アートカードを使って

　図工の鑑賞の授業です。絵画や建築物など，芸術作品が印刷されたカードを使って，作品の良さや美しさを感じ取ることを楽しむ学習です。初めは，お題「楽しい感じ」「悲しい感じ」などに合う作品を選び，理由を発表します。色や描かれているもの，その表情など色んな視点で選んでいました。次に，作品に題名を付け，どの作品のことか当てるゲームです。作品の雰囲気や描かれている人物などの気持ちになって考えるなど，想像を膨らましていました。最後は，さらに想像を膨らまし，選んだ作品のストーリーを想像します。どんなことが起こっているか，この後どうなるかなど，アイデアが浮かぶと一気に集中して文章に書き表していました。書き上がると，友達と交流し友達の作品も楽しんでいました。
　初めは，美術館や博物館に行ってもどのように芸術作品を楽しんだらよいか分からないと言っていた子ども達でしたが，これを機に芸術鑑賞も少しずつ自分なりに楽しめるようになってほしいと思います。