最新更新日:2024/04/26 | |
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1学期終業式での話
今日で1学期が終わりました。保護者・地域の皆様には学校へのご理解とご協力をいただき,誠にありがとうございました。
終業式は体育館に集まらず放送で行い,子ども達に以下のことを話しました。 今日まで,みんなが本当によく頑張ったこと。毎日元気に登校してくれてとても嬉しく思っていること。今年は1学期の通知票はなく,2学期に,1学期とまとめたものを渡すこと。 そして,「通知票はないけれど,1学期の自分の学校生活を振り返ってみましょう。」と話しました。新しい学年になった時,「こんなことができるようになりたいな」「こんな自分になりたいな」という思いをもってスタートしたと思いますが,その姿に近づくことはできたでしょうか。休校中にみんなは自分で学習する力を身に付けましたが,学校が始まってからも,それは続けられたでしょうか。 あるお母さんから聞いた素敵な話も紹介しました。 その子は,毎日学校の宿題をするのが苦手でした。「宿題しなさい!」と言われていやいやながらにすることや,全部できなくて学校に残って仕上げることもありました。でも,ある日から,進んでするようになったのです。もちろん,気分の乗らない日もあって,「はぁ〜,宿題やらな〜。」という雰囲気でしている時もあるそうです。でも,毎日続けています。その子が毎日宿題をしようと決めたきっかけは,先生にはわかりません。でも,どんな理由でも,「自分は毎日宿題をやる!」と決めて実行しているのです。素晴らしいですね。 「宿題って,やるのが当たり前やん。」そう思う人もいるでしょう。人によって「できて当たり前」のことは違うので,そう思う人がいても当然です。 先生が素晴らしいと思ったのは,その子がこれまで嫌だと思っていたことに立ち向かっていることです。それを続けていることです。自分でめあてを決めて,自分でコツコツとやる。そのことで自分に自信もついてきます。なりたい自分にどんどん近づいていきます。 皆さんは,どんな自分になりたいと思っていますか。その姿に近づけていますか? 明日から3週間の夏休みに入ります。ぜひ自分のやりたいことを見つけて,こつこつと取り組み,自分を伸ばしてください。 子ども達には話していませんが,このお母さんの話を聞いて,もう一つ素敵だと思ったことがあります。それは,お母さん自身が「やって当たり前」で済まさずに,「頑張ってできるようになったんですよ。」と話されたことです。本人の努力を一番理解しておられるんですね。 3週間の夏休み,子ども達にはぜひ,したいこと,伸ばしたいことを見つけ,チャレンジしてほしいと思います。そして,その姿を,お家の方もとことん応援してあげてください。 みなさんが健康で楽しい夏休みを過ごし,8月24日に元気に登校してくれることを楽しみにしています。 |
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