京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/03/12
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新1年生対象 学用品渡し 令和6年3月8日(金)15:00〜16:00  会議室にて 学用品と体育服をお渡しいたします。運動場側の東門からお入りください。

平成29年度  全国学力・学習状況調査の結果

 平成29年4月18日に,本校6年生を対象に,国語A(主として知識に関する問題)・B(主として活用に関する問題)と算数A(主として知識に関する問題)・B(主として活用に関する問題)の2教科の4つのテストと,家庭の過ごし方や家庭学習の時間等を問う調査も実施しました。この全国調査は,毎年実施されているものです。では,今年度の調査結果をもとに,生活習慣と学力の関係等,本校の子どもたちの状況をお伝えします。
国語科より
A(主として知識)問題は,全国平均と同等でしたが,全市平均よりは少し下回っていました。領域で見ると,「話すこと・聞くこと・読むこと・書くこと」については,全国や全市平均を少し下回っていました。漢字の読み書きについては良くできており,全国・全市の平均を上回っていました。これは,普段の漢字練習によるものではないかと考えられます。
B(主として活用)問題は,全国・京都府より上回り,京都市の平均と同等でした。各問題の正答率は全国や全市と比較しても上回っていました。ただ,全国・全市より下回ったのは,記述式の問題で,無解答や途中までしか記述できていないことが,全国・全市より少し多かったことが原因として考えられます。
A・Bの問題とも,「書くことと・読むこと」について伸ばしていきたいと考えています。そのためにも,読書活動をしっかりと取り入れていき,自分の考えや思い等を書く活動を充実させ,最後まであきらめずに問題に向き合おうとする意欲をさらに育んでいきたいと考えています。
算数科より
 A(主として知識)問題は,全国よりも上回っていましたが,全市よりも少し下回っていました。正答率は8割を越えており,2問を除いては,全国・全市より上回っていました。これは,普段の授業の中で,自分の考えを図に表すことや考えたことを話し合うことをどの学年でも大切に行ってきた成果だと,今後も引き続き取り組んでいこうと考えています。ただ,下回った2問(「分数」と「正五角形」)の問題については,問題の意図が十分捉えきれていないようなところがあったので,今後も定着が図れるような技能面も伸ばしていきたいと考えています。
 B(主として活用)問題は,全国平均と同等でしたが,全市平均より少し下回っていました。算数科のB問題も,国語科のB問題と同じで,各問題とも全市平均とほぼ同じような正答率ではありますが,記述式の問題において無解答もしくは,途中までしか記述できていないことがありました。計算技能だけでなく,自分の考えを書いたり説明したり,話し合ったりまとめたりする活動を今後も大切に実践していきたいと考えています。
学習状況調査から
 学習状況調査の項目の中に,国語科や算数科に対する問いがいろいろあります。その項目の中に,「国語の勉強は好きですか」と「算数の勉強は好きですか」という設問があります。国語については全国・全市より少し下回っているのに比べ,「算数の勉強が好きだ」と回答してくれている子どもが全市・全国をかなり上回っていることは,本校が算数科の校内研究を5年間続けてきた成果だと思っています。また,「好きな授業がありますか」という設問も,全国・全市に比べてかなり上回っていました。
本校だけでなく,京都市の全ての学校で,道徳や英語,その他にいろいろな教科を決めて校内研究(授業研究)を実施しています。それは,指導者が子どもたちに教える授業力をアップしていくためのとても大事な研修です。先日も,3年生の公開授業がありましたが,子どもたちは自分の考えたことをまとめたり,上手に説明したりしていて,楽しく授業を行っていました。校内研究の授業は,教師だけでなく,子どもたちも大きく成長させています。
ただ,気になるのが,家庭学習の時間が極めて少ないことです。特に復習については,全国・全市に比べかなり下回っています。また,家庭での読書も同じことがいえます。また,「家で宿題をする」設問は,全国・全市と同等でした。このことから,きめられたこと,与えられたこと(宿題等)は,頑張っていますが,計画的に学習をしている子は5割ぐらいしかいないようです。中学校に向けて,自ら考えて家庭学習ができるように,今後も取り組んでいきたいと考えています。
保護者の皆様へ
 全国調査は,子どもたちの学習状況を知り,子どもたちの力をさらに伸ばしたり,課題を解決したりしていくためのものです。結果が学力の全てではなく,また順位を競うものでもありません。学校・家庭・地域で,地道に積み重ねていくことで学力は定着していきます。今後も,子どもたちの健やかな育ちと学びの環境づくりにご協力をお願いいたします。
             【柊野だより 11月号の裏面に掲載】
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