最新更新日:2024/04/26 | |
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みんなの力で 〜4年生の取組〜
先日,4年生が校長室を訪ねてくれました。「学校のトイレを美しく使うために,どんなことができるか学級で話し合いました。校長先生にも説明したいので聞いてください。」ということです。
「新しくなった南校舎のトイレをいつまでも大切に使いたい。3月の朝会のトイレのスリッパの話を聞いて,あれはダメだと自分たちも思った。学校全体のみんなできれいに気持ちよく使っていくために,自分たちが気を付けること・できることは何があるだろう。」と考えてくれたのです。汚れを放っておかない,ポスターを作ってみんなに呼びかける,便座にカバーを付けるなどの案を出してくれました。トイレのスリッパを揃えるために,床に足形を貼るという案もあったそうですが,それは「はがれることもあり,逆に汚くなる。そういう物に頼らないようにした方がいい。」と,クラスの中で考え直したそうです。朝会での話を自分事として捉えてくれたことが嬉しく,「誰かに頼るのではなく,自分たちの力でできること,全員が取り組めることかどうかを考えていることが大事だね。」と話をしました。 その数日後,2回目の訪問をしてくれた子ども達。便座カバーを付けることは無理があるので,代わりに消毒液を置いてはどうかと考え直したという報告と一緒に,作成したポスターを見せてくれました。話し合ったことの報告で終わらず,更に練り直し,実行に移している,その主体的な姿に非常に感心しました。この学年の子たちが来年5年生になって,6年生と共により良い学校を目指して児童会を動かしていく,その姿が目に浮かびます。頼もしいですね。主体的な行動の輪がどんどん広がっていくことが楽しみです。 |
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