伸ばしてください。

 子ども達には話していませんが,このお母さんの話を聞いて,もう一つ素敵だと思ったことがあります。それは,お母さん自身が「やって当たり前」で済まさずに,「頑張ってできるようになったんですよ。」と話されたことです。本人の努力を一番理解しておられるんですね。
 3週間の夏休み,子ども達にはぜひ,したいこと,伸ばしたいことを見つけ,チャレンジしてほしいと思います。そして,その姿を,お家の方もとことん応援してあげてください。
 みなさんが健康で楽しい夏休みを過ごし,8月24日に元気に登校してくれることを楽しみにしています。

ヒオウギ(檜扇)

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 毎月,「お花の先生」細江さんが,職員室前に花を活けてくださっています。
 今月はヒオウギ(檜扇)を活けてくださいました。葉が広がった形が,宮中で使われていたヒノキの扇に似ていることから,「ヒオウギ」と名前が付けられたそうです。
 京都では,祇園祭の期間中,魔除けとしてヒオウギを飾る花文化があります。平安時代の書物『古語拾遺』に,ヒオウギが厄除けとして使われたと記されていることから,魔よけの力があると考えられてきたそうです。それが疫病退散を祈願する祇園祭と結び付いたのですね。
 本来なら,今日は前祭山鉾巡行でした。コロナ感染対策で中止となりましたが,このヒオウギが皆さんを厄災から守ってくれますように。そして,私たちも引き続き気を抜くことなく感染予防対策を行い,新しい生活スタイルを進めていきましょう。

子ども達の「素敵」

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 朝,校門に立っていると,子ども達が見つけた素敵なものを見せてくれます。セミの抜け殻,赤ちゃんダンゴムシ,などなど。今日は1年生の女の子が「家に咲いていて可愛かったから,校長先生にあげる。」と摘んできた花をくれました。
 セミの抜け殻も,ダンゴムシも,今日のお花も,子ども達は大事に大事に手のひらに包んで持ってくるのです。小さな生き物を愛おしむ様子が素敵で,心が晴れやかになります。

 教室を回っていると,素敵な場面に必ず出会います。
 その中の一つ,2年生の算数「長さ」の学習での場面。4cm5mm+4cmの計算の仕方を考える活動でした。ほとんどの子は,同じ単位どうしを足すから8cm5mmと答えます。でも,それに納得できない子がいます。4と5と4で13。なぜ13cmではいけないのかと言うわけです。2年生で「同じ単位同士を足す意味」を理解することは確かに難しい。そして,双方が言う理由がよく分からず,??という表情の子も数名。この話し合い,どうなるのかなと見ていて楽しくなり,つい「ええなあ,面白いなあ。」と声に出してしまいました。担任も無理にまとめずニコニコと見守っています。
 子ども達は,何とかその子に分かってもらおうと必死です。色々な子が友達の意見に付け加えや言い換えをして参加してきます。そうしている内に,どちらが正解か分からなかった子が「分かった!」と手を挙げてきました。そして,全員が理解できたところで授業終了。
 自分の言葉で一生懸命説明する子ども達,ここは子どもに任せようと時々軌道修正しながら見守る担任,飛び交う意見を聞いている内に分かった!と目を輝かせる子。「分からへん」ことを大事にしたことで,「分かる」喜びがみんなの中に共有できました。
 紫明小が目指す「認め合い学び合う」姿の一つです。どの学級も,それぞれに合ったやり方で学び合いの姿を目指しています。こういう「素敵」も見ることができるので,教室回りは楽しいです。

7月になりました

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 6月の学校再開から1か月。早いものですね。子ども達は新しい生活様式にも慣れてきたようです。朝,「おはようございます!」と元気にあいさつをしてくれる子もいれば,まだ少し恥ずかしそうにしている子もいますが,授業時間や遊び時間は元気いっぱい!帰るときにはみんなニコニコ笑顔で「さようなら!」とあいさつをしてくれます。この笑顔を見る時が一番うれしい時間です。
 今日は七夕。先日,1年生・ひまわり学級・さくら学級のみんなで,擁翠園からいただいた立派な竹に,紫明社会福祉協議会の方が作ってくださった飾りと自分達が書いた短冊を付けました。自分の夢のほかに,コロナのことを書いている子どももいて,胸が熱くなりました。みんなの願いが叶いますように。
♪ささのは さ〜らさら〜 のきばに ゆれる♪
 南校舎入口の軒端で揺れている,素敵な七夕飾りを皆さんもご覧ください。

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